:■裏寒風山・トンネル口@愛媛県・高知県
■2020年8月29日 土曜日 晴れのち曇り
************************************************出発8:30 第一展望所9:40 第二展望所10:05 苔むしたブナ林11:05 西峰(昼食)12:30 寒風山山頂13:15 桑瀬峠14:40 登山口15:30
■歩行時間 7時間(昼食・花散策・小休止含む)
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この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000（地図画像）、数値地図50000（地図画像）及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)
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8月最後の週末、エントツ山さんの案内で裏寒風へ行く事となりました。裏寒風といえば西尾根ルートは登った事がありますが、トンネル口からは登った事がありません・・・鎖があるだの急登続きだのと、キツイウワサばかり・・・私でも登れるの？今日はエントツ山さんはじめ、むらくもさん、アカリプタさん、ピオーネさんもご一緒していただけるとの事なので、なんとかなるかな？今日もコロナ対策として各自現地集合です。全員揃ったのでエントツ山さんの車でトンネルを抜けます。このトンネル歩くと15分位かかるので大助かりです。今日は蒸し暑く、たっぷりと汗をかきそう～^^;トンネル口から上を見上げるとゴツゴツとした岩場が見えます。まさかあの岩場は登らないですよね・・・・
エントツ山さんを先頭に出発・・・・
最初のポイント、炭焼き跡
登り一辺倒の道を登って行きます。すでに汗ビッショリ・・・高山なので少しは涼しいかな？と思っていましたが、まだまだ暑いです。一つ目の鎖場をなんとかクリアし二つ目の鎖場・・・エントツ山さんが邪魔になるストックを持って下さったので、なんとか登る事が出来ました。
登っても登っても急登が続きます。ときおり笹を掴んで登る場所や四つん這いじゃないと登れない場所が現れ私が「この急登どこまで続くん？」と言ったら、むらくもさんが「ず～っとじゃわ」とつれない言葉・・・・言われたとおり、ず～っと続きました(^^;
約一時間で、第一展望所といわれる場所に着きました。あまりにの伊予富士の美しさに大感激！しんどさが一気に吹き飛んだ瞬間でした。ふと横に見える桑瀬峠はこの場所よりまだ高い場所に見えます・・・一時間強、急登を頑張ったのにまだ桑瀬峠より低い場所に居るという事です(^^;
シコクママコナとアキノキリンソウ
エントツ山さんとアカリプタさんの前には立ちはだかる岩峰、こちらから眺める寒風山は岩・岩・岩の荒々しい姿です。
桑瀬峠が目線に近づいてきました
第二展望所・・・チャボツメレンゲの楽園
このルート唯一の道標が見えてきました。あまりにも右へ行かれる人が多いのでＨ氏が取り付けて下さったとの事
足場の悪い沢を抜けると束の間のトラバース
ここから先はガレ場の連続です。浮石が多く一歩踏み出すと足場が崩れなかなか進めません・・・写真を撮る余裕も無く慎重に進みます。途中、大きな浮き石を落としてしまいヒヤッとしましたが幸い後続者は居なかったのでセーフでした。この音に、むらくもさんは、誰か滑落したのかと思いビックリされたとの事、スミマセンお騒がせしました。それ位、浮石の多い場所なので要注意です。
苔むした雰囲気の良いブナ林に出ました。このルート唯一の開放的な場所・・・ここで小休止
この目印から左方向へ・・・・
ヨメナ？
レイジンソウ
トリカブト
西尾根ルートと合流し、最後のロープ場を登ると西尾根へ飛び出しました。ここまで四時間、ウワサには聞いていましたが登り一辺倒の登山道・・・・足が攣りそうになりながらも、なんとか登れて良かったです。
西尾根で昼食！吹く風が爽やかで生き返ります・・・・
天気が下り坂なのか、どんどんガスが湧いてきます。
青空が少なくなりました・・・・・早く下らないとひと雨きそう・・
とりあえず山頂は踏んでおかなくっちゃ！笹ヶ峰は見えません・・ここのところ笹ヶ峰が見えた事が無いような気がする(^^;
写真だけ写して下山です。正規登山道のなんと歩きやすい事か・・咲き残りのシコクフウロが目を楽しませてくれます。
岩場へ寄り道・・・・テバコマンテマ群生
タカネマツムシソウもなんとか残っていました。
桑瀬峠が近づいてきました・・・・
ススキも穂を出し・・・・
桑瀬峠で最後の休憩です・・・・・
寒風山から笹ヶ峰へ向かいテン泊予定の登山者(雨、大丈夫でしたか？)
桑瀬峠から下山していると雨がポツポツ・・・登山口へ着く10分前には土砂降りの雨になり北海道の二の舞になってはいけないとカメラとスマホをザックにしまい、川のようになっている登山道を慎重に下山。慌てて東屋に飛び込みました。全身びしょ濡れ(^^;なんとか全員無事に下山しアカリプタさんが持ってこられたアイスコーヒーで至福のひと時です。東屋から眺めると高知市内は青空・・・どうも山間部のみ雨が降っているようです。
なかなか止まないので、タオルでざっと身体を拭き解散！西条市内まで戻ってくると雨のかけらも無く、入野ＰＡで着替え、やっとさっぱりしました。しかし「恐るべし裏寒風」夏の終わりにふさわしい登山となりました。案内頂いたエントツ山さん！同行頂いた、むらくもさん、アカリプタさん、ピオーネさん、ありがとうございました。2020年夏、よく遊びました
□本日出会った花達********************************
・テバコマンテマ ・フシグロセンノウ ・アキチョウジ
・イワギク ・アサマリンドウ ・ホツツジ
・カラマツソウ ・シオガマギク ・ソバナ
・ミヤマツチトリモチ ・ヤマジノホトトギス
