■今日もいい天気♪

昨夜は疲れもあり爆睡、
女性だけの部屋はマナーの良い方ばかりで快適に過ごす事が出来ました
私が迷惑をかけていたらどうしょう^^;
朝四時に起き、出発準備
笠ヶ岳から周回されたという隣の方は、
今日は下山するだけなので、もう少しゆっくりされるとの事
邪魔しないように、そ〜っと出て行きます
談話室で持参したパンで軽い朝食
朝食も終りいよいよ出発です〜


▲鏡平山荘のメニュー
どれもおいしそう〜ポップが上手♪

■弓折岳へ向かう
日が昇る前の登山道は涼しくて歩きやすい
やっぱり少しでも早出した方が楽に歩けますね
登山道沿には赤く熟したナナカマドの実
これを見ると秋だなぁ〜と感じずにはいられません
弓折岳手前、いよいよ御来光です
今日も暑くなりそうな予感^^;
弓折乗越に着きました
数名の方が休憩中〜私達も休憩する事にしました
周囲を見渡すと夏の花秋の花が咲いています
なんだか得した気分になり心も逸ります


▲日の出前の槍穂方面
眼下に鏡平山荘が見えています


▲ナナカマドが色づいて・・・・・・
秋ですねぇ〜


▲日の出です!今日もいい天気になりそう〜


▲弓折岳へ続く道


▲ミヤマトリカブトが沢山咲いていました


▲トリカブトとサナシナショウマ


▲弓折乗越


▲双六小屋へ向かいます
真新しい材木が置かれています
何か修繕するようです

■双六小屋へ向かう
さてここからは初めて歩く道・・・・・・・なんだかワクワクします
双六小屋まで続く道沿は、ず〜っとお花畑♪
今の季節でこれだけ花が多いのなら7月から8月中旬までは
いったいどんなお花畑になっているんだろう?
これは是非、もう一度訪れなくっちゃね
途中、Keitannさんが西方向に見えている山は何山?
と気になっていたようなので通りかかった登山者に確認すると
「白山」との事!
こんなに近くに見えるなんて・・・・・・と少し驚かれていた
白山も思った以上に大きな山塊
花の季節にもう一度歩きたい山!
行きたい山が有り過ぎて身体がいくつあっても足りません^^;


▲振り返ると笠ヶ岳へ続く稜線


▲解放感たっぷりの場所
こんな場所でのんびりするのもいいね


▲花見平
一面お花畑の風景♪見てみたいものです


▲チングルマの綿毛と槍ヶ岳


▲一番奥に見えているのは白山


▲双六小屋が見えてきましたよ〜
奥に見えるのは鷲羽岳その奥が水晶岳


▲ここのナナカマトも色付き始め・・・・・・

■双六小屋でまったり
鏡平山荘から約三時間で双六小屋に着いた
コースタイム二時間十分だから、どれだけのんびりと歩いた事やら
花が多いコースなので、私達にしたら当然?という事かな
とりあえず双六小屋へチェックイン
出来れば鷲羽岳へ行きたい旨を伝えると
ここから四時間半かかるので、今からでは無理と言われた
確かに鷲羽岳へ行くのなら昨日のうちに双六小屋まで登っておかないとね
三俣蓮華岳までなら余裕との事で、とりあえず
双六岳→三俣蓮華岳→三俣山荘でケーキセットを食べ
双六小屋まで戻るという予定を立てた
ところが予定通りとはなかなかいかないもの^^;
まずはここで腹ごしらえ
外のテラスで鏡平山荘で作ってもらったお弁当を広げます
いい天気なので、双六小屋の従業員の方が布団干しをしています
今夜はふかふかの布団で眠れそう〜うれしい〜


▲双六池・テン場・双六小屋


▲双六小屋の方
従業員に見送られて出発していました
足元は長靴(>_<)


▲朝から大勢の登山者で賑わっています


▲鏡平山荘のお弁当


▲天気が良いので布団干し日和ですねぇ〜

■まずは双六岳へ
双六小屋の横から双六岳へ向かいます
少し登ると明日歩く予定の樅沢岳のジグザグの登山道が見えます
いやぁ〜なかなか登り堪えがありそう〜
20分ほど登ると、分岐
稜線ルート・中道ルート・巻道ルートとあるようです
私達は稜線ルートを登り三俣蓮華岳まで行き
巻道ルートで戻って来る予定
思っていた以上に岩ガラガラの道を登ると
写真で何度も見た風景、双六台地の奥に槍ヶ岳がデーンと見える風景
そうなんです、この風景が見たかったんです
昨日の鏡池に続いて、この風景!
もう十分満足です・・・・・・
双六岳山頂は双六台地のどこかにあるのかと思っていたら
更に登った場所にありました
ここからの風景は、今年の山の日にNHKで放映された
「北アルプスドローン大縦走」で見た風景
周りの方もその話題で持ち切りでした
この大展望に皆さん、笑顔・笑顔・笑顔
本当にいい日に登ったものです


