※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)
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境目の大イチョウ 8:00 中尾峠 8:25 縦走路入口 8:26 北市場・三角点 10:05 定久・三角点(昼食) 11:20/11:50 林道 12:15 上畑山・三角点 13:40 鵜峠 16:15 旧国道歩き 鵜の田尾トンネル 17:05
■歩行時間 約9時間(昼食・小休止含む)
■平面距離 15.1km 累計高度(+) 1,303m 累計高度(-) 1,310m
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今回のルートは阿讃縦走路の中で一番アップダウンがあるルートと聞いています・・・なので雨の後は絶対に歩きたく無いなぁ~と思いつつ延び延びになっていました。今日は一日「晴れ」予報、絶好の登山日和なので行くなら今日!と思い決行する事にしました。keitannさんと7時に「鵜の田尾トンネル」で待ち合わせ1台デポ、私の車で「境目」へ移動・・・「境目」は未踏の地、いったいどんな道?と思っていたところ、思いの外走りやすく鵜の田尾トンネルから境目までは約7kmほどでした。途中、大窪寺へ至る分岐があり、大窪寺から先へ走った事が無かったので、どこへ続く道なんだろう?と思っていた事が解明しスッキリしました。出発地点である「境目の大イチョウ」は徳島県に入ってすぐにありました。伝承では、戦国時代、大坂夏の陣を戦った生駒讃岐守の弟・甚助正信は、徳川方の豊臣残党狩りを逃れてこの地に隠れ住んだが、発見されてこの大銀杏の下で切腹して果てたといわれています。イチョウの前には小祠が作られており、乳神さんとして古くから祀られており、樹齢は600年といわれているそうです。
大イチョウの向かい側には「水準点」まであり、三角点好きの私には良いスタートとなりました。
皆さんのレポートを握りしめ8時、いよいよ出発です・・・まずは白鳥温泉方面へ・・・
四国のみちの道標もあります・・・
しばらくは車道歩きです・・・車道といっても、ほとんど車は通らず、山里の風景を楽しみながら、のんびりと歩きます
道端のお地蔵様がいい雰囲気です
途中「カフェのうさぎ」という文字が目に止まりましたが残念ながら今日はお休みのようでした・・・今度、行ってみようと思います。
道沿いに進んで行くと「阿讃山脈縦走路」の案内板、あれっ!皆さんのレポートでは二つ目の橋を渡り池の畔から適当に取り付くとされていましたが、なぜか縦走路の入口に来てしまいました。慌てて地図を確認すると、どうも「カフェのうさぎ」の手前を右へ入るのが正解のようでした。どうやらカフェに見とれ、よく地図を確認しなかった為、ここまで来てしまったようです(^^;
目と鼻の先には「中尾峠」と書かれた案内板
「四国のみち」の案内板も有りました
さて、ここまで来てしまったので引き返そうかな?と思いましたが、せっかく縦走路の入口があるので、ここから出発する事にしました。縦走路と書かれた付近は数台、車を駐車出来るスペースがあります。ここから登ると、県境から少し外れますが、細かな事は気にしない気にしない・・・・
ひとつのピークに登り切ると、東方向に向きを変え(道標有り)快適な道を進みます
右手に池が見えて来たので、正しい県境は、この方向らしい・・・・
多分、ここへ上がって来るのが正解?のようです
ウバメガシの快適な縦走路を進んでいると突然目の前に、こんな光景が現れました・・線路は続くよどこまでも~♪なんだ延々と続く階段・・・・
「一ノ坂 1/3」という事は、まだまだ続くという事?
最近、設置されたらしく真新しい塩ビのパイプと金属のパイプで出来た階段です。この階段のおかげで滑らず登る事が出来ました。設置して頂いた方に感謝です。
もしかして、皆さんが言われていた急登、階段のおかげで楽に登れるかも・・・・・と思ったのが大きな間違い、急登はここだけでは無かったのです(^^;
滑りやすそうな部分も階段が設置されていて助かりました
途中、開けた場所から女体山方面・・・・
ヤブツバキ、春も近づき、やっと色が付いたものを見る事が出来るようになりました
やっと「ニノ坂 2/3 」ここまで、結構な急登でしたが、まだ坂がある?
三ノ坂 「激坂倶楽部」?絶対に入会したくない倶楽部だわ(^^;
快適な階段は、ここまで・・・・階段の材料が置かれていました。持ち上げて、みると結構、重く、ここまでよく担ぎ上げた?のかと思うと頭が下がります・・・・・
ここから先も更に急登は続きます・・・木に摑まらないと、ズリズリ落ちそうです・・・せめてロープが欲しい~
なんとか登り切ると、「北市場・四等三角点」に着きました・・・・多分、ここまで階段を設置する予定かな?
点名の案内板もあります。ここで小休止・・・すでに汗ビッショリです
小休止後、出発~今までの急登に比べると天国のような道です。眼下に林道?
と、思っていたら、こんな注意板がありました・・・・ここまでバイクや自転車で来るの?
眼下には、三本松の町?
砂防工事をした斜面が見えてきました。さっきの林道は工事の為の林道だったのでしょうか?
大内ダム?という事は笠ヶ峰や本宮山が見えているのかな?
定久・四等三角点
ここも点名表示あり・・・まだ半分も歩いてないけど、ここで昼食にしました
青空が嬉しい・・・・
30分も休憩し、出発です・・・先は遠い・・・目の前に立ちはだかる山、次のピークかな?
一旦、林道に出ました・・・・
林道の先の資材置き場からの虎丸山かな?
林道から縦走路に戻ります・・・・・少し藪っぽい場所を抜けると・・・
岩がゴロゴロした場所に出ました・・・今までの縦走路とは少し違った雰囲気です
アセビが今にも満開になりそう・・・・
雰囲気の良い場所を通過します・・・・
上畑山へ・・・・という案内板があったので寄り道する事にしました
分岐から10分弱で上畑山・二等三角点
分岐まで引き返してオヤツタイムです・・・・冷たいフルーツがおいしい季節になりました。ここで本日の行程の2/3位でしょうか・・・
しばらく快適な道が続きます・・・・
夏場は少し藪っぽい場所?
林道への分岐
以前は上畑山の表示があったのでしょうか?こんな案内板がありました
地図上では大した急登は無いと思っていましたが、何かに摑まらないと登れない急登・・・・ここもロープが欲しかった~
御所三角点への分岐
分岐を過ぎると、地図を見て覚悟していた急降下地点に出ました・・・こんな急降下、どうやって下りようか・・・
尻セードしたり木に摑まって下りたり・・・・写真ではわかり辛いですが、とにかく滑りまくりです(^^;ここもロープが欲しい~
もう急なアップダウンは無いハズです。こんな立派な大木もあります
いよいよ旧道への下りでしょうか・・・・
茅場を下ると・・・・・
旧国道に出ました・・・・やれやれです・・以前エントツ山さんが歩かれた時は酷い藪だったらしいですが今は、刈られ歩き安くなっていました。整備して下さった方に感謝です。
これから長い長い旧国道歩きです・・・・・
手入れされなくなると、こんな姿に・・・・少しずつ山に戻っています
前回は真っ暗で良く見えませんでしたが、ここなんて国道がすっぽりと落ちています
なんとか明るいうちに「鵜の田尾トンネル」まで戻ってきました
阿讃山脈縦走路「1」、アップダウンがキツイルートでしたが、なんとか歩く事が出来て良かったです。なんとか今年中には県境歩きを完歩したいものです。Keitannさん、最後まで宜しくね