■一カ月振りの山歩き
週末毎の雨で、ここ一カ月ほど山から遠ざかっていた
こんなに雨が続くなんて初めてのような気がする
やっと週末が、いい天気になったので近場の里山を歩く事にした
お昼ご飯前に出発し、上佐山と日妻山を登り下山後に昼食
という軽〜い予定で出発・・・・・・・
上佐山と日妻山の中間点に駐車し、まずは上佐山へ向かう
途中には、高松中央JAのカントリーエレベーター(米の集積場)がある
ここは我が家の米を持って行っている場所
稲刈り時期は大賑わいだったこの場所も今日はガランとして寂しげだ
カントリーエレベーターを過ぎ右折、民家の手前を斜め上に上がると
上佐山、通谷側登山口
草刈りされた広い登山道を進むと祠が見えてきた
ここまでは広く快適な道
祠を過ぎると讃岐の里山特有の急こう配の道となる
滑らないように注意し進む
平和公園からの登山道より、こちらから登る方が
明るい自然林なので気持ちが良い |

▲今から登る、上佐山と雌上佐山

▲ツリガネニンジン

▲ツリガネニンジンとワレモコウ

▲ミゾソバ

▲ここから登りました

▲祠があります

▲上佐山と雌上佐山の鞍部

▲ヨメナ

▲ヤブムラサキ

▲サンショウ?

▲アキノキリンソウ

▲クヌギの紅葉
■空気が澄んでいる日は剣山が見える!らしい
わずか30分ほどで上佐山山頂到着!
以前に比べると登る人が少なくなったのか少し荒れ気味
山頂に設置されていたノートを拝見すると
「今日は剣山が見えました」と書かれたコメントがあった
空気が澄んでいる日は剣山が見えるらしい
確かに360度大展望の山だけど剣山まで見えるとはビックリ
今日は天気はいいけど気温が高すぎるのか霞んでいて残念
山頂には「上佐山」の由来が書かれた案内板が設置され読んでみると
かつては山城があったとの事
活気に満ち溢れていた時代を想像するとワクワクする |

▲上佐山山頂

▲上佐山の由来

▲宇和佐山 二等三角点

▲山頂から手前に由良山・奥に屋島

▲空気が澄んでいる日は剣山が見えるそうです
■雌上佐山へ向かう
山頂を後にし、鞍部まで下り、雌上佐山へ向かう
わずか数分で雌上佐山へ着いた
展望も無く、ただのピークといった場所
ここから同じ道を下るのも面白くないので西方面へ下る事にした
登山道が無くても、たかが標高198mなんとかなるでしょ!
最初は緩い下りで楽勝だったのですが
下れば下るほど傾斜が増してきて途中からは歩くというより
滑って下りたと言った方が正解かも〜
ほとんど下りきってホッしたのも束の間
今度はイバラと倒れた竹藪に阻止され進めない
なんとか竹藪の薄い部分を見つけ強行突破
これは登り返した方が、よっぽど早く下山出来たと思う
イバラや竹藪との格闘に疲れ日妻山まで行く元気も消滅
すごすごと退散するハメになりました^^; |

▲コウヤボウキ

▲ヤブコウジ

▲雌上佐山

▲ここへ下りてきました
■薬師湯って?
道路へ飛び出ると「薬師湯 0.5km」と彫られた石碑が目についた
この辺りに温泉があるなんて聞いた事が無い
とにかく500mなので見に行こうと思い矢印の方向へ進む
すると薬師堂が見えてきた
案内板によると、1854年の大地震で薬師如来が倒れ
当地に冷泉が湧きだしたので倒れていた薬師如来をこの地に移したとの事
最近の化学的調査でも温泉法に適用する
成分含量が存在する事が実証されたとか・・・・・・へぇ〜
初めて知りました |

▲薬師湯って?

▲薬師堂

▲薬師堂・薬師湯の由来
■里山歩きは発見が一杯
あまりにも天気が良いので思いつきで出かけた里山だけど
高い山には高い山の低い山には低い山の楽しみ方があり
やっぱり山っていいなぁ〜と思った数時間でした
里山歩き、なかなか楽しい♪ |

▲薬師堂から見た日山・雨山(こぶ山)
|