■由良山(ゆらやま)120m
 ■香川県
 ■2015年3月8日(日) 曇りのち晴れ
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   清水神社am11:40-由良相撲場跡am11:42-睡蓮の池am11:52-防空壕跡pm0:03

   西登山口入口pm0:05-山頂(小休止)pm0:10-出発pm0:20-東登山口入口pm0:30
  

   ■歩行時間 約1時間(小休止含む)





※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)


近いのに行った事が無い山

標高120mの由良山!
以前から行こう!行こう!と思いつつ後回しになっていた山
お昼前から晴れ間が見え始めたので行ってみる事にしました
登山口は清水神社
清水神社は「雨乞いの神さん」 とも言われている
神櫛王(かんぐしおう)を祭られています
境内には由良石に彫られた玉取りの竜
元文二年(1737年)と彫られている手洗いの石などかあり
由緒ある神社だという事が偲ばれます
また本殿の瓦もなかなか興味深い造りでした


▲清水神社
、「雨乞いの神さん」 とも言われている
神櫛王(かんぐしおう)を祭られています


▲由良石に彫られた玉取りの竜
のみ一本で彫られたとは思えないほど巧み


▲清水神社の手洗い石
元文二年(1737年)と彫られている


▲清水神社の瓦・恵比須さん?


▲立派な瓦でした

■砕石跡を見ながら歩く
神社の横に由良山案内図があり
案内板によると二か所登山口があるようです
砕石場跡防空壕跡を見学し西登山口から登り
東登山口へ下りる事にしました
まずは車道歩きです
相撲場跡を過ぎると巨大な砕石場跡が見えてきました
かつては熱に強く加工しやすい雲母安山岩が取れたとの事
歩いた時のソフトな感触が評価され
皇居東庭の敷石にも採用されたとはビックリです
皇居へ行く機会があれば見てみたいものです
砕石跡の手前側は池になっていました
この日は天気が良かったので水面に砕石跡が映り
人工的に出来たものとはいえ美しさを感じました
防空壕跡を過ぎると西登山口です


▲案内図


▲まずは車道歩き                ▲由良相撲場跡


▲砕石場跡


▲睡蓮の池


▲由良石の歴史


▲防空壕跡


▲南側の展望が開けてきました
クレーター五座が見えます


▲西登山口入口


▲こんな階段が続きます

■大展望広がる山頂
西登山口から登る事、わずか5分で山頂到着です
山頂は解放感たっぷりの場所
特に北側の眺めは素晴らしく
高松市のシンボル屋島をはじめ五剣山前田山
女木島男木島まで見る事が出来ました
こんなに素晴らしい展望なのになぜ今まで登らなかったのか不思議です


▲数分で山頂に着きました


▲北側の展望が開けています


▲グルっと高松市


▲女木島・男木島・屋島・五剣山

■東登山口へ下山
西登山口から登ったので東登山口へ下りる事にしました
こちらは登山道らしい道
と言っても良く踏まれ歩きやすい道でした
早くもモチツツジが咲き、うれしい彩り
約10分ほどで大師堂横の東登山口まで下りてきました


▲北側砕石跡


▲モチツツジ


▲東登山道と登山口

■短時間で見所満載
いざ歩いてみると、なぜ今まで来なかったのかと思うほど
見所満載の山でした
わずか一時間ほどでこんなに楽しめるとは灯台もと暗し
砕石で栄えた頃を垣間見たような気がします


▲麓から見た由良山