この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)
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相生漁港8:40 小坂神社9:10 登山口9:30 展望休憩所10:10 保線道 大坂峠展望台11:10 あせび公園展望台(昼食)11:35 出発12:00 県境分岐12:15 龍王山12:25 ビク山(小休止)13:15 小路池15:00 車道歩き 相生漁港17:00
■歩行時間 約8時間(昼食・小休止・車道歩き含む)
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先週は西讃の山を歩いたので今週は東讃の山へ行く事にしました。東讃の山という事で、引田の「翼山・城山」・・・と思いましたが、しっかりと歩きたい!と思い「大坂峠から龍王山・ビク山」とぐるりと周回する事にしました。龍王山までは歩いた事があるけど、その先は未踏です・・・少し不安ですが、Keitannさんも一緒だし、なんとかなるでしょ!いつもながらお気楽な私です(^^;某所で拾って頂きKeitannさんの車で引田へ・・・「讃岐相生駅」久しぶりです・・・
相生漁港に車を停めさせて頂き出発です。奥に見えるあの稜線を歩く予定・・・・・さてどんな道なのでしょうか・・・
まずは「四国のみち」を歩き登山口を目指します・・・
こんなのどかな田園地帯を歩きます。後ろに見えているのが今から登る山々です。
小坂神社に立ち寄ります・・・小さな神社ですが最近建て替えられたのでしょうか?比較的新しい建物でした。
境内にはこんな石柱が祀られています
小坂神社近くにある三角点へ寄る予定でしたが、時間がかかりそうなので次回のお楽しみにし先へ進む事にしました。参道にはこんな古いお地蔵様・・・ここが古くからの参道だったという事がわかります
里山ならではの猪除けの柵を抜け、やっと登山口が見えてきました。ここまでの道、2回目だというのにさっぱり記憶が無く、恥ずかしい限りです(^^;
登山道へ入れば、もう迷う事はありません・・・・この道、車道を横切って歩くようになっています。この日はサイクリングをされている方を沢山見ました。信号も無く、殆ど車も走らないのでサイクリングにはもってこいの場所なのでしょうね
標高が上がると展望が開けてきました・・・引田の街並みが見えますがこの日は霞み気味で残念
こんな案内板が見えて来ました。大坂峠は明治7年に着工し明治8年に完成、それまで険しかった道が平坦で良い道になり「歩荷の道」から「駄荷(牛・馬により荷物を運搬する)や車の道」になったと書かれています。これによって阿讃の物流がめまぐるしく発展したそうです。今では高徳全線が開通し、この道を通る事もほとんど無くなりましたが、賑わっていた頃の事を想像すると、なんだかワクワクしますね
途中「展望休憩所」という案内があったので立寄ってみました。木が生い茂り展望はイマイチですが、東屋が有り休憩するには良い場所でした。
元の道へ戻り大坂峠を目指すのも良いですが、地図を確認するとこのまま保線道を進んでも元の道に合流するようなので、そのまま保線道を進む事にしました。最初は歩きやすい道でしたが、だんだん勾配が急になり、挙句の果てはこんなロープまで・・・ロープが無いととても登れない急登でした(^^;
ロープが設置された急登がひと段落し鉄塔広場に出ました。鉄塔には「板野・大内線」と書かれています。鉄塔保線道にはこの後もお世話になる事になります。
ここで元の道と合流です・・・ここからは広くて歩きやすい道
テイカカヅラの種・・・
大坂峠展望台直前にひっそりと祠が祀られていました。この祠、車で来ると気が付かないかも知れません・・・・
大坂峠展望台に着きました・・・・徳島県・折野漁港が見えています
こちらは香川県・引田の街並みです
展望台・四等三角点
ここは徳島県なのですね・・・・
あせび公園へ向かいます・・・駐車場が見えてきました。ここは車で来る事も出来るので以前登った時、がっかりしたものです(^^;
アセビにボタンヅルの綿毛
あせび公園展望台・・・お昼も近いのでここで昼食です
鳴門・大麻山方面
こちらは霞んでいますがKeitannさんによると眉山が見えているとの事で徳島市内方面・・・・・
昼食後、龍王山へ向かいます・・・が・・登山道はどこ?確か展望台の裏側だったハズだけど・・・草が生い茂り、少しウロウロ「讃岐山脈縦走路」と書かれた古い案内板がありホッとしました。
以前は良く整備されていた公園も草ぼうぼう(^^;
県境尾根との分岐、まっすぐ進むと「鉢伏山」・・・私達は「龍王山」方面へ進みます
分岐から、わずか10分で「龍王山」山頂・・・特に何も無く通過点という感じの場所です。
小休止するには早いのでビク山まで足を延ばす事にします。ここら先は歩く人も少ないのかプチ藪状態です
群生した樹木・・・・
前を歩くKeitannさんが、こんな風に見えます・・・ススキの藪
「龍王山」から1時間弱で「ビク山」に着きました。ビク山の「ビク」って魚を入れる「ビク」?
手水鉢と仏像
東の嶺・三等三角点
ここでコーヒータイム♪今日もKeitannさんがプリムスでお湯を沸かして下さいました。熱々のコーヒー、冬場は最高ですね
下山路を地図で確認すると、ぞっとする位の急降下・・・これは下りは辛いなぁ~と思っていたところ、保線道があったので通らせて頂きました。
地図通りに進むと、こんなシダの海
今度は「讃岐・鳴門線」です。
保線道はジグザグに付けられ距離は長くなりますが歩きやすい道です。眼下に民家が見えてきましたが、降り口はどこ?結構な斜面でとても下りれそうにありません
と、思っていたところ鉄の階段が見えて来ました・・・やっと下りれる(^^;
道なりに林道を歩く事数分で「小路池」が見えて来ました。帰宅後、2006年発行の「分県ガイド」にこの道の事がちゃんと載っていました。下調べ不足でした・・・・・
後は車道を歩いて相生漁港に戻るだけです。山間の道らしくこんな風景・・・・
随分と立派なお宅の後に見えているのがビク山方面でしょうか・・
この時間になると青空が広がり雲が良い感じになってきました。でも気温は低く、暑がりの私でも凍える位でした
白鳥アルプスの山々・・・・
帰り道に「相生・四等三角点」があるハズだと思い探してみましたが、その場所は「相生コミニュティセンター」の駐車場になっていて見つける事が出来ませんでした。どこかへ移動したのかな?やっとR11まで戻ってきました。丁度、和三盆で有名な三谷製糖さんの横に出たので寄ってみる事に・・・・
この季節は「お雛様」の和三盆なのですね・・・あまりにの可愛さについつい購入・・・孫に送る事にしましょうか
播磨灘に浮かぶ「毛無島」「通念島」「松島」
この日も寒い中、16km弱、約31500歩と良く歩きました。ご一緒頂いたkeitannさん、ありがとうございました。