■淡路島最高峰へ・・・・・
Keitannさんの淡路島在住の友人の案内で
淡路島最高峰「論鶴羽山」へ登る事となりました
淡路島の山へ登るのは初めてなので楽しみです
論鶴羽山は古くから山岳信仰の対象として崇拝され
中世には熊野三山と並んで修験道の一大道場として栄え、
諭鶴羽山の麓から神社へと続く「諭鶴羽古道」の道中には
昔の賑わいを推測させる町石等が造立されているそうです
また春には桜の名所としても有名です
今日は牛内ダム(裏参道)から出発し黒岩登山口(表参道)へ下りる予定です
本来ならば車の配車に苦労するルートですが
地元の方のご厚意で配車して頂ける事になりラッキーです
pm1:15 お地蔵様に見送られ牛内ダムより出発です
入口には近畿自然歩道の案内板もあり、多くの方に親しまれているようです
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▲牛内ダム登山口からスタート
■神倉神社へ・・・・・・
汗を流しながら登山道を進んで行くと15分ほどで神倉神社が見えて来ました
神倉神社は 「論鶴羽神(イザナギ・イザナミの神)の乗られた鶴が
ここの大樹で羽を休められた」という由緒ある場所だそうです
また眼下には牛内ダムが広がり高度感を感じました |
▲論鶴羽ダム登山口との分岐(裏参道)
▲大きな石の道標
▲神倉(かんのくら)神社
論鶴羽神(イザナギ・イザナミの神)の乗られた鶴が
ここの大樹で羽を休められたという由緒ある場所
▲ソメイヨシノは咲き始め
▲山桜♪越しに牛内ダム
駐車地点が見えています
▲ヤブツバキがキレイでした〜
■よく踏まれた登山道
神倉神社を過ぎ、よく踏まれた登山道を進みます
たいした勾配も無く、歩きやすい道です
近畿自然歩道と言われるだけあり登山道脇には
シキミやヤブツバキ、ヒサカキにサカキなど
様々な樹木が目を楽しませてくれました |
▲全体的に歩きやすい道を進んで行きます
▲山頂まで700m地点
▲電波塔が見えて来ると山頂は目の前
■一等三角点がある山頂へ〜
電波塔が見えてきました
電波塔を過ぎると山頂は目の前です
約1時間30分で山頂へ到着です
山頂にはお旅所があり、お旅所の前には一等三角点
この三角点は明治320年(1887年)に設置されたようです
北西には鳴門海峡、南東には和歌山方面と素晴らしい眺めです
ここで小休止・・・・・・・
今日はKeitannさんが持って来られたノンアルコールビールで乾杯!
汗を掻いた後のノンアルコールビールはおいしかった〜
病みつきになるかも知れない^^; |
▲一等三角点がある論鶴羽山山頂
▲鳴門海峡方面
▲薄らと和歌山方面
■論鶴羽神社へ
小休止後、ヤマボウシの広場を経て論鶴羽神社へ向かいます
論鶴羽神社は「国生み神話」で知られた
伊弉冊尊(イザナミノミコト)さまを主神に
その御子、速玉之男命、事解之男命の三社の神様を
祀られている古い神社です
神社の周辺はアカガシの森と呼ばれる場所
荘厳な雰囲気が漂っていました
いわゆる「パワースポット」と呼ばれる場所なのかも知れませんね |
▲論鶴羽神社へ向かいます
▲ヤマボウシの広場
▲アカガシの森
▲論鶴羽神社
▲関西百名山の一つだそうです
■論鶴羽古道(表参道)へ・・・・・
参拝も済ませ、いよいよ論鶴羽古道と呼ばれる表参道を下りる事にします
案内して下さっているNさんより、
「ここからの道はゴロゴロの急勾配なので気をつけて下りて下さい」
とのアドバイス!
一歩踏み入れると今まで歩いて来た裏参道とは全く違い
足場が悪く、歩きにくい道・・・・・・・
でも以前は人の往来で賑わったんだろうなぁ〜と思える
史跡が所々に残されていて感慨深い道でした |
▲ここから論鶴羽古道(表参道)へ入って行きます
▲柴折り地蔵
論鶴羽古道を行き来する人が
道中の安全を祈願したり山仕事を終えた人などが
ここから論鶴羽神社を遙拝した柴(ウバメガシなどの小枝)を
地蔵に手向けて手を合わせたので柴折り地蔵と
呼ばれているそうです
▲菊か店跡
お菊さんという方がここで茶店を出していた場所
以前は茶店が出るほどの人の往来で賑わっていたようです
■のどかな風景が広がる
40分ほど下ると眼下に海が見えてきました
沖には船も見え、島ならではの風景に感動です
向かい側の山の斜面には桜の木
後、一週間もすれば山全体が桜色に染まりそうです |
▲和歌山方面
▲後、一週間もすれば山全体がピンク色に染まりそう〜
▲のどかな海が見える風景〜
■黒岩登山口へ下山
鹿除けゲートを通り黒岩登山口へ下りてきました
鹿害が深刻なのは四国の山だけではないようですね^^;
地元の方がここまで迎えに来て下さっていました
後は牛内ダムに置いている車を回収するだけです |
▲ここにも鹿除けゲ−トがありました
▲神社本殿まで十五町あるそうです
一丁(約109m)
▲楽しみにしていた山桜♪
咲き始めでした・・・・・・
■山桜は来年のお楽しみ〜
例年は論鶴羽ダム周辺は山桜が咲き誇るお花見スボット!
今年は気温が低い日が続いた為、開花が遅れているそうです
桜色に染まった山を楽しみに訪れた淡路島ですが
一面桜色♪は来年のお楽しみになりました
でも地元の方のサポートのおかげで
珍しいルートを歩く事が出来、充実した一日になりました
サポートして下さった淡路島のMさん!Nさん!Naさん!
そしてKeitannさん!真っ黒ちゃん!
ありがとうございました〜
また一面、桜色に染まる風景を見に行きましょう〜♪ |
▲沖には沼島
沼島は、淡路島の南、約4kmの沖合に浮かぶ周囲10kmの小さな島
淡路島の南端に沿って中央構造線が走っているので、
沼島は兵庫県では唯一、中央構造線の南側に位置しているそうです
地質は、中央構造線の南に沿って西南日本に細長く伸びている「三波川帯」に属し、
変成岩である結晶片岩が分布しているそうです
※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、 数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。 (承認番号 平17総使、第596号)
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