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※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)
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白髪トンネル(愛媛県側)出発9:00 猿田峠(アイゼン装着)9:40 大森山(昼食)11:40 出発12:30 猿田峠14:00 登山口14:30
■歩行時間 約5時間30分(昼食含む)
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四国にも寒波到来・・・寒波がやってくると見たくなるのが「霧氷」これがまた、気温や湿度の兼ね合いがあり、なかなか見る事が難しいんです・・・「霧氷」といえば以前よりネットで話題になっている「大森山の霧氷」見たいと思いますが、一度しか登った事が無く情けない事に登山道状況の記憶が全くありません(^^;そこでエントツ山さんに案内をお願いすると快く引き受けて下さいました。アカリプタさんにも連絡を取るとご一緒して頂けるとの事で、エントツ山さん、アカリプタさん、keitannさん、そして私の四人パーティとなりました。ピオーネさんは都合がつかず今回は欠席です。アカリプタさんと伊予三島の某所で合流し私の車で集合場所へ向かいます。金砂湖を過ぎ県道6号高知伊予三島線から県道126号へ入る入口でエントツ山さんと合流の予定です。合流場所に着くとナント弁天山さんと今治山岳探検隊のIさんもいらして行き先が同じなのでご一緒させて頂く事となりました。猿田集落を抜け白髪隊道を目指します。県道126号へ入ると早くも積雪、今季初の雪山運転に力が入ります。皆さんに遅れる事〇分?なんとか白髪隊道入口に着きました。ここで出発準備です
前回登った時は白髪隊道を抜け高知側から登りましたが今回は元来た道を少し引き返し↓から登るようです。ここも猪除けネットが設置され門を開けて入るようになっていました。
30分ほどて猿田峠到着!ここでエントツ山さんより「アイゼン着用」の指示・・・どうやら靴にかぶせるだけの「チェーンアイゼン」が流行っているようです。私は昨年の国見山で10年程使用したアイゼンのゴムが切れたので今年新たに購入し前回と同じタイプのワンタッチアイゼン、keitannさんは紐タイプのアイゼンなので装着に手間取っているようです。ワンタッチのアイゼンは装着も簡単で便利ですが、その反面、ゴムの劣化で切れる事があるので厳しい山には向きません・・・やはり紐タイプのアイゼンが安全性に優れているという事でしょうか・・・・
猿田峠を後にし、いよいよ大森山へ向かう山道へ入ります。早速大ブナが迎えてくれました。雪が思った以上に積もっていてビックリ・・・二日前に同じルートを登った方のレポートでは地面が見える程度の積雪だったのに、昨日一昨日で更に積もったようです。
ツルシキミの赤い実に白い雪・・・・
岩場が出て来ました・・・こんな岩場あったっけ?慎重に通過
またまた岩場、ロープを頼りに攀じ登ります
登った先にはちょっとしたテラスがあり「天使のハシゴ」(雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象)を見る事が出来、感動です。
テラスからは眼下に猿田峠や高知側登山口が見え高度感たっぷりです。高知側登山口に一台停まっているので先行者がいらっしゃるようです。後でFB仲間のHさんだとわかりました。
岩のテラスで集合写真・・・・
山頂方面を見ると真っ白!霧氷たっぷりです・・・・
更に厳しい岩場を登って行きます・・・・勿論、写真を写す余裕なんてありません(^^;こんなに岩場が多かったっけ?最大の難所なんて垂直の岩場です・・・・↓こんな場所を攀じ登ります
岩場もひと段落・・・・
やっと難所が過ぎ歩きやすくなりました。
霧氷の大爆発!でも青空が欲しい~
風も強く、暑がりの私もさすがに凍えます・・ストックの紐が凍り付いてガチガチです(^^;
一瞬の青空・・・・
霧氷のトンネルを歩かれるアカリプタさん
山の上は厚い雲に覆われてますが下界は青空のようです
また思わせぶりの青空・・・青空になると一瞬で霧氷が輝き、なんともいえません・・・なかなかスカッとした青空にはなりません
霧氷越しに翠波峰が見えています
皆さん、撮影に余念がありません
霧氷のオンパレード・・・見事です!
もうすぐ山頂・・・・
佐々連尾山に続く稜線
山頂到着!クリスマスバージョン♪
この山頂表示板、出来立てほやほやのようです
風を避けて昼食にしたいところですが、雪の為、座る場所も無く立ったまま食事・・・こういう時に避難小屋があると良いですね~しばらくすると明るくなってきたので慌てて山頂へ・・・
光が当たり白く輝き始めました・・・・赤星・豊受方面
もう一枚・・・赤星の山頂に雲がかかっています
奥に荘内半島がキレイに見えました。香川は晴れているようです。稲積山に江甫草山までクッキリと見えます。
ここで佐々連尾山へ向かう弁天山さん達とはお別れ、私達(私だけ)軟弱隊はあまりにも寒いので下山する事にしました。エントツ山さんのオレンジ色のザックが雪に映えます・・・山にはやっぱり派手な色が良いですね
岩場をなんとかクリアし猿田峠を目指します
猿田峠を過ぎ植林の中を県道まで下りて行きます。
何とか無事に県道に降り立ちました。
時間に余裕があるのでプチ忘年会です。エントツ山さんの、おにゅ~のガスコンロ、カセットポンベの装着方法に手間取りながらもなんとか着火、おかげさまで美味しいコーヒーを飲む事が出来ました。
相変わらずお菓子の山・・・こりゃ~せっかく消費したカロリーも台無しです(^^;
案内頂いたエントツ山さん、同行頂いた皆さん、大変お世話になりました・・・・懲りずにまた宜しくお願いします。弁天山さんと今治山岳探検隊のIさん、足を引っ張って申し訳ありませんでした。次回は佐々連尾山まで行きたいものです・・・・