洞雲山 361m 飯神山(いかみやま) 237m
 ■香川県
 ■2018年1月20日(土)晴れ



※洞雲山と飯神山の位置関係



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)

  出発am10:30-隼山大師堂am10:40-洞雲山(霊場)am11:00-洞雲山(山頂)am11:45
  出発pm0:00-碁石山(霊場)pm0:30-出発地点pm0:40

  ■歩行時間 約2時間(小休止含む)

  登山口pm2:45-ロープ場pm3:00-山頂(大岩)pm3:10-出発pm3:45-登山口pm4:00

  ■歩行時間 約1時間15分(小休止含む)



ランチ付、ゆるゆる山行

先週は10時間の歩きだった
少々疲れ気味なので今回はゆるゆる山行とする事にした
行き先は・・・・・・・久しぶりに小豆島の山もいいなぁ〜
どうせ行くのならランチとセットで行こう!
今回は岡山からワンワンさんも同行される事となり
女子四人旅になった。楽しみ〜
まずはランチのお店をネット検索
小豆島といえば島宿「真里」のランチが有名だけど
一人5000円はちょっと贅沢かな?
じゃあ創作料理「野の花」は?
こちらも感じの良さそうなお店
しかも一人、1280円なのでお手頃価格♪
早速、予約の電話をすると12時からは予約で一杯なので
1時でどうですか?との事
じゃあ1時でお願いします!と言ったけど山の予定が狂ってきた
予定ではam9:30に池田港に着き、飯神山をピストンし
お昼頃に「野の花」へ行き、食事の後、洞雲山と碁石山へ行く予定だったが
時間の関係で碁石山は難しくなった
なにはともあれフェリーの中で作戦を練り直す事にした
am8:32発、池田行きフェリーに乗船
フェリーに車を乗せると高いのでバスでの移動も考えたが
四人で割り勘すれば、いいかという事になり結局、車で移動する事にした
やはり車があれば便利です
フェリーの中で作戦会議
まずは洞雲山へ行き、時間があれば碁石山まで足を延ばす
無ければ途中で下りてランチへ行く
ランチの後、飯神山へ行く!という結果になった
約一時間で池田港着
まずは洞雲山の登山口である隼山大師堂を目指す
前回登った時は坂手のバス停から歩いたけど今回は車で移動するので楽です^^;
隼山大師堂下の広場に駐車し出発
まずは隼山大師堂に参拝です
以前訪れた時もひっそりとしていましたが、更にひっそりとしています
こんな立派なお寺なのに後継者が居ないとは残念です


▲隼山大師堂・奥にピークが見えているけど霞んでいます


▲岩場にくっついて隼山大師堂本堂


▲弘法大師像が沢山置かれていました


▲ボタンヅルの綿毛


▲本堂にお参り


▲イスの木と虫瘤(むしこぶ)


▲赤いサザンカ

■ところで洞雲山登山道は?
隼山大師堂を後にし先へ進むと讃岐10景展望台に着いた
ここからは二十四の瞳で有名な岬が見えますが今日は霞んでいて残念
さらに進むと、夏至観音が祀られている岩場が見えてきました
早速近くまで登り参拝
この夏至観音は夏至前後の50日間ほど、午後3時に光線の具合で
岩影が観音様の姿になるとの事
毎年、夏至の頃になるとTVで放映されているのを見ます
一度下りて、洞雲山寺へ・・・・・・
岩の中に祠があり荘厳な雰囲気です
参拝後、さらに進んで行くと、女性二人組の観光客とお会いした
色々と話していると、洞雲山寺の上が洞雲山なので
行き過ぎているんじゃない?という話になり慌てて分県を確認
なるほど、夏至観音への入り口から入り、途中から右へ入る道があるようです
一度、登っているのにすっかり登山口を忘れているとは
自分でも呆れました^^;
気を取り直して登山道へ・・・・・・・・・・
これが足元が悪いうえにウバメガシの落ち葉で滑りそうです
途中、展望が良い場所があったので寄り道
ここからは電線が邪魔する事無く坂手の町から延びる半島方面が大絶景でした
足元が悪いのでウバメガシにつかまりながら進みます
この登山道、樹木が無いと滑って登れないかも知れません


▲こんな遍路道を歩きます


▲立派な道しるべがあります


▲讃岐十景展望台ですが霞んでいて残念
坂手の町の奥に二十四の瞳で有名な岬


▲夏至観音
夏至の日に観音様が見えるそうです


▲夏至観音まではこんな道を登ります


▲洞雲山(霊場)


▲岩場に祀られています


▲五鈷杵が置かれていました
持ってみると重く、持ち上がりません


▲山頂へ向かう途中の岩場から
ここからは電線も無く絶景です
二十四の瞳で有名な文教場がある岬が見えます


▲ウバメガシの急登を登ると

■洞雲山山頂
短時間の登りでしたが汗ビッショリで山頂着!
山頂からはさらに絶景が広がっています
そして四国の山とは思えないような岩山の数々
アルペン気分たっぷりです
ここで水分休憩、オヤツも・・・・・と言いたいところですが我慢・我慢
この後、美味しいランチが待っていますよ〜♪
水分補給後、碁石山方面へ進みます


