■屋島 292m
 ■香川県
 ■2013年12月8日(日) 快晴
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※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)


  屋島神社am9:30-車で移動-長崎の鼻-砲台跡am10:05
  長崎の鼻古墳am10:15-北嶺登山口am10:30-洞窟am10:45
  遊鶴亭(小休止)am11:00-魚見台-千間堂跡-談古嶺(昼食)pm0:00
  出発pm0:45-南嶺三角点pm0:55-屋島寺pm1:05-れいがん茶屋(小休止)pm1:20
  出発pm1:45-屋島城門跡pm2:10-冠ケ嶽pm3:00-屋島寺pm3:25

  ■歩行時間約6時間(昼食・小休止含む)

   

恒例の忘年登山&忘年会
今年も恒例の忘年登山&忘年会を開催する事にした
忘年登山の目的は地元の山を歩き、地元の事をもっと知ろう!
(ホント?単に飲みたいだけちゃうん^^;)
という事から毎年、丸亀組と高松組が交互に行き先を考え実施している
今年は高松組が当番なので私の独断^^;で行き先を
屋島に決定
屋島といえば高松市民であれば生まれてこの方行った事が無い!
という人はいないだろうと思われる場所
それほど親しみやすい場所だと思う
ネット仲間の
akiさんが屋島に詳しいので同行をお願いし快く引き受けて下さった
当日am9:30
屋島神社集合
私達六名とakiさんの山仲間四名、合計十名で歩く事になった
今日は賑やかな山歩きになりそう〜
ここでビックリの出来事が!
ナントakiさんとKamatamaさんは約40年振りの再会だそうな
こんな事もあるのですね〜
やっぱり山歩きは止められんわ


▲屋島神社から見た南嶺の「冠ケ嶽」


▲雲海?に浮かぶクレーター五座

■長崎の鼻と長崎の鼻古墳
今日はまず車で長崎の鼻まで移動
長崎の鼻からスタートし車をデポしている屋島神社へ戻って来る予定
長崎の鼻には江戸末期に作られたといわれる砲台跡があった
ここから眺める屋島はいつもと違った山容の為
なんだか不思議な気持ちになる
また瀬戸内海の眺めも素晴らしく、間近には大島豊島
奥に小豆島を見る事が出来、皆で山座同定いや島同定に忙しい
長崎の鼻古墳へ移動
長崎の鼻古墳とは標高50mに立地する全長45mの前方後円墳
古墳の立地から海上交通に関係の深い豪族の墓であろうと考えられているそうです


▲海抜ゼロからスタート
長崎の鼻から見た屋島北嶺・いつもと雰囲気が違います


▲長崎の鼻・四等三角点


▲砲台跡から瀬戸内海を眺める


▲江戸末期に作られた砲台跡
 1853年(嘉永6年)、ペリーが黒船を率いて浦賀に来航以来、
国内では海防の必要性が強く叫ばれるようになった為、作られたそうです


▲ウバメガシの遊歩道を歩きます


▲長崎の鼻古墳

■いよいよ北嶺へ向かう
車道を横切りいよいよ北嶺に向かって登って行く
南嶺に比べ、こちらは歩く人も少なく静かな山歩きを楽しむ事が出来る
15分ほど歩くと洞窟が見えて来た
奥深そうだけど、とても中へ入る勇気はない^^;
調べてみると石切場の跡だそうだ
洞窟を過ぎ、ちょっとした岩場を登ると鶴遊亭到着
ここからは瀬戸内海が一望出来、何時間でも眺めていたい場所
青い空に青い海!緑の島々このまま時が止まればいいなぁ〜
などと思う瞬間でした


▲四国ではよく目にする石碑


▲洞窟


▲岩場を登ると・・・・・・・


▲遊鶴亭


▲遊鶴亭から見た志度湾


▲遊鶴亭から見た大島


▲高松市内

■談古嶺へ
遊鶴亭を後にし談古嶺へ向かう
途中、魚見台千間堂といった見所もあり楽しく歩く事が出来た
pm0:00 談古嶺到着
ここは屋島山上三大展望台のひとつ、
明治三十年村雲尼が登山の際、源平合戦の史跡を聞き
源氏の武士や平家公達たちを偲び、談古嶺と命名したそうです
絶景を眺めながら昼食♪
目の前には桜の木と瀬戸内海
桜の季節は更に美しいだろうなぁ〜


