■水主三山(虎丸山417m・那智山271m・本宮山346m)
 ■香川県
 ■2013年1月26日(土) ・27(日)
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    ■虎丸山1/26 
      登山口pm0:15-三角点pm0:55-山頂(小休止)pm1:10
      出発pm1:30-登山口pm2:10
      ※ 登り 約1時間 下り 約40分

    ■那智山1/26
      登山口pm2:30-山頂(小休止)pm3:00-出発pm3:10-下山pm3:30
      ※登り 約30分 下り 約20分

    ■本宮山1/27
      登山口am10:55-山頂(小休止)am11:25-出発am11:45-登山口pm0:15
      ※登り 約30分 下り 約30分


水主(みずし)三山
登ろうと思いつつ後回しになっていた山水主三山
三座を一日で登ると累積標高差約1080mと手強い山なので
自然と足が遠のいたのかも知れない
水主三山とは水主神社を中心に虎丸山・那智山・本宮山の三山を指す
室町時代に与田寺の増吽(ぞううん)僧正が熊野三社を勧請したそうだ
今では「ミニ熊野三山巡り」としてちょとしたパワースポットになっている

■虎丸山
津田SAでうどんを食べ、遅い出発
大内白鳥ICで下り与田川沿の風呂地区を目指す
与田川に掛かる沈下橋を渡ると(車も通行可)石風呂跡の石碑
罪業や汚れを払う為に石風呂が作られ
江戸時代は十数件の宿屋が軒を並べていたそうだ
石碑を過ぎ更に進むと登山口
登山口には地元の方が丁寧に作られた杖があり
一本お借りする事にした
(お借りして大正解でした)
pm0:15出発・・・・・・・
よく踏まれた歩きやすい道を進んで行く
でも結構、急登!気温は低いのに汗が噴き出る
40分ほどで三角点の案内板が見えてきた
三角点があるピークへ登ると少し霞んでいるものの
大内町の町並みがキレイに見え、しばらく眺めを楽しんだ
三角点を後にし山頂へ向かう
山頂直下はロープが設置され、かなりの急登
香川の里山の中でも一、ニを争う急登じゃないかと思う
pm1:10 約1時間で山頂到着!
山頂は山城があったと言われるだけあり広く、展望も良い
山頂から阿讃山脈が見えたが冬なのに意外と白く無いなぁ〜と思った
今年は気温は低いが雪が少ないのかな?
山頂には休憩舎があり、ゆっくりと休む事が出来るようになっていた
中に、登頂証明書が置かれていたので一枚頂いた
こういう気配りうれしいですね
休憩後、下山・・・・・・約40分で登山口まで戻って来た
ここ虎丸山には登山ルートが数か所あるようなので
別ルートを下りればよかったかなと後で思った
以前、メインルートだった福栄道は壊滅的損壊の為
修復不能の為「廃道」だそうだ
石築の炭焼き小屋跡があり、いい雰囲気の道だったようなのに・・・残念


▲石風呂跡


▲登山口・杖が役に立ちました          ▲八丁の石柱


▲よく踏まれた歩きやすい道


▲三角点への案内板がありました


▲373mピーク三角点


▲三角点ピークからの眺め


▲広〜い山頂


▲速玉大社の鳥居


▲虎丸山山頂


▲阿讃山脈方面


▲登山証明を一枚頂きました


▲風呂方面へ下山です

■那智山
再度、沈下橋を渡り与田川沿の道へ戻る
水主神社方面へ少し進むと那智山への案内板
広くなった場所に車を停め
pm2:30出発・・・・・・
まず一つ目の赤い鳥居をくぐる
虎丸山よりはマシだけどここも急登が続く
約20分ほどで二つ目の赤い鳥居
ここは展望が良く、先ほど登った虎丸山がキレイに見えた
三山の中では一番展望が良い山という事なので
期待大!おまけに青空が広がりはじめたので心も逸る
pm3:00山頂到着!
山頂からの展望は素晴らしく
小豆島方面屋島・五剣山方面の絶景が広がっていた
約30分ほどでこの絶景を見る事が出来るとは
なんてお得な山なのでしょう〜
ここも休憩舎が完備され至れり尽くせりだ
山頂の大岩の後に踏み跡があったが通行禁止の立て札があった
ちょっと気になる・・・・・・・
下山するとpm3:30
後、一座・本宮山へは時間切れ・・・・・・・
遅い出発が悔やまれる


