• 週末を利用して四国の山々を歩いています。

■境目から中山峠【阿讃県境歩き】@香川県/徳島県

■2023年3月25日 土曜日 小雨のち曇り

※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)

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境目 8:10 R377 9:05 旧道分岐 9:50 養鶏場 10:05 三叉路(小休止) 10:40/11:10 山道取付き 11:15 太陽光パネル(昼食) 12:00/12:45 砕石場跡 13:00 阿岐武神社 13:15 山道取付き 13:20 廃屋 14:05 丸太橋 14:10  R377 15:10 中山峠 15:40

■歩行時間 約7時間半(昼食・小休止・散策含む)

■平面距離  14.5km 累計高度(+) 807m 累計高度(-) 737m

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週末は雨予報・・・でも土曜日の昼間は曇り予報です。雨が上がる予報を信じて県境歩きに行く事にしました。行き先は、雨に降られるかもしれないので車道歩きが多い「境目→中山峠」を歩く事にしました。朝、起きると、やっぱり「雨」それも結構な雨量です・・・・待ち合わせ場所である「塩江の道のえき」へ向かう途中も降り続いています。道のえきでkeitannさんと合流し中山峠へ向かいます。中山峠というより私にとっては清水峠という方がしっくりします。中山峠に一台デポし境目へ向かいます・・・・R377を走り中山峠から約20分で境目に到着。この間、信号も無く道幅も広く走りやすい道でした・・・・境目にもう一台をデポし霧雨の中、出発です。以前は「四国のみち」を中尾峠方面へ向かったけど今回は反対方向、大窪寺方面へ向かいます・・・雨、止むと良いなぁ~

ここで最初から失敗!「四国のみち」は↓方向に向かっているのに、ついつい真っすぐ進んでしまいました・・・Kazashiさんのレポートに「ミカン畑の横のコンクリートの坂を登って行く」と書かれていたのに読解力の無い私です(^^;

コンクリート道を登り切ると、雰囲気の良い遍路道となってきました

へんろ道の道標・・・かなり古そうです

「四国のみち」でもあるのでベンチも設置され道標もあります

ほぼ下り切った場所で、単独の男性にお会いしました・・・お聞きするとアメリカから来られ「歩き遍路」をされているとの事、大窪寺が終わり霊山寺へ向かっている途中とか・・・・ここから霊山寺って、いったいどれ位掛かるのか見当もつきません・・・

「八丁坂」の降り口に着きました・・・猪除けの金網を開け、また閉めます。ここまで来ると雨も上がったので雨具を片付けスッキリです・・・

ここ数日で一気に咲き進んだ「桜」・・・明日も雨予報なので、しっかりと目に焼き付けておきます

ここは徳島県・市場町との県境のようです

あの山を越えてきました・・・今は「五名トンネル」が出来、ここから10分も掛からず境目へ行けるようになっています。

壇特山方向でしょうか・・・雲海が掛かり良い雰囲気

「はっちょうばし」を渡り・・・・

「長野分校・分園」跡を通り・・・・・

立派な石灯篭もあり良い雰囲気の道です・・・・・

朝、走って来たR377に出ました・・・・

道端には「つくし」・・・

オール100円。無人販売所です・・・野菜類が安いのですが、今、買うと大変な事になりそう~

ここからしばらくは車道歩き、R377沿いをのんびりと歩きます・・・

牛舎

道端には丁石

独特な匂いがするヒサカキの花

花見をしながらの車道歩きは楽しい・・・・

所々、脇道へ入るとスミレ

アリアゲスミレ

田んぼの中に祠

ここでも桜が満開・・・・

R377から離れ旧道へ・・・・

地元の方がいらしたので少し雑談・・・・あの徳島側の山は「ミツガメ」とか・・・「三瓶」?「三亀」?

寄り道しながら、のんびりと歩きます・・・この橋を渡ると・・・

kazashiさんレポートに出ていた養鶏所に出ました

道なりに歩いて行くと・・・・林道南谷線の終点、どこへ抜ける道か不明です

林道南谷線の終点を過ぎ、更に進むと三差路

徳島方面へ進み日当たりの良い場所で小休止・・・・そういえば私達には珍しく、ここまで休憩無しで歩いて来たのでした。

ここでGPSを確認すると、ここからは山道へ入らないといけないようになっています。山道への入口ってあったかな?小休止後、香川方面へ引き返し、先ほどの三差路を過ぎた付近の電信柱にピンクのリボンがありました。

見上げると赤テープもあり、どうやら、ここから山道へ入るようです

結構な急登を登ります・・・・

登り切ると、平坦な道となりやれやれです・・・・

ガマズミも芽吹き始めて・・・・

初々しいヤブツバキが一輪・・・と思い回りを間渡すと数え切れない位のヤブツバキが咲いています。今年は当たり年?

