■綱付森 1643.1m
 ■高知県
 ■2014年9月28日(日)快晴

 地図→ここです

  自宅am7:00-高松西IC-南国IC-R195-大栃-う回路経由・県道大豊物部線
  矢筈峠am10:00-綱付森登山口am10:15-1421mピーク(小休止)am11:00
  出発am11:10-山頂(昼食)pm0:30-出発pm1:15
  1421mピークpm2:15-登山口pm3:10

  ■歩行時間 約5時間(昼食・小休止含む)



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)



   

■10年振りに綱付森へ

痛ましい御嶽山噴火の翌日、綱付森へ行く事にした
以前、訪れたのが2004年5月15日、10年振りの再訪となる
南国ICを下り大栃を目指す、県道大豊物部線へ入ろうとしたところ
「路肩崩壊に付、通行禁止制限」の案内板
え〜っ!ここまで来て通行止めとは・・・・・
今の時間から三嶺は無理だし、白髪山に変更するしかないな
と思い、進んで行くと「笹方面・う回路」の案内板
どうも県道大豊物部線入口の案内板に書かれていた
「う回路」の文字を見落としてしたようです^^;
家族総出で稲刈り中の横を申し訳ないなぁと思いながら通らせて頂き
県道大豊物部線に合流、現在は閉じられている「笹温泉」を横目に
am10:00 矢筈峠到着!
県道大豊物部線入口から約40分(自宅からは約3時間)
物部には魅力的な山が沢山あるが高松からは、やっぱり遠いなぁ〜
立派な駐車場には私達の車以外に4台駐車中、みなさん土佐矢筈山かな?
林道を500m歩き綱付森登山口
登山口の横に広い広場があり3台駐車されていた
ここまで車で来る事も出来るようだ


▲県道大豊物部線・路肩崩壊の為通行止め
期間・未定・う回路有り


▲笹方面う回路


▲矢筈峠駐車場               ▲綱付森登山口・「熊注意」の案内板

■「熊注意」の案内板に見送られ出発!
am10:15 「熊注意」の案内板に見送られ出発!
土佐矢筈山や小桧曽山、この山域は熊の目撃情報があるそうだ
綱付森へ行く人はあまり多くないだろうと思い
「熊除けベル」を持って行く事にした
「熊除けベル」を付けるのは権田山以来だ
チリンチリンとうるさいので、あまり付けたくはないが熊には遭遇したくない^^;
いきなりの急登を登り切ると目の前には土佐矢筈山!
土佐矢筈山から小桧曽山への縦走路も稜線散歩が楽しめる場所
何度でも歩きたい場所だ


▲土佐矢筈山が見えてきました


▲気持ちの良いこもれびの中を歩く

■1421mピークからの展望
何度かアップダウンを繰り返し、1421mピークに着いた
目の前には今から向かう綱付森のたおやかな笹原
奥には天狗塚から三嶺へ続く山並み
こんな稜線を歩くのだと思うと気分が高揚する
分県にはここに三角点があると書かれているが
笹原に埋もれているのか見つける事が出来なかった


▲1421mピークから見た綱付森と奥に天狗塚


▲綱付森をズーム
たおやかな笹原が広がっています

■シダ原の稜線散歩^^;
1421mピークから多少のアップダウンはあるものの
快適な稜線散歩♪
ところが笹原どころか目の前はシダ原?
低山ではシダの群生をよく見かけるが高山で見るのは初めて
ここも鹿の食害が酷く、笹は食べ尽くされたようだ
10年前の写真と比べると風景は一変している
わずか10年の間にここまで風景が変わるとは
10年の間に何の変化が起こったのか興味深い


▲青空に向かって登って行くと・・・・・・・


▲牛の背・天狗塚が正面に見えてきました


▲ナント、シダの草原
以前は笹原だったそうですが鹿に食べ尽くされたそうです^^;


▲「絵」になる風景なので思わずパチリ


▲勝手に命名・ゴジラ岩


▲解放感たっぷりのいい道なのですが、やっぱりシダが気になる

■天狗塚方面・絶好の展望台!山頂到着
登山口から約2時間、山頂が見えてきた
山頂近くになるとやっとシダ原から笹原に変わった
pm0:30 山頂到着!
天気が良いので皆さん、山座同定を楽しまれていた
私達も昼食もそこそこに山座同定
360度の大展望に心も逸る
スマホにパノラマ機能が付いているのでパノラマ撮影
山頂に設置されている温度計では気温15度
吹く風が心地よく、つくづくいい季節になったものだ


▲ここまで来ると笹原になりました


▲綱付森山頂


▲天狗塚から三嶺に続く稜線


▲スマホ・パノラマ撮影


▲お決まりの山頂写真・三角点

■名残惜しいけど下山
ゆったりとした時間を過ごし下山
下山といってもアップダウンが多い山なので
汗ビッショリになった
おまけに、鹿の食害の為か花も無い山なので立ち止まる事も出来ない
いつもは花を口実に立ち止まってばかりの私にとっては
返っていいいいトレーニングになったのかも?^^;
pm3:10 登山口まで下りてきた


▲さぁ〜矢筈峠に向かって下山です


▲黄金色に輝く苔


▲アオベンケイ


▲逆光写真雰囲気がある?


▲色が抜け始めたブナの葉っぱ

■矢筈峠から祖谷への林道

以前から気になっていた矢筈峠から祖谷方面への林道
オコヤトコ方面へ下り、京柱峠から帰ろうと思ったが途中で「通行止め」だった
結局、元来た道を戻る事になった
10年振りの綱付森、展望もよく適度なアップダウンも有り、いい山だと思う
笹原が復活する日が待ち遠しい・・・・・・
しかし10年前に自分が書いたレポート!
読み返してみると恥ずかしい^^;


▲通行止め箇所手前からススキと牛の背


▲ヤマゼリ?

※林道沿に咲いていた花

・サワオトギリ?       ・アケボノソウ           ・オタカラコウ