■矢筈ヶ山(やはずがせん)1359m
 ■鳥取県
 ■2012年10月27日(土) 晴れのち曇り
 ■
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    自宅am5:00-瀬戸大橋-山陽道-中国道-米子道
    蒜山SAam6:45-一向成キャンプ場(登山口)am7:45
    出発am8:00-大山滝吊り橋am8:25-大山滝(小休止)am8:50
    大休口am9:25-大休峠(避難小屋)am10:30-出発am10:50
    山頂(昼食)am11:35-出発pm0:30-大休峠(小休止)pm1:15
    大山滝(小休止)pm2:20- 出発pm2:30-大山滝吊橋pm2:45-登山口pm3:10

    ■歩行時間約7時間(昼食・小休止含む)


   

伯耆大山外輪山の一つに
以前から大山の外輪山が気になっていた
いつかは
振子沢からユートピア小屋へ登ってみたい
地図で確認すると、歩行時間がとてつもなく長い
おまけに登山道が不鮮明?
裏大山入門ルートとして、まずは
矢筈ヶ山へ行く事にした
蒜山ICで下り大山広域農道を通り一向平へ向かう
道中、
大山と烏ヶ山がクッキリ見え心が逸る
ナント烏ヶ山の山頂には
傘雲(レンズ雲)が掛かっている
傘雲といえば天気が悪くなる前兆とされている
そういえば天気予報では今日の午後から崩れ、明日は雨予報^^;
色付き始めた木々を楽しみながら
一向平キャンプ場を目指す


▲蒜山SAから大山・烏ヶ山


▲道中から大山・烏ヶ山
烏ヶ山の上には傘雲


▲アップにしてみました


▲大山環状道路から見た今日登る矢筈ヶ山

■ 一向平キャンプ場から出発
自宅から約三時間弱で一向平キャンプ場へ到着
ここは駐車場完備、トイレや蕎麦屋さん、バーベキューハウスもあり
快適にキャンプを楽しめそうな場所
また日本の滝百選「大山滝」への入り口となっている為
観光客が絶えず訪れている場所のようだ
準備しam8:00 出発!
なだらかなキャンプ場の中を進んで行く
この道は一向平から川床へ続く中国自然歩道になっており
大山古道とも呼ばれている
地蔵信仰と牛馬市のための往来の一つだったとの事
15分ほど歩くと大山滝吊橋へ下りる為の傾斜のキツイ階段が見えてきた
え〜っ!こんなに下りるの?と思うほど階段が続く
おまけに一部分、崩れていて歩きにくい^^;
下りるのはいいけど下山時には登り返す!という事
それを考えると憂鬱〜


▲一向平キャンプ場
ここが登山口です


▲ススキが光り輝いてます〜

■ 大山滝吊橋
約80mほど下ると大山滝吊橋が見えてきた
この吊橋が出来るまでは下を流れている
加勢蛇川(かせいちがわ)に掛かる丸太橋を渡っていたとの事
丸太橋を渡るって・・・・・・怖〜っ
大山滝吊橋の周辺はまだ青々としていましたが
後二週間もすれば見事な錦色に染まりそうな場所
紅葉の季節には多くの観光客が訪れるのだろう


▲大山滝吊橋
今は青々としていますが二週間もすると
錦色に染まりそう〜

■ 日本の滝百選「大山滝」へ
旦那小屋跡木地野敷跡を見ながら
緩やかな道を進んで行く
以前は沢山の人々が往来したであろうこの道も
今はひっそりと静まり返りいい雰囲気をかもしだしていた
am8:50 大山滝が見えてきた
滝壺へも下りる事が出来るが今日は時間が無いのでパス
大山滝周辺も少し色づいているものの、見頃はまだ先
ここで小休止・・・・・・・


▲旦那小屋跡                      ▲木地屋敷跡


▲日本の滝100選「大山滝」
加勢蛇川上流の地獄谷にあり、落差42mを誇る二段の滝
色付き始め・・・・・・・・

■ 少しずつ紅葉が現れ出した
大山滝を過ぎると少しずつ紅葉が現れはじめた
一気にテンションが上がる私
大休口を過ぎると本格的な登山道になってくる
勾配がキツイ斜面をジグザグに登って行く
風が無いので汗が噴き出る
でも紅葉のトンネルを歩くのは気持ちが良く
しんどさはさほど感じない・・・・・・・


▲紅葉の三色紅葉


▲ブナが黄金色に輝いて〜


▲大休口
地獄谷コースとはどんなコースなんだろう?
とてつもなく恐ろしいコース?