ヤブツバキに見とれながら進んで行くと・・・植林と自然林にハッキリと別れた尾根道となりました。途中で藪っぽくなってきたので確認すると、県境から外れたと場所を歩いているでは・・・・そういえば赤テープも見つかりません・・・

元来た道を引き返すと・・・赤テープが巻かれた木を発見、ここから南方向に90度変わるようです

ここで初めて「阿讃縦走路」と書かれた道標がありました。中山峠側から来ると、この道標に「この先右へ」と書かれているので間違う事は無さそうです

なんとまぁ~山の中に太陽光発電のパネルがずらり・・・山を切り開いて設置したのでしょうか・・・

太陽光のパネルがある位なので日当たりが良く、ミツバツツジが満開です♪丁度12時のサイレンが聞こえたので、満開のミツバツツジを眺めながら昼食にしました

昼食後、重い腰をあげ先へ進みます・・・ふと見上げるとヤマザクラ

更に進んでいると、白い花が見えます・・・何の花?と思い近づくとナント、シロバナウンゼンツツジが早くも咲いています。ウンゼンツツジといえばゴールデンウィーク頃の花と思っていましたが、標高が低い為か、早くも見る事が出来ました。これには二人で大喜び

更に、曇り空なので、わかり辛いのですが、タムシバまで咲いていて、まるで花の縦走路です。

ここには「讃岐山脈縦走路」の案内板

こんな場所に出てきました・・・・

開けた場所からは矢筈山がキレイに見えます・・・・

作業道を下ります・・・・

ナガバノモミジイチゴ

砕石場跡に出ました・・・・・

これはクロモジでは無く、ダンコウバイだそうです・・・クロモジより色がくすんでいる?

広範囲に整地されていたので、もしかすると太陽光パネルを設置予定?

砕石場跡の名残・・・・皆さんが写されていた鉄骨の建物?は撤去されたようです

作業場の門を出ると「阿岐武神社」

さて、ここから県境は?と思い山の斜面を見ると・・・縦走路の道標・・・え~っここから山へ入るの?

取付きから急登が始まり、木が無いととても登れない斜面・・・境目から鵜の田尾越の激坂で免疫は出来ているものの、ここも激坂に負けない位の激坂、おまけに今日は車道歩きが長いのでローカットの靴を履いて来たのでグリップ力がイマイチ・・・本当に滑り落ちそうでした(^^;

なんとか激坂を登り切りホッとしました・・・もっと他のルートは無いの?

ここでもタムシバを沢山見ました・・・

縦走路の案内板と赤テープが二つ・・・・ここから下りるようです

崩壊している小屋まで下りてきました

先へ進むと、皆さんのレポートで見ていた丸太の橋・・・写真ではわかり辛いのですが、かなり高さがあり、見るからに怖そう~~奥を見ると渡れそうな堤防があったので、怖がりの私は堤防を渡る事にしました。

ここなら私でも渡れます・・・・

後はのんびりと山里歩きです・・・

正面に見えているのは大相山・・・中山峠が近くなりました。ここでもコーヒータイム♪休憩が多い私達です(^^;

ここをくぐると・・・・・

R377に出ました・・・・・

R377から下を眺めると、今、歩いてきた道・・・・

車で走っていると気が付かなかった「力石」の石碑

紫モクレンの大木があるお宅の横を通り・・・・

車道歩きに飽きてきた頃、やっと中山峠まで戻って来ました・・・・やれやれ、雨に降られる事も無く、間違えながらも、なんとか歩く事が出来ました・・・・

初めての道、雨の後だったので、しっとりとした風情があり、また花も多く、思っていた以上に良いルートでした。但し、あの激坂は雨の後は登らない方が良いかも・・・・これで県境歩きも残すところ後、3ルート、やっと終わりが見えてきました・・・・・


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