※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)
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4/7 自宅19:30 高松西IC 松山IC 宇和島フェリー乗り場 出航23:50
4/8 臼杵到着2:15 えびの高原(霧島ジオパーク)7:00 出発7:35 硫黄山火口展望所8:15 五合目8:40 山頂9:10/9:30 韓国岳避難小屋10:25 東周りルート 大浪池避難小屋11:35/11:55 西周りルート 韓国岳避難小屋12:25 県道登山口13:15 えびの高原13:25
■歩行時間 約6時間(昼食・小休止含む)
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コロナも少し落ち着いてきたうえ、この週末は快晴予報、これを逃す手は無いと思い、金曜日に有休を取得し木曜日の夜から鹿児島方面へ行く箏にしました。フェリーを利用すれば少しは「楽」かな?と思い、八幡浜から臼杵行きのフェリーに乗る予定です。出航は23:50なので、余裕をみて19:30頃自宅を出発しました。途中、豊浜SAで夕食を済ませ一路、八幡浜への予定が、「松山IC~大洲IC間工事の為通行止め」と出ているでは~~まぁ時間に余裕があるので大丈夫!松山ICで下りて、下道を走り八幡浜へ向かいましょうか・・・・ナビに導かれ「夕やけこやけライン」と書かれた海沿いの道を走ります。真っ暗で何も見えませんが、昼間はさぞ美しい風景なんだろうなぁ・・22時半頃、八幡浜フェリー乗り場に着くと、フェリー乗り場がオシャレな建物になっていてビックリ!今年の4月1日に移転したばかりだそうです。ピカピカの待合室で時間をつぶし、予定通り23:50出航・・・・・翌2:15に臼杵着、船内はガラガラ状態で手足を伸ばして横になれましたが、ウトウトしただけで熟睡は出来ませんでした。船内が明る過ぎて眠れないのか久しぶりの遠征に気が高ぶって眠れないのか・・・・・臼杵からは東九州道に乗り宮崎を目指します。真っ暗な中、対面道なので慎重に走ります。ところが「延岡南IC~日向IC間、工事の為通行止め」宮崎まで、高速道路をスムーズに走る予定でしたが、ここでも下道へ下りる事となり意気消沈・・・・・やはり夜は通行止が多いですねぇ~・・・・・私の下調べ不足でした(^^;気を取り直し暗い中、韓国岳登山口である「えびの高原」を目指します。やっと明るくなり・・・・・・7時過ぎに「えびの高原」に無事に到着・・・・実に出発してから約12時間近くかかっています。やっぱり宮崎は遠いです(^^;・・・駐車場に着くと、すでに数台駐車されています。さすが日本百名山、日本各地から来られているようです。ここで標高1200m・・・山頂か1700mなので500mの登りかな?
駐車場には「噴火警戒レベル」が表示され新燃岳は「レベル2」と書かれ獅子戸岳へは通行禁止となっているようです・・・噴火しないでよ(^^;
真っ青な空、気分が高揚します・・・・
駐車場で朝食を食べ7:35いよいよ出発・・・・・わかりやすい案内板があります
歩き始めてすぐに溶岩が流れた跡でしょうか・・・・自然公園なので自然のまま残っています。
しばらくは遊歩道を歩く事となります
こんな歩きやすい道が続きます・・・・・でも硫黄の臭いが気になります
ここにも「噴火警戒レベル」の注意書き・・・・・
遊歩道も終わり、ここからは階段を登る事となります・・・・・
「キリシマミズキ」「トサミズキ」に比べると少し小ぶり?