▲いよいよ双六岳へ向けて出発です


▲少し登ると眼下に双六小屋
奥に樅沢岳へのジグザクの道


▲ハイマツが広がる稜線


▲双六岳周辺は様々なルートがあるようです


▲こんな岩がガラガラの道もあります


▲ミヤマダイコンソウと槍ヶ岳


▲アオノツガザクラもまだキレイでした


▲そしてこれが夢にまで見た風景
ひの風景が見たかったんです


▲今日の主役はトウヤクリンドウ


▲双六岳山頂/中俣岳・二等三角点


▲ここまで登って来ると明日歩く予定の
西鎌尾根も見えます

■三俣蓮華岳へ向かう
あまりにの絶景に双六岳山頂でのんびりし過ぎました
次の目的地、三俣蓮華岳へ向かう事にしました
三俣蓮華岳までは平坦な道を進むのかと思っていたら
結構、アップダウンがあり思った以上に時間が掛かってしまいました
でも、相変わらず気持ちの良い稜線
黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳と百名山が手に取るように見えます
おかげで位置関係が随分明確になりました
いずれにせよ、黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳
どこから登っても遠いという事ですね
手強し日本百名山!
やっと三俣蓮華岳が見えてきました
三俣とは、長野県・富山県・岐阜県の県境という事
三県の県境に立っているとは、なんだか不思議な気分です
ここから、台地のような場所に建物が見えるので聞いてみると
「雲ノ平山荘」との事・・・・・・・・・・・
と、言う事はこの台地が日本最後の秘境、雲ノ平という事
ここも、いつかは行ってみたい場所です


▲三俣蓮華岳へ続く稜線


▲少しだけ雪渓が残っていました


▲どこまでも歩けそうな気持ちの良い稜線
双六岳から意外と距離がありました


▲三俣蓮華岳山頂


▲三俣蓮華岳山頂/三ツ又・三等三角点


▲三俣山荘が小さく見えます
奥は鷲羽岳


▲手前の台地が日本最後の秘境「雲の平」
雲の平山荘が小さく見えています
奥に見えるのが薬師岳

■三俣山荘へ向かうものの・・・・・・
三俣蓮華岳から急降下し三俣山荘を目指します
地図では三俣蓮華岳から三俣山荘まで30分、という事になっていますが
私達の足ではもっとかかりそうです
たとえ三俣山荘まで行く事が出来たとしても
ケーキセットを食べる余裕は無さそう・・・・・・・
ケーキセットは諦めて巻道を双六小屋まで戻る事にしました
巻道といってもアップダウンがあり、なかなか双六小屋まで辿り着きません
黙々と歩き巻道分岐まで戻って来た時にはホッとしました
ここまで戻ると双六小屋は目の前です


▲午後になってもいい天気です


▲三俣峠
三俣山荘まで行こうとしたけど時間切れでアウト
ケーキセット♪食べたかったなぁ〜


▲中道を通り双六小屋まで戻ります
黄色はバイケイソウ


▲カラマツソウの群生

■優雅にワイン
双六小屋ではまたまた女性だけの部屋でした
今日は布団も一人一枚
女同士ワイワイと会話が弾み楽しい夜になりました
ケーキセットは食べ損ねたものの今日もいい一日になりました
なんとか携帯も繋がり夫も無事に穂高岳山荘に到着しているとの事
明日は再会できるかな?


▲双六小屋の夕食
今夜はワインを頼みました

この日出会った花達♪


・ミヤマガラシ             ・ホツツジ           ・イワツメクサ

・ウサギギク         ・ミツバオウレン           ・キヌガサソウ

・ミヤマコウゾリナ          ・クルマユリ          ・ミヤマリンドウ
 
・ヨツバシオガマ        ・テングノコヅチ               ・ハクサンフウロ

・ヒョウタンボクの実        ・ハリブキの実      ・アカバナシモツケソウ

・クロトウヒレン         ・シナノキンバイ         ・イワギキョウ

・ハクサンイチゲ         ・ウメバチソウ        ・トウヤクリンドウ

・ミヤマダイモン゛ソウ・ミヤマアキノキリンソウ・ミヤマキンポウゲ他

明日はいよいよ槍ヶ岳へ向かいます