▲紅葉のパッチワークと青い海


▲コウヤボウキ


▲ナツハゼ


▲こんな場所も登ります


▲五剣山の裾野


▲談古嶺


▲談古嶺から五剣山方面を眺める


▲まだススキがありました

■屋島・南嶺一等三角点へ
談古嶺を後にし南嶺一等三角点へ向かう
屋島に一等三角点があるというのは知っていましたが
見つける事が出来ず、以前ボランティアガイドの方に案内して頂いた場所です
屋島には山頂?という場所は無いので、ここで記念撮影


▲首無し地蔵様


▲屋島・南嶺一等三角点

■屋島寺といいだこのおでん
ここからはのんびりと遊歩道を歩き屋島寺へ向かう
南面山と書かれた山門を入ると四国84番札所「屋島寺」に着いた
ここ屋島寺は天平勝宝5年に鑑真和上が唐から難波に向かう途中屋島を訪れ、
屋島北嶺にお堂を建てたのがはじまりで、
四国霊場唯一鑑真和上が開基したお寺として有名です
今まであまり気にした事がなかったのですが
ここは珍しい朱塗りの本堂
国指定重要文化財にもなっています
参拝の後は、屋島といえば「イイダコ」のおでん
屋島へ来てこれを食べないわけにはいきません
丁度小腹もへったのでここでコーヒー休憩
持ち寄ったお菓子と「イイダコ」で今まで消費したエネルギーは
一気に逆戻り^^;
これでは痩せるハズがありませんね


▲遊歩道を歩き屋島寺へ向かいます


▲南面山と書かれています


▲珍しい朱塗りの本堂


蓑山大明神




▲屋島といえば「イイダコ」のおでん♪
一説には、ゆでると赤くなり、8本足が末広がりで縁起がよいとされた
瀬戸内のイイダコを武士が好んで食べたことから、
その舞台である屋島の名物になったそうだ

■屋島城(やしまのき)跡と冠ケ嶽
屋島城跡へ向かう前にまず対面から眺めてみると
だいぶ復元も進んだようで遠目にも城跡だという事がわかるようになっていた
城跡の奥には冠ケ嶽と呼ばれる岩場
屋島城跡に移動
以前訪れた時は番号を記入した石がいたる所に置かれ
まだ組まれてなかったが今日はかなり形になっていた
かなり復元が進んでいるようだ
屋嶋城(やしまのき)は、屋島にあった古代山城
日本書紀によれば、西暦667年に天智天皇が唐軍の襲来に備え
屋島に城を築いた旨が記されているそうだ

この屋嶋城(やしまのき)が屋島の活性化に繋がればいいなぁと思う


▲対面から見た屋島城(復元中)と冠ケ嶽


▲弘法大師さまの石碑/香川県の県道1号の始点
唯一、車が走れない県道だそうです


▲復元中の屋島城跡


▲規模の大きさがわかります

■屋島ケーブル
屋島といえば今は車で登るのが主流になっているが
以前は、屋島駅で下り、ここからケーブルカーで
山頂へ登るのが主流だったと思う
当初はケーブルカーの駅周辺は飲食店?が立ち並び賑わっていたように思う
今は廃止され寂しい姿になっている
今でも幼稚園の遠足で母に連れられケーブルカーに
乗った日の事をなんとなく覚えている


▲屋島ケーブル・山頂駅
今は廃止されています


▲紅葉に感動する美女二人♪

■いよいよ冠ケ嶽へ向かう
いよいよ本日のメインイベント?
以前から気になっていた冠ケ嶽へ向かう
屋島といえば山頂が平らで優しいイメージ
ところがこの冠ケ嶽と呼ばれる場所は一変して荒々しい山容だ
近づいてみると一か所ロープが設置され女性には厳しそうな場所
屋島にもこんな場所があるとは屋島も奥深い
今回は大勢なのでパスして巻き道を下る事にした
落ち葉が積もった急斜面を下りると、車をデポした屋島神社に着いた


▲冠ケ嶽からの眺め


▲冠ケ嶽
屋島にもこんな荒々しい場所があります


▲シマカンギク群生


▲眼下に高松市内

■屋島手強し
たかが292mの屋島のレポートなんて
すぐに出来るわ!と思っていたが
思いのほか見所が多くあらためて屋島って凄い山なのだと再認識
akiさんのおかげで屋島の色々な姿を見る事が出来、感謝です
たかが屋島、されど屋島ですね
長時間、ご案内頂いたakiさん!ご一緒して頂いた皆さん!
ありがとうございました



▲恒例の忘年会・盛り上がる

■夜の部・忘年会盛り上がる
お風呂で汗を流し忘年会にGO!
ここで、エントツ山さん、Kazashiさん、真っ黒ちゃんが加わり
さぬき里山忘年会のスタート
四時間近く、食べて飲んでしゃべって
今年もいい年になりました
来年も開催しましょう〜