嬉しい事にミヤマキリシマが少しだけ咲いていました。ミヤマキリシマで山がピンク色に染まる姿を一度見たいと思いつつ、なかなか実現できません・・・・・
硫黄山火口展望所に着きました・・・硫黄山 (いおうやま)は 、 宮崎県 えびの市 にある標高1317m の山。 活火山 である 霧島火山 において最も新しい火山で、種類は 溶岩ドーム。最近では2018/4/19に噴火したそうです。
不気味な音をたてて白い噴煙が黙々とたなびいています。今にも噴火しそうで怖いです。その場をさっさと退散しました。でも本当に噴火したら逃げる事が出来ないんだろうなぁ~
火山ガスが立ち込め、決して良い条件では無い土地なのにツクシショウジョウバカマが沢山咲いています。四国で見るショウジョバカマに比べて小ぶりで、ふっくらした感じです。
三合目まで来ると岩ガラガラの道になってきました。
眼下に駐車地点が見えます・・・・あそこから登って来たのねぇ~
さらに標高を上げると硫黄山の向こう側に不動池が見えて来ました。
もうすぐ五合目・・・・・相変わらず岩ゴロゴロの道です
五合目に着きました。真新しい「休憩所」中に入ってみると清潔でゆっくり出来そうです。でも、ここでゆっくりしたくない・・・・この付近から風の向きが変わったのか硫黄の臭いがしなくなりました。
七合目・・・・展望が開け爽快に歩けます
眼下に大浪池が見えて来ました・・・・池の周りに道が見えるので歩けそう・・・・
九合目・・・・・山頂まで後少し・・・・
滑落防止?の柵が設置されています・・・確かに柵が無いとガスの時、滑落しそうです
獅子戸岳は入山禁止
韓国岳の火口
韓国岳山頂1700m/西霧島山・一等三角点 浮かれていたのか、三角点を大きく写すのを忘れ大失敗(^^;
大浪池
噴火レベル2の新燃岳と後ろに高千穂峰・・・・思っていた以上の雄大な風景に感激もひとしおです。
20分ほどのんびりし、時間も早いので大浪池方面へ下る事にしました。
こんな階段が設置されています・・・・この階段が無いと、火山岩で出来た、小石の滑る事・・・注意して歩いてもズルズル滑ります。こんなに滑るものだとは~ものすごくありがたい階段です。
大浪池まで0.7km・・・・結構、長く感じました。
段差が大きい階段が続きます・・・・・
やっと避難小屋まで下りて来ました。ここで小休止・・・・
東周り西周り共に2kmと書かれていたので2km位ならなんとか周回出来るかな?・・・・・ここで大きな勘違いをしいてました。一周2kmでは無く4kmでした(^^; 2kmというのは半周の事のようです。一周すると約1時間30分かかります。
そんな事とは知らず東周りで出発・・・・・
韓国岳山頂から眺めた時は、ほとんどアップダウンの無いルートかな?と思っていたところ、結構なアップダウンです・・・・やっと展望の良い場所に出ました。思っていた以上の規模です。大浪池(おおなみのいけ1411m) は水面の直径約650m、ほぼ円形の火口湖、山頂火口湖としてはわが国最大の山頂湖との事
歩き堪えがあるなぁ~と思いつつ歩いていると何か黄色の花が見えます、近づいてみるとナント、マンサクの花です。それも数輪では無く、数え切れないほどあります。後で知ったのですが、ここはマンサクの群生地だそうで例年であれば3月中旬に見頃を迎えるようですが今年は寒かった為、今が丁度見頃との事・・・・・これには大喜び疲れが吹っ飛びました。赤星山で見た時はグレーの空だったけど今日はブルーの空、黄色が映えます・・・・
次から次へと現れるマンサクに足が進みません・・・・・
ついつい何枚も撮影してしまいます
ふと足元を見ると、今度はハルリンドウが咲いているでは・・・・・今回の山旅は火山を登るので植物を期待して無かっただけに大興奮・・・・本当に来て良かったです。
大浪池避難小屋が見えて来ました。
マンサクの次はミヤマキリシマ、オオヤマレンゲと咲くようです
この付近が、もっとも大浪池に近い場所でしょうか・・・・・ここでやっと半周です。
韓国岳を眺めながら昼食にします・・・・・大浪池登山口バス停からだと登り約40分下り約30分だそうです。マンサクが見頃だった為か韓国岳よりも大浪池の方が圧倒的に登山者が多いような気がします。
昼食後、残り半周します・・・・・ここにも木の階段
やっと韓国岳避難小屋がある分岐まで戻って来ました。ここから県道登山口まで戻ります・・・・
タチツボスミレ
笹の立ち枯れが酷かったので調べてみると、鹿害だそうです。この日は鹿を見る事は無かったけど四国同様、ここも酷い状態でした・・・・・
下山なので下り一辺倒かな?と思っていたところ甘かった・・・・
アップダウンを繰り返し、やっと県道まで戻って来ました・・・・
10分ほどで駐車した「えびの高原」に着きました。
晴天の下、雄大な霧島山を見る事が出来て大満足、また予想外のマンサクを見る事が出来て、なんだか得した気分です・・・・今夜は指宿の温泉に入り明日は開聞岳へ向かいます・・・・