まずは三伏山2615mへ

身軽になり三伏峠出発
足元には霜柱、昨夜は大鹿村では8度だったので
この付近は更に寒かった事だろう
程なく荒川岳・烏帽子岳への分岐
お花畑と書かれているので夏場なら間違いなく見に行ったと思う
三伏峠からわずか10分で三伏山山頂に着いた
ここからの展望は素晴らしくついつい長居してしまう場所
振り返ると三伏峠小屋が小さく見える


▲荒川岳方面との分岐


▲三伏山から見た三伏峠小屋


▲三伏山山頂
後ろに見えるのは烏帽子岳


▲荒川三山・赤石岳方面


▲奥に中央アルプス

■次に本谷山 2658mへ
三伏山からいったん鞍部まで下り
本谷山へ向かって登り返す
途中、夏場はお花畑なのだろうなぁ〜と思う場所を
黙々と登って行く、かろうじてタカネマツムシソウが二輪だけ咲き残っていた
途中、展望の良い岩場に寄り道
針葉樹が多いのか終盤なのか紅葉はイマイチの感じ
小一時間掛かり本谷山到着!ここで昼食
ここも三伏山ほどではないが展望が素晴らしい
甲斐駒ケ岳・仙丈に小さく北アルプス
槍ヶ岳が目印になり山座同定しやすい


▲本谷山へ向かいます


▲このルート唯一の花^^;


▲本谷山を目指して登って行きます
結構キツイ


▲塩見岳が近付いてきました


▲本谷山山頂と三角点

■塩見小屋へ向かう
昼食後、またまた鞍部まで下り塩見小屋を目指して登り返す
鞍部まで下りると、しばらく緩やかなトラバース道が続く
こんな道ばかりだといいんだけど^^;
この幸せは長く続かず、また樹林の中の登り
塩見新道分岐という案内板が見えてきた
塩見新道も崩壊の為、通行禁止になっているようだ
ここを過ぎると少しずつ展望が開けてきた
歩いて来た稜線がはるか下に見える、奥には北アルプス
谷間に川が見えるのは南荒川?
ヘロヘロになりやっと塩見小屋到着
宿泊申し込みをすると
元気なお嬢さんから携帯トイレの説明を受ける
塩見小屋では携帯トイレを使用し使用後のゴミはヘリで下しているそうだ
宿泊者には男性1枚、女性3枚頂ける事になっている
男性は携帯トイレを使用しなくてもよいトイレがあるので1枚との事
実際に使用してみたが特に違和感も無く快適だった
次に500mlの水を下さった
ここには水場が無いので1時間半位下りた場所から
汲んできているそうだ。足らない分については購入する事になっている
そして今日の寝床へ案内された
私達の寝床は本館?の横の簡易小屋
詰めれば20人位は寝る事が出来そうな広さの所に10人弱
ぎゅうぎゅう詰めという最悪の事態では無く一安心


▲ほとんど案内板は無いのですが・・・


▲ナナカマドの紅葉


▲ナナカマドの実と葉っぱが落ちたダケカンバ


▲塩見新道との分岐
塩見新道方面は通行止め?ロープが張られていました


▲本谷山から歩いてきました


▲川が見えているのは南荒川?


▲やっと塩見小屋に着きました^^;
しんどかった〜


▲塩見小屋売店

■いよいよ核心部へ
時間は三時前、ここから山頂までは約一時間
往復すると日没ギリギリになる
明日にしようか迷ったが、明日も快晴とは限らないので行く事にした
ここまでに自分の体力の限界まで使い果たした感じだが
もう一頑張り・・・・・・・・休み休み進む
ハイマツの道が終わるといよいよ岩場歩きとなる
慎重に足を進め一つのピークを登り切った
山頂かと思ったら目の前にさらに険しい岩場
え〜っここを登るん?と思ったが登ってみると足場がちゃんとあり
落石にさえ注意すれば問題無い岩場だった


▲塩見小屋の横から山頂を目指します


▲空気が薄いのか、なかなか足が進みません


▲岩場になりました


▲こんなおもしろい岩もあります


▲奥に見えるのが天狗岩
天狗岩を越え更に進みます


▲目の前にまたまた岩場が見えた
ここを登り切ると西峰

■日本の屋根
やっと塩見岳・西峰 3047mに到着!
強風が吹いているが見晴らしは抜群
荒川三山・赤石岳・聖岳・白峰三山と南アルプスを
代表する山々が一望出来た
そして奥にどっしりとそびえる富士山!
まさに日本の屋根という言葉がピッタリの風景
この風景を眺めていると、いつかは日数を掛けて
ロング縦走をしてみたいという欲求にかられる
目と鼻の先にある東峰 3052mへ進む
早く下りないと日没に間に合わなくなるが
素晴らしい風景についつい長居してしまった


▲塩見岳・西峰 3047m


▲蝙蝠(こうもり)岳へ続く稜線
後ろに富士山


▲塩見岳・東峰 3052m


▲北岳へ続く稜線

■日没ギリギリに塩見小屋まで下山
大展望を堪能し下山
岩場を慎重に通過し日没と追いかけっこしながら下りて行く
pm5:00 日没ギリギリに塩見小屋まで戻ってきた
夕日ショーを楽しんだ後、夕食


▲この付近の岩は赤色


▲塩見小屋まで下りて行きます


▲PM5:00 日没です

■塩見小屋での夕食
今日は宿泊者が多いらしく二度に分かれての夕食
私達はpm5:20 からの部
今日のメニューはレンコンと里芋のフライをはじめお蕎麦まで付いていた
ご飯、味噌汁はお代わり自由
ここの食事は色々な食材を利用し工夫され、とてもおいしかった
多種多様がモットーとの事
食事が終わると後は寝るだけ・・・・・・・
明日もいい天気になるといいなぁ〜


▲塩見小屋の夕食
レンコン・里芋のフライがメイン
お蕎麦も付いていました質素ながらもおいしい食事でした

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