※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)
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川俣ダム8:50 一本松越(小休止)9:40/9:55 四等三角点「畑」10:25 大山越11:00 大山(昼食)12:00/12:30 天狗岳・四等三角点13:25 天井・三等三角点15:00 丸住・四等三角点16:50 旧国道登山口17:00 鵜の田尾トンネル18:00
■歩行時間 約9時間(昼食・小休止・旧国道歩き含む) ◎距離 15.9km 累計高度(+)1290m 累計高度(-)1280m
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野暮用と天候不順が重なり約一か月振りの山歩き・・・・今回は一本松越から鵜の田尾トンネルまで歩く予定です。鵜の田尾トンネル、香川県側、通行止めになっている林道入口に一台デポし引田町・川俣ダムへ移動・・林道入口にもう一台停まっていたので、この方も県境歩きでしょうか?
鵜の田尾トンネルから約30分で川俣ダムに到着・・・準備しているとkeitannさんが「右足を二足持ってきた!」と言われるでは(^^;これでは撤退かな?と思っていたところ「なんとか歩けます」との事・・・大丈夫でしょうか???
奥まで車で行けそうでしたが、ここに駐車し出発・・・・
ダムから奥へ進み古い?橋を渡ります
清水3林道(起点)の案内板、ここから奥は通行禁止になっていました
通行止めの手前に小さく「一本松越」の道標・・・・前回、登った時は、この道標が見つからず、おまけに藪化していたので登山口がわからず右往左往した場所です。今日は道標もあるうえ藪も刈って下さっていたのですぐにわかりました。
登山口付近は相変わらず藪っぽいですが、しばらく進むと明確な登山道が現れ歩き安くなりました
途中にある貴重な道標・・・・心無い人に落書きされています。こんな場所まで来て落書きするとは意味不明です(^^;
膝に優しい道を進んで行くと、沢の源頭部らしき場所に出ました
ひと登りで一本松越に到着・・・・一本松越(いっぽんまつごえ)は、徳島県板野郡板野町黒谷と香川県東かがわ市川股の境界にある峠。標高約390m。以前は阿讃を結ぶ主要道だったとの事。源義経の軍勢が屋島を目指した際、弁慶率いる別働隊が越えたとか・・・・開けた場所なので、「樫ノ休場」のように、この付近も茶店があり行き交う人の休憩場所だったのでしょうか・・・・
天保12年と彫られたお地蔵様、源義経や弁慶も見守ったのですね・・・・
「赤だに」「くろだに」・・・「くろだに」は徳島県板野郡板野町黒谷の地名から?「赤だに」は??
一本松越は「大山」と「鉢伏山」との分岐、今日は大山方面へ進みます・・・・
残雪が残る山道を歩いていると石に彫られた「大山○」という文字「大山寺」?この石碑もかなり古そうです
ここのところ悪天候が続いていたので久しぶりの青空に心が逸ります
四等三角点・畑・・・・本日一つ目の三角点です
ご親切な案内板・・・これなら見落としませんね
車道が見えてきました・・・ここは覚えがあります。ここが「大山越」
縦走路は車道の向かい側から入るようです・・・ここでも親切な案内板、ありがたい事です
前回は、たしか、この車道を歩いて山頂へ行ったような気が・・・・・
ここから急登の始まり・・・・ロープに助けられなんとか登ります・・・このルート一の急登でした
この辺りは電気工事?に使用するビニール紐です
石垣が見えてくると急登も終了
ここから大山までは平坦な道・・・標高700m近くになると一面雪
大山のシンボル鉄塔広場
一等三角点・大山
風も当たらずポカポカ陽気なので、ここで昼食にしました
四国に二基しかない「天測点」天文測量を行う測量標
国内48点中、現存しないものが5地点。残り43点のうち四国には「大山」と高知県「五在所森」様々な形があるようですが「大山」のように八角柱の形をしたものが多いそうです。
相変わらず気持ちの良い青空が広がっています・・・まだ先は長いけどkeitannさん、大丈夫かな?
冬枯れにアセビが色を添えてくれます
鳥の足跡?かなり大きい鳥のようです
一旦林道?に出て、再度山へ入ります・・・こんな所、バイクや自転車が走るの?マムシは仕方ないけど・・・
登り切ると「天狗岳」
確か三角点があるピークだと思うのですが・・・・道標の後ろ側の小高い場所、雪の下にありました。天狗岳・四等三角点
天狗岳を過ぎると、しばらくは林道歩き・・・・
途中で山道へ復帰し黙々と進んで行きます・・・・途中、木々の間から瀬戸内海?が見え隠れします
特に変化の無い道を進んでいると石の間を通る箇所がありました
今日、初めての絶景スポット、三本松付近?
絶景箇所を過ぎると、こんなに大きなヌタ場、まるで大浴場のようです
やっと四つ目の三角点、天井・三等三角点
ここにも山名板と一言ノート、どうも最近整備されたようです
ここから先、基本的には下りのハズですが・・・・地図には載ってないけど千足ダムへの道
写真ではわかり辛いですが、岩場の急降下・・・・積雪があり滑りそう~
いつの間にか鉄塔保線路となっていました
ご神体は麓へ下ろされたのでしょうか・・・・中は空っぽでした
鉄塔がありました
西讃の県境とは違う「縦走路」の案内板
兼弘温泉 R318への下山路・・・温泉、つい下山しようかと思いますよね
石に彫られた何かの印?
本日ラスト、丸住・四等三角点
丸住・四等三角点を過ぎると後は旧国道へ下りて駐車地点まで戻るだけです・・・少し藪っぽい道を下ります。道はしっかりしているので迷う事はありません・・・・
17:00 丁度、旧国道まで下りて来ました・・・・
12月の17:00なので早くも薄暗くなっています。明るいうちに車まで戻れると良いのですが・・・・鵜の田尾トンネルが出来るまでは、国道318号に指定されていたが、特に阿波市土成町吉田から東かがわ市兼弘間の7.2kmは見通し悪く、山間部特有の急カーブの連続、狭い道幅、冬季の凍結などがあり、交通の難所だったそうです。1986年にトンネルが完成してからは通る人も居なくなり現在は所々崩落し歩きにくくなっています・・・途中で暗くなったのでヘッドライトを出し足元に注意しながらトンネルを目指します・・・・こんなに荒れているとは知らず、車道歩きの約4kmなら40分位で歩けるだろうと思っていましたが、結局、一時間も掛かり18:00 鵜の田尾トンネル手前の駐車地点まで戻って来ました。途中、暗くなるわ雨は降り始めるわと心が折れそうになりましたが、なんとか歩き通せて良かったです。右靴を左足で履いたKeitannさんは、もっと大変だったとおもいますが、よく頑張りました。次は、急登・急降下の連続が続く、境目→鵜峠かな?もう一度、旧国道を歩かないといけない(^^;