寒さで何度か目が覚めたもののなんとか寝たようです 周りの話し声が聞こえはじめたので目を覚ますと 周りはすっかり明るくなっていました とりあえず荷物を整理し朝ごはんです 朝食後、外へ出てみると素晴らしいモルゲンロート 今日もいい天気になりそうです♪ さぁ〜今日は憧れの奥穂へアタックです しかし周りを見渡すと一面゛雪゛ 山頂へはパノラマコースと涸沢小屋経由の2コースあるハズですが 登山道がわかりません^^; 雪が深いようなら岳沢コースは諦めないといけません ヒュッテの方に登山道情報をお聞きすると稜線上は積雪は無いとの事 じゃあ岳沢ルートで下山と決定し荷物を背負って出発です もしピストンなら重い荷物はここへ置いて行こうと思っていました まずは涸沢小屋を目指して登って行きます |
am6:15 涸沢小屋へ着きました ここのテラスから眺める穂高連峰は最高! 少し登っただけなのに涸沢ヒュッテもはるか下に見えます ピークを目指す山歩きもいいですが いつの日かこのテラスでのんびり過ごすのもよさそうです 涸沢小屋を後にし雪渓を登って行きます 雪が融け始めていたのでアイゼンは不要でした 結構キツい登りですが気温が低いのか汗は出ません パノラマコースと合流するとザイテングラートは目の前です |
ザイテングラートとは、「側稜」、または「支稜」といった意味のドイツ語で 稜線へ向かって真っ直ぐ上に伸びる巨大な岩の塊をさす言葉です その名の通り厳しい岩場が続きますが不思議と怖さは感じませんでした |
ザイテングラートを登り切ると穂高山荘が見えてきました すると穂高山荘の方より゛今からヘリコプターが来るので 帽子等吹き飛ばされないよう注意して下さい゛との事 しばらく動けないので小休止 数分後、岐阜県警のヘリコプターが飛んできました どうやら荷物を運んで来たようです ヘリコプターをこんなに間近で見たのは初めてなので ついつい興奮してしまいました(笑) しかしヘリコプターが近づくと強風と共に砂礫が舞い上がり 少し怖いものがありました |
ヘリコプターの荷揚げ?を二度ほど見させて頂き ようやく空身で涸沢岳へ登って行きます 岩だらけの道を登るにつれ360度の展望が広がってきました 槍ケ岳・常念岳・立山・・・・・・ 北アルプスを代表するそうそうたる山が見えているハズなのですが 同定が出来ません^^; 奥には富士山まで見え大感激です 穂高小屋より約25分で涸沢岳山頂到着です こんなに展望がいいのに涸沢岳へ登る人は少なく 私達と北穂から縦走されて来られた二人の四人のみでした |
展望を満喫し穂高小屋まで下ります |
小屋の前で行動食を取りいよいよ奥穂へ向かいます・・・・・・ |