▲那智山登山口               ▲一つ目の鳥居


▲先ほど登った虎丸山がクッキリ


▲奥に与治山・鹿浦越岬


▲二つ目の鳥居


▲休憩舎が見えてきました


▲那智山山頂
山頂表示が壊れてました^^;


▲山頂から奥に小豆島が見えます


▲屋島・五剣山方面


▲水主神社から見た那智山

■水主神社
通称、「社さん(やしろさん)」。水主と書いて、「みぬし」と読むが、
地元では「みずし」と呼ぶ。讃岐最古の延喜式神名帳に記載された社で、
創祀は宝亀年間といわれる。応和2年の大干ばつの際に、
祈雨の霊験により社号を贈られた。
本殿の左右に、熊野三社と国玉神社、
本殿後方に孝霊神社があり、四社構成となっている。
境内は県の自然環境保全地域に指定され、付近からは縄文時代、
弥生時代の土器など多数が見つかり、古墳が山上にある。
また、運慶作の木造狛犬ほか、宝蔵庫には多くの県指定の
文化財社宝が納められている。
源義経が進軍中に立ち寄って戦勝を祈り、
延歴九年には天台宗の最澄が参詣し、
また、弘法大師は閼伽井(あかい)水を掘り水主神社に奉献した。

○香川県ホームページより

水主神社周囲は自然環境保全地域になっているので
一歩踏み入ると荘厳な雰囲気に圧倒される
やっぱり
パワースポットなのかな?


▲水主神社


▲水主神社案内板


▲香川の保存木・灯明杉

■本宮山
本宮山はまた後日・・・・・
と思っていたがやっぱり三山揃わないと・・・・・と思い
翌日、訪れた
水主コミニュケーションセンターに車を停め
田んぼの中の道を進んで行く
この付近は、猪の被害が深刻なのか、どちらを向いてもだらけ
本宮山登山口が見えてきたが柵が張り巡らされている
どこから入ったらいいのかな?
おまけに電流が流れていますと書かれている
う〜ん どうしよう^^;
柵を開けないと登山口まで行く事が出来ない
恐る恐る柵を触ると昼間だからか電流は流れていないようだ
柵を開け、ちゃんと閉めて登山口へ向かう
本宮山の登山道もよく踏まれ歩きやすい道
沢を渡りしばらく進むと痩せ尾根が見えてきた
これが高い山だと足がすくむところだけど低山なので
楽々と歩く事が出来た
ここも山頂直下の急登を登り切ると山頂!
本宮山のシンボル!クジラ岩が迎えてくれた
高さ6mの大岩、私が小さく見える(^^)v
眼下には水主の名前の根源、大内ダムが広がっていた
ここも休憩舎有り
山頂から笠ヶ峰559.7mへ続く踏み跡があったので少し気になった
往復約1時間!
三山共、山頂に祠があるので登山道はよく踏まれ
休憩舎も完備され至れり尽くせりの山
でも三山共、急登なので足元は固めて登った方がいいかも知れません
ミニ熊野三山巡り・・・・・・・なんだかパワーが湧いてきたかも〜


▲猪除けの柵の奥に登山口
柵には電流が流れているかも知れないので要注意!


▲本宮山登山口


▲沢を渡る


▲中間点


▲快適な痩せ尾根


▲鳥居を過ぎると急登です


▲本宮山のシンボル・クジラ岩
▲ここも山名板が壊れていました^^;


▲眼下に大内ダム・後は虎丸山


▲趣のある石の灯篭

■せっかくだから・・・・・
せっかくここまで来たのだからと
本宮山近くの古民家Cafeおてんとさんで昼食
名前の通りのどかな山里の古民家を利用したCafe
色々とイベントもされているようなので機会があれば
訪れてみるのも良いかも知れません・・・・・・・ねっ

■古民家Cafeおてんとさん

  香川県さぬき市大川町田面3034
  Tel0879-43-5290 090-4977-0970
  営業時間・9:00〜17:00 ラストオーダー16:00
  定休日・火曜日




▲古民家Cafe「おてんとさん」



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)