安神山・鷲ガ頭山 267.1m 436.5m
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愛媛県
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2007年11月25日(日)快晴


    自宅am7:30-高松西IC-今治湯の浦IC-今治IC-大三島IC
   町営藤公園前駐車場am10:20-大山祇神社am10:30
   安神山わくわくパ−クam10:55-安神山登山口am11:00
   安神山山頂am11:25-えぼし岩(小休止)am11:35-車道と合流Tpm12:05
   車道と合流Upm12:10-鷲ガ頭山山頂pm12:25-山頂展望台(昼食)pm12:45
   出発pm1:15-鉄柱コ−ス突入pm1:30-入り日の滝(小休止)pm2:50
   出発pm3:00-町営藤公園前駐車場pm3:40
   ■歩行時間約5時間(休憩含む)

   

一昨日、寒風山→笹ヶ峰を歩いたので、今日は軽めの山を....
と、いう事でしまなみ街道の一つ!大三島にある、鷲ガ頭山へ行く事にした。
軽めの山を選んだつもりだったのですがねぇ〜〜〜^^;
○−スキャンプのレポ−トによると約7割がコンクリ−ト道との事なので
運動靴で登る事にした。(これは大正解でした)
歩行時間2時間30分!との事なので、朝ゆっくりと出発!
高松西ICから高速に乗り小松JCTで今治方面....少し地道を走り
西瀬戸道に入り大三島ICで下りる。
せっかくの絶景も気温が高い為か霞気味〜
町営藤公園前駐車場(無料)に車を停め大山祇(おおやまづみ)神社へ向かう。
大山祇神社は本州、四国、九州を鎮守する日本総鎮守の神として崇拝されている
鳥居をくぐるとまず目につくのが樹齢2600年の御神木である楠!
天然記念物に指定されており小千命(おちのみこと)御手植の楠だそうだ。
この楠は、はるか遠い昔から世の中を見つめていたのだろうなぁ〜
本殿に参拝後、宝物館へ進む。



▲大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)


▲樹齢2600年の御神木の楠

宝物館の前を左折ししばらく進むと、安神山わくわくパ−ク
表示板があるので表示板に基づいて進む.....
わくわくパ−ク方面からみかんを抱えた観光客?が
数名下りて来た!どうやら奥にみかん狩り農園があるようだ。
おいしそう〜♪後で寄りたいなぁ〜
数分で安神山0.8kmの表示板!
な〜んだ0.8kmといえばすぐじゃない!と軽い気持ちで出発!
ところがねぇ〜


▲宝物館の前を左折                 ▲安神山わくわくパ−ク方面へ進む


▲わくわくパ−ク?                  ▲安神山まで800m!ところが....

ウワサ(笑)のコンクリ−ト道を登っていく....
これが結構、急登で足に堪える。
展望台到着!
宮浦港方面をバッチリ眺める事が出来ますが、気温が高い為か
霞んでおり残念ながら瀬戸内の美しい風景がイマイチ^^;


▲コククリ−ト道を登って行きます                ▲展望台からは宮浦港方面がバッチリ!


▲宮浦港方面!天候が良すぎて霞んでいます

どこまでも続くコンクリ−ト道を登って行く.....
途中の山肌を見ると木々が無く異様な雰囲気だ。
帰って調べてみると2005年に山火事が発生しこの辺りの
山林約133ヘクタールが焼失した!との事。
この付近の山が元の姿に戻るにはいったい何十年、何百年かかるのだろう....


▲大きな岩が今にも落ちてきそう〜              ▲シダが茂る登山道

尾根に出た!鷲ガ頭山まで1.6kmの表示....
この表示を過ぎると安神山267.1m山頂!
小さな祠が祭られているだけの山頂でした。
ここは火災の時、無事だったのかなぁ〜
安神山を過ぎ、水平道を歩いて行くとえぼし岩が見えて来た!


▲この指示票が見えると安神山267.1m山頂!ここにもキティ山岳会さんの山頂表示♪


▲せり出す岩の下を歩きます                 ▲えぼし岩が見えて来ました

岩の周辺には黒く焼けた木々が残っており火災の規模が大きかった事が
偲ばれる.....
ここで景色を楽しみながら小休止!
休憩後、重い腰を上げさぁ一踏ん張り〜
二本の電波塔が立つ鷲ガ頭山が近くなって来た。
四国版万里の長城(殴)かと思うような道を進む。
登山道の両側からは瀬戸内の海がバッチリ!
天気が良い日はこれ以上の登山道は無い!と思います。


▲2005年の山火事!二年経った今でも〜         ▲ゴロゴロの岩の間を歩きます


▲目の前の二本電波塔が立っている山が鷲ガ頭山!