▲紅葉のトンネルを歩きます


▲青空に黄色が映えて・・・・・・

■ 大休峠で大休み
稜線に出ると大山が見えてきた
大山が見えてくると大休峠は目の前だ
一向平から約2時間半!am10:30 大休峠到着!
ここは山の上の交差点!
一向平・川床・矢筈ヶ山・野田ヶ山方面へ行く事が出来る
避難小屋も設置され休憩にはもっこいの場所だ
大休峠という位なので私達も大休み・・・・・・・
色々な方向から登山者が集まり一気に賑やかになった


▲大山が見えてきましたよ〜


▲紅葉と大山


▲三鈷峰が見えてきました
いつかはあそこまで歩きたいものだ


▲大休峠(大休避難小屋)


▲野田ヶ山方面と船上山方面の分岐点

■ 矢筈ヶ山山頂へ
大休み(笑)後、矢筈ヶ山へ向かう
5分ほど進むと黄金色に染まったブナの樹海が見えてきた
この風景の前で立ち尽くす私
四国では見る事が出来ない風景
何枚もシャッターを切った
(一眼が入院中なのが残念)
岩がゴロゴロの急登を汗ビッショリになって登る
ほとんど直登なのでキツい
でも面白いほど高度が稼げる場所
勾配が緩くなると山頂は目の前だ
am11:35 矢筈ヶ山山頂到着!
狭い山頂は大勢の登山者で賑わっている
ここからは360度の大展望だ
大山方面は勿論、登山口である一向平キャンプ場
甲ヶ山方面もよく見える
ふと、小矢筈をみると岩に張り付いている登山者さんが小さく見えた
え〜っあんなところ登るの〜〜〜凄〜い!
道はあるのかなぁ〜
360度大展望を眺めながら昼食♪至福の時


▲ブナの樹海が素晴らしい〜


▲引くとこんなカンジです


▲三鈷峰・大山がクッキリと見えます


▲狭い矢筈ヶ山山頂
一等三角点がありました


▲甲ヶ山と小矢筈
どちらも岩山、ぞくぞくします^^;


▲こちらもブナの樹海

■ なごり惜しいけど下山・・・・・・・
出来れば甲ヶ山まで行きたいところですが
下山の時間を考えると私の足では無理
甲ヶ山は次回のお楽しみ♪という事で下山開始
赤や黄色に染まった自然林を楽しみながら下りて行く
大休峠で小休止後、後はひたすら登山口を目指す
大山滝まで下りて来ると観光客が何名か登って来られていた
そりゃあ日本の滝百選なので滝マニア?にはたまらない場所だろう
朝、下った階段を登り返しpm3:00 登山口まで戻って来た
(階段の登り返し、やっぱりキツイ)


▲ブナを見上げる


▲カエデ紅葉


▲落ち葉もキレイ

■ 帰路につく
初めて訪れた場所なのでゆっくりしたいところですが
今夜は恒例?の女子会がある為
どこへも寄らず一路帰路についた
惜しい事をしたなぁ〜


▲一向平キャンプ場
まだ新しく快適そうです

■ 最後に・・・・・
初めて大山の外輪山のひとつを歩いてみて
少しだけ裏大山の雰囲気が味わえたような気がする
川床からも登ってみたいしユートピア方面へも行ってみたい
コジラの背がある甲ヶ山へも登ってみたい
夢は果てしなく広がります・・・・・・・



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)