※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)
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林道入口 10:55 登山口 11:15 葦嶽山山頂 12:10 鬼叫山(巨石群) 12:30 葦嶽山山頂(昼食) 12:55/13:35 登山口 14:15 林道入口 14:25
■歩行時間 約3時間30分(昼食含む)
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例年であれば岡山へセツブンソウを見に行っているけど、今年は状態がイマイチという事で趣向を変えて広島県総領のセツブンソウを見に行く箏にしました。山陽道から尾道道(無料区間)を走り三次東JCTから中国道へ、庄原ICで下り総領へ・・・・・「道の駅・リストアステーション」で情報収集後セツブンソウ自生地へ向かいました。まずは領家八幡神社の自生地へ・・・・・次にもう一ヶ所を散策、残雪の中、変わり種のセツブンソウを楽しむ事が出来ました。自生地周辺はまだ雪景色・・・
豪華?な狛犬
セツブンソウ
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セツブンソウ見学後、葦嶽山登山口へ・・・・標高を上げるにつれ路面には積雪、おまけにガードレールの無い山道なので慎重に走り、なんとか林道入口に到着。林道へ入ろうかと思いましたが一台も走った形跡が無いので林道入口に駐車し、ここから歩く事にしました。私達が準備しているとご夫婦?が来られ先に出発されました。でもストックも持たず、かなり軽装です・・・・・もう一台、単独の男性も来られ、この方はなんと、街歩き用の靴に手提げ袋というスタイルです(^^;この山って、もしかして公園散歩レベル?
林道入口・・・・まぁハイキングコースと書かれてますがね(^^;
数分歩くとでなぜ林道を一台も車が走ってないのか、わかりました。そりゃあ通れませんよね
林道を歩く事、約20分で登山口に着きました。山頂まで1600mと書かれています。初めての山なので楽しみです。
5分ほどで展望が開けた場所に出ました・・・・この付近は風の通り道なのか30cmほども積雪量があり、一番に歩かれた方は苦労されたと思います。
トレースが無ければ少し大変な場所
日差しが当たる部分は地面が見えています・・・・春山の雰囲気ですねぇ~
分岐には案内板、何本かルートがあるようです
ここまでアイゼン無しで歩いてきましたが、ちょっとした急斜面でズルリ・・・keitannさんに写されてしまいました(^^;
一旦下がって、最後の登りでしょうか・・・・段差の大きい階段が現れました・・・・ここは積雪時の方が歩き安そうですね・・・
雪をかぶった「鷹岩」見る方向によっては「鷹」?
山頂直下を登られるピオーネさん
登山口から約1時間弱で葦嶽山山頂に着きました・・・・たいしたアップダウンも無く、確かにハイキング気分で登れる山でした。
山頂に「鬼叫山164m」と書かれた案内板、164mなら行ってみましょう~という事で。ピオーネさんと私で行く箏にしました。Keitannさんはアイゼンを持って来て無いうえワクチン接種後なので、ここで待って頂く事にしました。しかし「鬼叫山」とは、鬼が叫んだ山?怖~い!
鬼叫山までは一旦下ります。この付近は更に積雪が深く痩せ尾根のようなので、念のために六本爪アイゼンを付けました。
鞍部まで下ると「日本ピラミッド」の案内板・・・・日本ピラミッドといわれる葦嶽山は。昔から神武天皇陵と言い伝えられ、どの方向から見ても三角形に見えるその神秘的な山容と巨石群は、古代遺跡の謎とされていました。
昭和9年にピラミッド研究家の酒井勝軍が現地を訪れて巨石群や山を調査し、葦嶽山は世界最古のピラミッド本殿で、北側の鬼叫山が拝殿だと発表されたとの事(庄原観光ナビより)
東屋を過ぎると、鬼叫山への登りとなります。登りといっても、たかが57mなので大した事ありません
ドルメン供物台
鬼叫山山頂へ・・・・通行注意となっていましたが、赤テープが導いてくれました
鬼叫山山頂?とりあえず山頂まで行き、引き返して巨石群を見る事にしました。
方位板
鏡岩、大きすぎて全容が写せません・・・・
鞍部から見た、葦嶽山・・・・ピラミッドに見えない事も無い(^^;
単独の男性から、神武岩(屏風岩)を見ましたか?と聞かれ、いやいや見てないぞ、と思い教えて頂いたとおり少し引き返すと・・・・ありました。メインを見ずに帰り後悔するところでした。教えて頂いた広島市内から来られたという男性の方、ありがとうございました。
葦嶽山まで登り返します・・・・・
葦嶽山山頂で昼食・・・・昼食後、青空が広がり始め山並みがクッキリと見えるようになりました。北に吾妻山、比婆山連峰が見えているらしいのですが土地勘が無く同定出来ませんでした。
昼食を兼ね大休止後、下山です・・・・下山する頃には雪もかなり融け、地面が見える場所が増えました。
小さなツバキ
伐採され展望の良い場所からは雪をかぶった集落が見えます
シンボルツリーのような二本の木、何の木だろう・・・・
青空にノリウツギのドライフラワーがキレイでした
駐車地点まで戻って来ました・・・・標高600m地点でこの積雪、やはり四国とは比べ物になりません
下山後、眺めた葦嶽山・・・・ピラミッドに見えますか?
豪雪地帯にもセツブンソウが咲き始め、次は、「つくし」や「フキノトウ」の出番かな?