豊受山(とようけやま)1247.4m
愛媛県
2007年3月10日(土)晴れのち曇り


    自宅am7:30-高松西IC-三島川之江ICam8:40-具定展望所am8:50
   法皇トンネル-富郷橋-豊坂(七々木)-登山口am9:45-出発am10:00
   水場am10:30-豊坂大町分岐am11:10豊受神社鳥居am11:12
   豊受神社am11:35-山頂(小休止)am11:45-三角点am12:00-山頂pm12:10
   三度ガ崖(昼食)pm12:20-出発pm1:00-豊受神社pm1:05-豊坂大町分岐pm1:25
   水場pm1:45-登山口pm2:00

                       歩行時間約4時間(休憩含む)

   

来週は野暮用で山行きは無し!
今週登っておこうと思うが天候が微妙〜
とりあえず土曜日の午前中は晴れ!の予報なので短時間で登れる山を探す。
香川からわりと近い法皇山脈の一つ豊受山へ行く事にする。
行くにあたり豊受山の情報を色々調べるが他の山に比べ圧倒的に情報が少ない..
どうにか昨年、行かれた方のブログを発見し読んでみると北側(大町)からの
アプロ−チ道はかなり荒れており南側(豊坂)から登ったとの事。
先週、アプロ−チ道でひどい目にあってるので無難な豊坂ル−トから登る事にした。
三島川之江ICで降り、法皇トンネルを目指す....
途中、具定展望所に寄り道し伊予三島の町を眺める....
少し霞んでいるものの素晴らしい眺めだ!
この展望所から眺める夜景は四国一!と聞いているので是非見てみたい!
しかしこの展望所の落書き!どうにかならないのかなぁ〜
せっかくの展望も台無し^^;



▲具定展望所の桜と伊予三島の町並み


狭くて暗い法皇トンネルを抜け金砂湖へ.....
工事の為、水が抜かれており珍しい光景に出会えた。
赤い平野橋を渡り、豊郷橋(とみさとばし)を目指す。
富郷橋を渡りすぐにUタ−ンし豊坂地区を目指し登って行く。
しばらく走ると七々木方面岩原瀬の分岐があるので七々木方面へ進む。
道なりに進み豊坂集落を過ぎると未舗装の林道になる。
日陰部分は薄っすらと積雪があり慎重に走る....
(先週の苦い思い出がふと頭をよぎる....)
未舗装になり数分で登山口到着!高知ナンバ−の方が1台駐車してるのみ。
私達も準備し早速出発!



▲工事の為、水を抜いている金砂湖と平野橋           ▲ここから七々木方面へ進む


▲林道沿いに咲いていたミツマタ                     ▲タチツボスミレ?


登山口の急登を登ると早速、が現れた!
アイゼンを付けるほどでもないので、そのまま進む。
薄暗い植林の中を30分ほど歩くと視界が開け水場へ到着!
ネコノメソウをはじめ色々な山野草が雪の下で春を待っていた。



▲豊坂登山口                   ▲最初は植林の中を歩きます


▲ネコノメソソウ

▲早くもヤマシャクヤクの蕾        ▲出番を待つ山野草たち....

水場を過ぎると自然林が広がり見通しのよい南斜面を進む....
左手にダイナミックな三度ガ崖が見えて来た!
なかなかいい雰囲気♪
北側ル−ト(大町)との分岐へ到着!
今日は北側ル−トからの登山者はいないようだ。



▲南斜面はすっかり春山                 ▲三度ガ崖が見えて来ました!


▲大きなツララ発見!                  ▲豊坂・大町分岐


分岐を過ぎ2、3分で豊受神社の鳥居...
鳥居をくぐると小さな祠!登山の無事を祈る。
ますます雪が深くなってきた!
でも先に出発された高知ナンバ-の方の踏み跡があるので心強い...
途中、フライパンと金槌が吊るされていたのでとりあえず叩いてみる。いい音♪
しかしこれは何???
最後の急登を一踏ん張りで豊受神社到着!
神社の横には風穴があったので思わず覗き込む(笑)



▲豊受神社の鳥居をくぐると祠


▲この金槌とフライパンは???               ▲豊受神社が見えて来た!


▲豊受神社と風穴


神社周辺を見学後、山頂を目指す!
神社の横の急坂を登ると尾根に出た!
右へ進むと山頂!左へ進むと三度ガ崖だ。
まずはやっぱり山頂へ行かなくっちゃ!と思い右へ進む。
数分で山頂らしき少し広くなっている場所に着いた!
山頂表示を探してみたが見つからない...(雪に埋もれていたのかなぁ?)
地図で確認すると近くに三角点があるハズ!
でも見当たらないので周辺を探すと少し下へ降りる道?がある。
もしかしてここを降りた先にあるのかも...
しかしここから先の道はめちゃくちゃ道幅が狭いのですが...
踏み外すと滑落〜(>_<)
とりあえず主人が見てくる事に....私はしばらく待機!
数分で主人が戻って来てやっぱり先端に三角点があったとの事!
ここまで来たら私も三角点を見なくっちゃ!と思い念のためアイゼンを付け
恐る恐る痩せ尾根を進む....
途中、キレイなマンサクの花が見えたが写すどころじゃあない(>_<)
木を掴みながらどうにか無事に三角点へ到着!ふぅ〜
三角点周辺は広くなっておりシャクナゲの木が数本あるのみ。
証拠写真を撮影後(笑)また痩せ尾根を引き返し山頂まで戻った。
積雪時には二度とこの尾根、歩きたくありません^^;



▲山頂(山頂表示は雪の下?)               ▲さらに痩せ尾根を進む


▲尾根の先端に三角点!


山頂を跡にし、三度ガ崖を目指す!
シャクナゲアセビの間を通り10分弱で三度ガ崖到着!
赤星山二つ岳が目の前に見え、なかなかダイナミックな展望だ。
下から風がゴウゴウ吹いていたが幸いこの場所には当たらないので
ここで昼食にする。雪山にはやっぱり暖かいラ−メン♪
身体の芯までホカホカになった(^^♪
のんびりしようと思ったが風の音が気になり落ち着かない、
おまけに天気予報通り曇ってきたので早々と下山する事に....
元来た道を引き返し約1時間で登山口へ到着した。
短時間で登れ山野草たっぷり展望もダイナミック!思った以上にステキな山でした。



▲三度ガ崖からの赤星山・二つ岳


▲三度ガ崖先端                                  ▲大森山方面



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)