車道に出た!そうなんです、ここは車でも登る事ができます^^;
いいのか悪いのか?
(結果的に良かったのですが....)
車道を横切りコンクリ−トの階段を登り先を進む.....
10数名のパ−ティとすれ違う。
数分で二回目の車道と合流!
ここも横切り、またまたコンクリ−トの階段を登ります。
目の前に電波塔が見えて来た!


▲車道を横切ります


▲前から団体さんが下りて来られてます         ▲二度目の車道との合流


▲最後の階段を登ります               ▲電波塔が見えて来ましたNHKと南海放送でした

二つの電波塔を過ぎると鷲ガ頭山山頂到着!
ここでさぬき里山会の山頂表示板を見る事が出来るなんて〜
少しビックリ!さぬき里山会さんも活動範囲が広いですね。
山頂は小さい広場となっておりベンチが設置されていた。
展望は残念ながら無し!


▲鷲ガ頭山山頂436.5mと三角点(さぬき里山会さんもご活躍の様子ですね)

山頂は展望が無いので展望広場まで下り昼食!
ここでも数十名のパ−ティが休憩されていた。
大人数で登るには、登山道がしっかりしているので
良い山かも知れません....
昼食後、元来た道を下山する。
林道まで下りて来た!
ここから入日の滝へ下りる事が出来るが踏み後が薄いので
初心者は無理!と分県に書かれている。
しかし下を覗いてみると小さく、滝山寺の屋根が見えているでは....
見通しもいいし時間もあるので、なんとかなりそう〜
好奇心たっぷりの私としては挑戦してみるしかありません。
無理なら引き返せばいいし〜
な〜んて軽い私(^^ゞ


▲山頂広場(車で登る事も出来ますよ)                    ▲シュウメイギク?


▲本日歩いて来た稜線!             ▲入日の滝へ下りたいけど....

結局、入口がわからず適当に斜面を下りる。
踏み後や赤テ−プは無く、とにかく鉄柱沿いに下りて行く。
大きな木は無いが、イバラ攻撃が次から次へと襲ってきてなかなか進めない。
何度引き返そう!と思った事か....
このコ−ス!ナタが必要です^^;
どうにかイバラ攻撃を突破し、急斜面はお尻で滑りジャングル(笑)に突入した。


▲こんな道?を下りるの?イバラ攻撃に参りました^^;


▲鉄柱に沿って下ります                ▲歩いた稜線が上に見えます


▲ジャングル(笑)に突入〜っ!

ここまで来ると、傾斜は緩やかになりますが
今度は木々やシダが生い茂っており歩ける場所を探して歩く。
水の音が聞こえてきた!どうやら滝の上部らしい.....
薄い踏み後を探し進んで行く....
やっと滝山寺が見えた!プチ冒険の終了〜ホ〜ツ(^^ゞ
滝山寺の横にある入日の滝を見に行く!
残念ながら水量が少なく迫力に欠けるがなかなか素晴らしい〜


▲滝の上流部?に出ました!      ▲この標識(砂防指定地)が見えればそろそろゴ−ル


▲滝山寺の横に出て来ました!ホ〜ッ^^;


▲入日の滝
(滝の高さは15m。古来から、夕日に映える瀑布が虹となり、その色が変化し、
幻想的であるので入日の滝(いりひのたき)と云われれているそうです)


▲入り日の滝!全貌〜水量は少なかったです。


▲本日歩いた稜線が見えます〜

入日の滝を後にし、自然研究路を通って登山口まで
戻る予定でしたが、安堵感からか(笑)入口を探しそびれ
結局、駐車地点まで40分の車道を歩きを余儀なくされる事となりました^^;
駐車場まで戻り、ここから数分の場所にあるマ−レ・グラッシア大三島
塩風呂(従来ならば入浴料@500 シャンプ−石鹸無しのところ、
ここでお会いした地元の方から割引券を頂き@400で入浴できました)
で疲れを取り無事帰路に......の予定でしたが
主人が上着を落とした事に気付き、デジカメを再生してみると
どうやら山頂で落としたらしいので再度、鷲ガ頭山山頂へ.....
勿論、車で〜(^^ゞ
予想通り山頂で見つける事が出来、一安心!
よかった〜車で登れる山で^^;
幸か不幸か瀬戸内の夕暮れを見る事が出来たので
まぁ良し!としよう〜♪
色々とハプニングはあったものの、あらためて山火事の怖さを知った
山歩きとなりました.....
しかし軽めの山!を選んだつもりだったのですがねぇ〜^^;


▲瀬戸内海に沈む夕日(鷲ガ頭山山頂より)



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)