• 週末を利用して四国の山々を歩いています。

■高仙山 (広野登山口)627mとと二本杉 @香川県

■2021年1月3日 日曜日 曇り時々晴れ

※道の駅「ながお」方面からは大窪寺への分岐を過ぎ右折※塩江方面からはR193沿に「高仙山・二本杉」の案内板がありますが「広野登山口」へ行くには案内板の方へは行かずR377「大窪寺」方面へ入り大窪寺への分岐の手前を左折する方が道幅も広く走りやすいです。R193沿い「高仙山・二本杉」の案内板方面からだと細いクネクネ道を走る事となります。「二本杉」へはR193沿い案内板から入ります。

************************************************

※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)

**********************************************

駐車地点11:15 広野登山口(石灯篭)11:30 高仙神社12:00 展望所 昼食 出発13:10 高仙山三角点13:20 高仙神社 広野登山口(石灯篭)13:50 駐車地点14:10

■歩行時間 約3時間(昼食含む)

*********************************************

2021年の初登り、さてどこへ行こうか・・・・今年は雪がたっぷりありそうだけど「てんきとくらす」では「登山指数C」・・・・と、いう事で無理せず、里山歩きに決定!以前登り、ず~っと気になっていた「高仙山」・・・というのも低山なのに展望が素晴らしく感動した山。もう一度あの展望を見たい・・・・という事でR193を脇町方面へ・・・途中「高仙山・二本杉」という案内板で左折・・先日来の冷え込みで道端には薄っすらと雪が残っています。津柳地区へ入り、まずは「熊野神社の二本杉」を見学

兄弟杉、双杉とも 称し熊野神社の神木として今より800年前、筒井氏の祖先が植えたと伝えられるもこの二本杉前すでに二本の杉の大樹がここにあり二代目として里人の尊崇を受けている。二本揃ってこれだけ太く美しいのは県内に無く天然記念物に指定されている。樹高45m 太さ大は10m 小は7m 今から140年前、参道の整備をした際、二本の根部が接しあっていた為、高く石垣を設け樹間を通行出来るようにした。尚、社殿の後方30mの地に千両樫あり 昭和55年11月吉日 二本杉記より

高く石垣を設けて樹間を通れるようにしたとの事・・・杉が更に成長を続け石段が押されている?荘厳な雰囲気がなんとも言えません・・・コロナの影響で氏神様への初詣は自粛していましたが、ここが私達の初詣となりました。勿論、誰も居ません(^^;

熊野神社の横の車道を歩いても高仙山に登れるようですが、広野登山口から登りたいので県道263号を鹿庭三差路方面へ向かいます。途中、展望の良い場所があり高松市街や奥には女木島がキレイに見え、新年早々清々しい気分になりました。

分県には「鹿庭三差路」から歩くように書かれていますが、時間も無いので車で広野登山口へ・・・・ところが鹿庭三差路から広野登山口までの車道、本当に香川県の道?と思うほど対向が出来ない幅のクネクネ道(途中、交わす場所有り)が続きます。こんな道を運転する位なら歩いた方が良かったかな・・・・・花折集落を過ぎ峠を越え道幅が広くなりホッとした場所が「広野地区」です。手入れが行き届いた田畑、後ろに見えるのは今から登る「高仙山」です。なんてのどかな風景・・・

二本杉・高仙山と書かれた「案内板」の横に駐車し出発・・・高仙山へ向かって出発です。

道なりに進んで行くと「三木ふるさと自然のみち」という道標が見えて来ました。ここは「三木高仙山深山のみち」方面へ進みます。

思わず左へ進んでしまいそうですが、ここは直進

石垣があるお宅の横に猪除けの柵があります。柵を開けて入るか横から入ります。柵を開けて入った場合は、キチンと閉めて下さいね。

本当にこの道で合ってるの?と思いながら進むと「三木高仙山深山のみち」の道標がありました。

やっと登山口の目印である石灯篭発見!歩く人は少ないのか荒れ放題です・・・確かに山頂まで車で上れるので歩かないですよね

多少荒れ気味ですが、ふかふかの落ち葉を踏みしめながら登って行きます。所々に残雪があり風が冷たい・・・・

石灯篭から25分・・・傾斜が緩くなると「池」が見えて来ました。以前は「高仙寺」があったそうなので、その名残?でしょうか・・・・

車道?に飛び出ると家族連れにお会いしました。山頂まで車で上り参拝に来られていたようです。私達が登って来るとビックリされていました。驚かせてスミマセン・・・高仙神社に着きました・・・・

手水鉢の水は触ってもびくともしない位凍っています・・・

車のタイヤの跡があるという事は、ここまで車で来れる!という事ですよね・・・・高仙神社は1701年創祀され、「雨乞いの神」といわれ、人々からは竜神さまとも言われている。三木町13ヶ村の雨乞いの祈祷所としても知られている。町中が雨が降らず雨乞いをお願いしなければならないので、たんに奥山、広野地区だけの神社では無いと言う事になる。また山の神の娘神である木花開那姫命を祀り山の神としての信仰はもとより安産の神とされ特に妊婦からの尊崇は厚い・・・・

神社の横からは三木町の街並みが一望出来ます・・目の前には分県ガイドの表紙に載っている「嶽山」

高仙神社を後に山頂公園方面へ進みます・・・途中、見晴らしの良い場所からはクレーター五座や堂山・六ツ目山・屋島・五剣山など香川の里山が一望出来ます、更に奥には番の洲や飯野山まで見えています。まさに讃岐平野の展望所です。

少し藪っぽい「展望所」と書かれた方へ進んで行くと、こちらは志度町・庵治町方面の展望台、奥にはナント小豆島が見えています。

山頂広場まで引き返すとツルウメモドキのドライフラワー

キャンプ場にて、久しぶりにプリムスでお湯を沸かしますが・・・ガスが残り少なかったのか、なかなか沸きません(^^;テルモス山専ボトルもお手軽ですが、その場で沸かした方がより熱々で食べる事が出来ますね

誰かが作った雪だるま・・・・かわいい~

昼食後、三角点へ向かいます・・・山頂広場から数分で・・

高仙山・四等三角点

讃岐山脈縦走路ロングトレイルと書かれた板

山頂広場にかわいいモニュメントがあったので、ついついパチリ

山頂には、ちょっとした売店がありますが冬場は休み?以前登った時もあったっけ?レポートを見たら以前からありました(^^;

元来た道を引き返すと、私の車の前にもう一台駐車されていました。山頂広場でお会いした親子かな?

わずか三時間ほどのお手軽山歩きでしたが、山里の風景に山頂からの展望・・・香川の里山の中でもトップクラスの山だと思いました。次回は鹿庭三差路から歩いてみたいものです・・・・

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です