■山犬嶽(やまいぬだけ)997.2m
 ■徳島県
 ■2014年11月3日(月)快晴

 
地図→ここです

  自宅am10:30-高松中央IC-板野IC-R55-県道徳島上那賀線-上勝町役場
  樫原の棚田pm1:00-登山口pm1:25-出発pm1:35-参道ルート
  水苔の群生pm1:50-東光寺pm2:25-山頂pm2:35-西峰pm2:45
  山頂-見晴岩pm3:20-登山口pm3:55

  ■歩行時間 約2時間30分(小休止含む)





※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)


■「葉っぱビジネス」で有名な上勝町へ向かう

11月3日は晴れの特異日
週間予報では「雨」だったが「晴れ」に変わった
やっぱり晴れの特異日
ところが地区の文化祭の為、遠出は無理、でもどこか行きたい!
という事で歩行時間が短い山犬嶽を歩く事にした
紅葉も1000m付近に下りてきているので一石二鳥かも
バタバタと文化祭での用事を終わらせ、高松中央ICから高速に飛び乗る
板野ICで下り一路、上勝町を目指す
途中、コンビニで昼ごはん購入、時間が無いので走りながら食べる
月ヶ谷温泉を過ぎると上勝町役場が見えてきた
ここで登山口を確認し樫原の棚田を目指して進む
途中、山犬嶽駐車場(ここから登山口まで2km歩く事になる)
があったが今日は時間が無いのでもう少し先まで車で上がる事にした
スミマセン^^;
樫原の棚田が見えてきた
この棚田は全国棚田100選にも選ばれている美しい棚田
こんな山奥なのに大勢のカメラマンで賑わっていてビックリ
更に進んで行くと、収穫祭の会場?で
あらまぁ〜結婚式が行われているでは・・・・・・
花嫁さんは最近ほとんど見る事が無くなった黒引振袖姿
周りの風景に溶け込み、いい雰囲気 お幸せに〜


▲全国棚田100選に選ばれている「樫原の棚田」


▲収穫祭と結婚式が行われていました
花嫁さんは珍しい黒引振袖姿でした

■登山道へ入る
急な坂道を進みpm1:25 やっと登山口へ到着
少し広くなった道端に駐車しpm1:35 出発〜
午後から出発するなんてとんでもない事ですがお許しを〜^^;
登山口に置かれていた案内図を一枚頂いた
この案内図、ガリ版刷りらしく、インクの香りがなんともいえず懐かしかった
鹿対策?の網を開けて山道へ入る
今日は参道から登りハイキングコースへ下りてくる予定
しばらくはフカフカの杉の葉っぱを踏みしめながら
薄暗い植林の中を進む
この山の杉林は手入れが行き届いていて気持ちが良い
下りて来られる方、数組とすれ違う
帰宅後、皆さんのレポートを拝見すると
ハイキングコースを登り参道コースへ下りて来る人の方が多いようだ


▲道幅が広くなった場所に駐車
本当は樫原の棚田の手前に駐車場がありました
今日は時間が無いという事で^^;


▲立派な案内板があります


▲リンドウが元気よく咲いていました♪


▲網を開けて中へ入ります


▲参道ルートから登りハイキングコースを下りる予定


▲この日、数十名の方とお会いしました
人気の山ですねぇ〜

■水苔の名所
山犬嶽といえば水苔と言われる位、水苔が有名な山
出発して15分で水苔の群生地へ着いた
写真では見た事があったが想像以上に大きな規模に感動
うれしい誤算だ
まるで太古の森へ迷い込んだような気がする
時間が無いのについつい長居してしまった
見上げる色付き始めた木々
ここ数日で見頃になるかも知れない


▲水苔の群生


▲太古の世界にタイムスリップしたような錯覚を覚えました


▲まるでトトロの世界


▲光で遊んでみました


▲紅葉の始まり・・・・・・・


▲こちらはシックに色づいています

■東光寺から山頂へ
水苔群生地を後にし東光寺へ向かう
このルート一の急登を登り切ると東光寺
東屋があり休憩には良い場所だ
ここから一登りで山頂到着
木々に囲まれ展望は無い
唯一、真っ赤なカエデが「ようこそ山犬嶽へ」と歓迎してくれているようだ
山犬嶽双耳峰なので西峰へ向かう
数分で西峰の祠が見えてきた
祠の後側へ回り込むと大展望が広がっている
奥に光っているのは太平洋?
じっくりと眺めたい場所だが足元を見ると
大きくえぐられ要注意箇所!
覗きこむと足がすくむ^^;


▲東光寺


▲山犬嶽山頂


▲山頂の三色カエデ?


▲真っ赤に色づいている木もありましたよ


▲西峰の祠


▲西峰からの眺め
手前に見晴岩・奥には山並み


▲奥に見えているのは太平洋?
絶景ですが足元が崩れているので要注意!

■見晴岩からの絶景を楽しみ下山
下山はハイキングコース
迫力たっぷりの巨石群を眺めながら進むと
見晴岩が見えてきた
早速、岩の上へ上がり展望を楽しむ
振り返ると、先程登った山頂、
目の前には色とりどりの紅葉その奥には素晴らしい山並み
時間があればゆっくりしたい場所だ
今日は時間が遅いので仕方なく下山
pm4:00 前に登山口まで戻って来た


▲ハイキングコースから下山


▲巨石群が続きます
私と比べると大きさが一目瞭然


▲見晴岩から見た、山犬嶽山頂と西峰


▲遠くの山並みまでクッキリです


▲見晴台から絶景を眺める


▲水苔                   ▲これも苔?


▲通り抜ける事が出来、一安心^^;


▲ここへ下りてきました

■下山後、山の駅「峯田」へ
登山口の横に「お休み処・山の駅」と書かれていたので
吸い寄せられるように立ち寄った
ここは安政6年(1773年)に建てられた峯田家を開放して下さっていた
現在は、この家の最後の家主の峯田義輝さんの
お孫さんの瀬尾まり子さんが駅長をされている
縁側でホットコーヒーのお接待を頂き至福の時間を過ごさせて頂いた
心のこもったお接待、ありがとうございました


▲山の駅・峯田


▲おいしいコーヒーを頂きました
ごちそうさまでした


▲山の駅・峯田からの展望

■上勝町!大満足
午後からのわずかな時間だったが、棚田有り、結婚式有り
水苔有り、紅葉有り、巨石有り、そして暖かなお接待有りと
盛りだくさんの半日となった
人の暖かさを感じる町・上勝町・・・・・・・
きっとまた訪れるだろう


▲もう一度「樫原の棚田」


▲すっかり秋の風景ですね〜


▲木材屋さんの敷地内にて
トトロ?面白いアイデアですね