▲洞雲山山頂


▲手前が碁石山・奥に見える岩山が大嶽


▲眼下に坂手の町


▲大きな奇岩


▲奇岩の間から大嶽


▲碁石山への縦走路へ向かいます

■下山道がわからない^^;
ランチの予約の関係で碁石山へ向かう縦走路の途中から
浪切不動明王方面へ下山するつもりです・・・・・・・が分岐がわからない
GPSで確認し、多分ここらしいという場所を下ります
でも道が荒れていて踏み後等は一切ありません
前回、下山した時は踏み後や赤テープがあったように思いますが・・・・
30分ほど下ると、碁石山霊場に出た
あれっ!思っていた場所と違う
前回、私が碁石山霊場と思っていた場所は、どうも「浪切不動明王」だったらしい
今回、辿り着いたのが、碁石山寺
少し手前を下ってしまったようだ
またまた失敗^^;
でもここから駐車地点までは670mなので
ランチの時間にドンピシャ!
結果的には、いい場所に下りたようです
思っていた場所は更に奥なので、遅れる旨の電話をしないといけないところでした


▲道無き道を下りて行きます


▲浪切不動明王へ下りる予定が
碁石山霊場へ下りてしまいました^^;


▲弘法大師像
桜の季節に訪れると桜に囲まれた弘法大師様を見る事が出来ます


▲コンクリート道を歩いて駐車地点まで戻ります


▲駐車地点まで、わずか670mの地点でした

■「野の花」の美味しいランチ♪
ランチはオリーブ公園近くの「野の花」
駐車場はほぼ満車、お店の周辺には沢山の人が歩かれています
やっぱり人気店のようです
入口を入ると感じの良い店主?が迎えて下さった
案内された席につき、しばらくすると12時からのお客さんが帰りはじめ
静かになった店内でのんびりと過ごす事が出来ました
料理には小豆島名産の「そうめん」「オリーブ」「もろみ」等が使用され
工夫されているのがよくわかりました
こりゃあ人気が出るハズだと納得
店内も庭もセンスが良くオススメです


▲創作料理「野の花」


▲小豆島の食材が使われていました


▲女子が好きそうな庭でした



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)

■飯神山(いかみやま)って?
ランチを堪能後、本日二座目の飯神山(いかみやま)へ・・・・・・・・
この山は「小豆島元気ブログ」に掲載されていた山
展望の良さと春のミツバツツジがオススメポイントとの事
春には山がピンク色に染まるらしい
「野の花」から約10分で登山口に着いた
登山口付近は広くなっているので数台の駐車は可能のようです
今度は、登山口表示があるので大丈夫そう〜
歩き始めて数分で飯神山の全貌が見える場所に出た
山頂付近は岩が多く、楽しみです


▲飯神山登山口
こちらはちゃんと道標があります


▲飯神山全貌が見えてきました
頂上付近は岩のようです

■山頂は?
背丈ほどのスズタケの中を進んで行く
でも刈ってくれているので歩きやすい
刈られてない時はこのスズタケを掻き分けながら山頂を目指したのかな?
ちょっとしたロープ場もあり、なかなか楽しい山
山頂に近付くと大岩が現れはじめ展望が開けてきた
午後になり、少し霞みも取れ絶景を堪能しました
ピークらしき場所に着いたので
GPSで確認すると国土地理院の地図には室生三等三角点188.7mに飯神山
名が付いているが地元では最高点237.3mを飯神山と呼び登っているそうだ
飯神山のレポートに、
三角点は荒れていて眺望もなし、マニアでない限り行く必要はありません
と書かれていたうえ、時間の関係もあり、ここでまったりする事にしました


▲スズタケが生い茂っていますが、ちゃんと刈られています


▲ちょっとしたロープ場もあります


▲岩場に立つワンワンさん


▲眺めはバッチリですが・・・・・やっぱり霞んでいます


▲大岩が見えてきました


▲眼下に池田湾


▲こんな大岩もあります


▲大岩の先に見えているピークが室生三等三角点があるピークかな?

■「愛を叫ぶ」大岩の上でまったり
大岩に攀じ登ると上は「平」になっており
10人位は座れるスペースがあった
言わずともここからの展望は最高〜
五剣山や屋島方面も見えました
ポカポカ陽気の中、おやつタイムです♪
大展望を眺めながらのおやつタイムは至福時間
ゆったりとした時間が過ぎて行きます
次回はツツジの季節かな?


▲飯神山のピークの大岩


▲飯神山に登ってくれてありがとう!
山頂の巨石から「愛を叫ぶ」と願いが叶うという伝説があります
と書かれていました!ロマンチック♪


▲山頂の大岩の上は平になっていて
10人位は座れそうな場所でした



▲飯神山山頂の大岩の上でまったりと過ごす

■島を後にする
pm5:10のフェリーで小豆島を後にしました
明日は霊場開き、今年も沢山のお遍路さんが小豆島を歩かれる事でしょう〜
小さい頃、母親に連れられて遍路道の一部を歩いた事があり
なんとなく岩場や海岸沿いが多かった記憶があります
もしかすると洞雲山寺や碁石山寺へはるか昔立ち寄った事があるのかも知れません
小豆島の霊場や山!まだまだ面白い場所が沢山あるようです
ますますじっくりと歩いてみたくなりました


▲池田港のアイドル

2011年1月22日の洞雲山・碁石山