※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第596号)
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トンネル登山口 9:00 猿田峠 10:00 展望岩 11:20 大森山(小休止) 11:50/12:00 佐々連尾山(昼食) 13:00/13:45 大森山 14:35 展望岩 猿田峠 16:10 トンネル登山口 16:50
■歩行時間 約8時間(昼食・小休止含む)
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今日はピーカン予報、こんな日は展望の良い山へ行かなくっちゃ!という事で霧氷が素晴らしい大森山へ行く箏にしました。出来れば佐々連尾山へ足を延ばしたい・・・金砂湖を過ぎ、猿田集落方面へ入ると路面に少しずつ雪が現れ始めた・・・・でも前回に行った時ほどの積雪量は無く深い所でも2、3cmといったところでしょうか・・・前回は白神隊道手前から登りましたが今回は白神隊道を抜け高知側から登る事にしました。トンネル出口に着くと一台も停まっていません・・・・今日登るのは私達だけ?稜線を見上げると残念ながら霧氷は無さそうです。
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準備し出発・・・・・ここから歩くのは、15年振りですが、なんとかなるでしょう~
しばらくは作業道を歩きます・・・途中、見事なツララが出来ていたので撮影、さぁ先へ進もうというところでKamatamaさんのアイゼンのゴムが切れた、ので駐車地点まで引き返し、予備のアイゼンを装着(予備を持って来てて良かった)少しのロスはあったものの、再出発・・・・すると次はアイゼンが外れたKeitannさん、直す為に座ったとたんザックからペットボトルが落ちて沢の途中に引っかかっています。雪なので足場がわからないので諦めて先へ進む事にしました。今日は私はスパッツを忘れる、Kamatamaさんは、アイゼンのゴムが切れる、Keitannさんはペットボトルを落とすと、出発早々ハプニングのオンパレードです。この先どうなるんでしょう(^^;
所々傷んだ作業道を歩き、やっと登山道へ入りました
何はともあれ、やっと猿田峠が近づいて来ました。見上げると真っ青な空、気分が高揚します。ここでユリコさん達に追いつかれたので先に行って頂きました。この時は、まだユリコさんだとは気づいていませんでした
登山口から一時間も掛かって猿田峠に着きました。前回はトンネル手前からここへ来ました。
猿田峠から眺める大森山、見るからに急峻な形をしています
二ツ岳からちち山・笹ヶ峰へ続く稜線、ひと際白いのが「ちち山」
猿田峠を過ぎると最初はなだらかな斜面でしたが・・・・だんだんと傾斜がキツくなり・・・
ロープ無しでは登れない岩場が次々と現れます・・・岩場が苦手な私にとっては最も嫌な区間です。
ロープを掴んで登って来ます・・・・
展望岩からの風景・・・・玉取山・兵庫山方面でしょうか・・・・まだ歩いた事が無い山域なので興味津々です。
こちらは、ちち山・笹ヶ峰方面
嫌な区間を過ぎると、この風景です。霧氷はありませんが、この青空!最高~
雪はまずまず・・・・・霧氷のかけらが落ちてキラキラと輝いていました
霧氷の残骸・・・・昨日は霧氷だったのかな?
見れなくて残念・・・・・
動物の足跡
見事なブナ林・・・・白ければねぇ~
ユリコさんを囲んで・・・・一番うれしそうなのはKamatamaさん?
大森山山頂・・・・ここで昼食、と思いましたが先は長いので進む事にしました。
雪の白さがまぶしい・・・・・
どこまでも続くブナ林にワクワク感が止まりません・・・・
途中、徳島の山々がクッキリと見える場所がありました。徳島の山々も真っ白です
佐々連尾山へ続く稜線の手前に、ちょっとしたピークがあります
大森山から急降下します・・・・この辺りが一番雪が深かったような気がします。ユリコさん達のトレースのおかげで楽々と歩く事が出来ました。
佐々連尾山まで楽勝かな?と思っていたところ、足場が悪い箇所か2、3箇所あり、慎重に通過しました。このルート一筋縄ではいかないルートです。
岩場を登ったり巻いたりと緊張を強いられます・・・・・
ここまで来ると、やっと安心出来る道になりました。
あのピークが佐々連尾山のようですね。
13:00念願の佐々連尾山に到着しました。ユリコさん達はこの先の展望の良い場所でお昼ご飯にされるようで先に進まれました。私達はここで昼食です。今週も雪山だというのに、ポカポカ陽気、上着を着る事もなくのんびりと過ごす事が出来ました。
歩いて来た稜線、南面なので随分雪が少ないように見えますが、登山道には雪がたっぷりあり無雪期に比べ随分時間が掛かってしまいました。
本当は「大ブナの駄馬」まで足を延ばしたかったのですが、帰路も大変そうなので次回のお楽しみにしました。
真っ白な雪の中、引き返します・・・・
大森山まで戻って来ました。心なし雪が少なくなった感じです・・
赤星山とブナ
岩場のロープ場、下りる方が大変・・・・必死で下りる私(^^; 翌日は勿論、筋肉痛です
帰路も少しハプニングがありましたが、無事に駐車地点まで戻って来ました。この日、このルートを歩いたのは私達三人とユリコさん達四人、合計七人のみだったようです。
霧氷は残念でしたが、ピーカンの下、ユリコさん達のおかげで、なんとか佐々連尾山まで行く箏が出来、大満足の一日となりました。皆さん、本当にお世話になりました。しかしこの界隈、15年前に歩いた時は、笹が身長位まであり、笹の中を泳ぐように進んだ覚えがありますが、随分スッキリとした風景にビックリしました