※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)
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旧猪鼻トンネル 9:20 猪鼻峠 10:20 猪ノ鼻三角点 11:05 若狭峰 12:20 若狭峰無線中継所(昼食) 12:35/13/15 中蓮寺峰 14:00 六地蔵三角点 15:00 六地蔵越 15:20/15:35 中蓮寺峰(小休止) 16:40/17:00 もみじ橋 15:25 中蓮寺峰登山口 18:00
■歩行時間 約8時間30分(昼食・小休止含む)
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冬場の楽しみ・・・・今週は阿讃県境歩きへ・・・前回は六地蔵越から雲辺寺まで歩いたので今回は猪鼻峠から六地蔵越までを歩く事にしました。この県境歩き、歩くルートより車の配車が頭の痛いところです。今日は中蓮寺峰登山口に配車し私の車で旧猪鼻トンネルへ移動・・・・2020.12.13(日)に新猪鼻トンネルが開通しこの道はR32→県道5号線と変更されていました。以前は交通量が多かったこの道も今では走る車もまばらで寂しい限りです。トンネル手前の広くなった場所に駐車し出発です・・・・・・
この道「四国のみち」に選定されていたので以前から歩いてみたかった道です。一歩入ってみるとコンクリート舗装され少しは車の往来もあるようです・・・・
ここは旧猪鼻トンネルが出来るまで、四国四県を結ぶ新しい道路として「大久保諶之丞」が計画した道。この道のおかげで、丸亀・多度津の両港から琴平を経由し阿波池田から高知へと物資の交流が広がったそうです。旧猪鼻トンネルが完成した昭和39年まで無くてはならない重要な道だったとか・・・・・
ここが本当?の猪鼻峠道
二軒茶屋への道と分かれ、鉄塔保線路47番方面へ進みます・・・・・
四駆位なら走れそうな作業道が、かなり奥まで続いています・・・・
写すものも無いのでツルリンドウの実でも・・・・・
この道で合っているのか半信半疑で歩いていると赤テープを発見
どうやら、ここが尾根の取付きのようです
登って来られるお二人・・・・
猪ノ鼻・四等三角点に到着!この道で正解のようです
〇米さんのプレートも健在
こんな寒い日に県境歩きをされる方も居なくて私達の前には動物の足跡のみが続いています
この付近は明確な尾根・・・・右下に作業道?が通っているようです
若狭峰手前まで来ると、赤テープも無くなりましたが県境にこだわって歩いていると若狭峰への尾根道が、わからなくなりました。一旦作業道へ下りてGPSで方向確認、ここを登るん?と思うような障害物だらけの道を登って行くと・・・・
なんとか若狭峰へ到着!あんなにしっかりと赤テープがあったのに、若狭峰への取付きには無かったような~そこまで面倒見れないって?帰宅後、ログを見てみると猪鼻三角点から続く尾根を中蓮寺峰への車道まで歩き、右方向へ進み若狭峰へ行っても良かったようです・・・・こちらが本当の県境ですね(^^;
一旦車道へ下りると「野鳥を観察しよう」と書かれた案内板・・・ここでお昼にしても良かったのですが展望が良い場所、という事で「若狭無線中継所」へ寄り道をする事にしました。
猪鼻峠からここまで車で来れるようです・・・・
「若狭無線中継所」に着きました。開放的な場所ですが、木々が生い茂り展望はイマイチ(^^;ここでのんびりと昼食です
電柱が邪魔ですが中津山や国見山が見えています
昼食後、若狭峰への入口である「野鳥を観察しよう」の案内板まで戻り中蓮寺峰へ向かいます。ここからはまるで高速道路、道幅も広く明確な道が続きます・・・・
島々模様が美しい・・・・・
木々の間から烏帽子と矢筈山・・・・・
気になる下野呂内への道・・・・・
娯楽が少なかった昔、讃岐と阿波の博打うちが行き来した道と言われているとか・・・・・また下野呂内側の少し下がった場所に中蓮寺のお堂があったそう・・・賑やかに行き来していた時代にタイムスリップしてみたいものですね
木々の間から三豊平野・・・・
やっと「阿讃縦走コース」の案内板を見る事が出来ました。この案内板を見るとなんだかホッとします。
中蓮寺峰到着・・・・・若狭峰からここまでは平坦な林道歩きでした
金の鶏の鳴き声を聞くと幸福になるという事で、村人達は競って早起きしたそうです。その結果、自然と早起きの習慣が生まれ勤勉になったとか・・・・確かに早起きは三文の徳とも言われてますね
中蓮寺峰・四等三角点
ここで小休止したいところですが、先も長いのですぐに出発・・・・・私とkeitannさんは県境にこだわって道無き道を無理やり歩いてみましたが、すぐに登山道に合流・・・↓ 方向が90度変わるターニングポイント、案内板が無いとついついまっすぐ進みそうな場所でした。
単調な道が続きます・・・・・
登山道から少し入った場所に「六地蔵・四等三角点」
ここも間違いやすいポイント
尾根ルートと沢ルートの分岐・・・・もしかしてここが六地蔵があった場所?
ロープの先に車道が見えて来ました。
六地蔵越到着です・・・・・到着と同時に香川側から徳島側へ一台の車が通過、ここから先の道は対向が出来ない細い道のハズですが・・・引き返して来なかったので、無事に通過出来たのでしょう~
約一か月振りの六地蔵越、なんだか懐かしい・・・・・小休止後、中蓮寺峰へ向かって引き返します。
立派な赤松
行きは下り気味だった為、滑らないように歩きましたが帰りは雪も薄くなり約1時間で中蓮寺峰まで戻って来ました。
ここでkeitannさんより温かい「ぜんざい」を頂きました。甘くて美味しかった~♪
後は、中蓮寺峰登山口へ下山です。どこまでも続く階段・・・・ここを歩くのは二度目ですが、こんなに階段だらけの道だったの?やっと「もみじ橋」まで戻って来ました。ここまで下りると、あと少しです・・・・
日も落ち、奥に見えているのは伊吹島・・・・・
なんとか明るいうちに下りてきました・・・・・
下山後、GPSを確認すると、久しぶりの16km越、標高差も1000mオーバーと歩き堪えのある一日となりました。少しずつですが着実に県境歩きが出来ているのもkeitannさん、ピオーネさんのおかげです。次回も宜しくお願いします。