▲十瓶山(陶冨士)


独立峰の多い香川県には
讃岐七冨士と呼ばれる山がある。
飯野山・白山・高鉢山・江甫草山・六ツ目山・堤山・爺神山そして八番目?が十瓶山だ。
この中で私が行った事がある山は、
飯野山・白山・高鉢山・江甫草山の4座...
今日は、まだ行けていない
十瓶山・堤山・爺神山へ行く事にした。
まず、十瓶山...
国道32号線から陶病院の横を通って行くと、お地蔵様が並ぶ駐車場がある。
そこに車を止め民家の横を入って行く。すぐに
観音堂がある。



観音堂から登っていく!
赤いテ−プの道しるべに沿って登って行く。
道幅は広くキレイに整備されているが急登!!
どうやら山頂まで直登のようだ。すぐに汗ばんできたので上着を脱ぐ...
なまった身体に堪える〜
主人とイオンは平気な顔をして登って行く。




20分程で山頂到着!
山頂には、行者が住んでいたと言われる
高越社がひっそりと建っている。
安山岩がゴツゴツした山頂は地元の方が手入れされたのか草はキレイに刈られ清掃が行き届いている。
とても気持ちが良い!
冬なので葉っぱの落ちた木々の間から讃岐独自の
ため池の多い景色を見る事ができた。
夏場は展望は少し厳しいのかなぁ...
山頂に十個の瓶に金貨を入れて埋めた!という伝説から十瓶山という名前が付いたそうだが
残念ながらイオンは金貨の有り場所を教えてくれませんでした...残念(^^ゞ




景色を堪能後15分程で下山...
自然林の中、なかなか気持ちの良い道だ...
一昔前まではR32近くまで裾野が広がっていたそうだ。



   




     


▲堤山(羽床冨士)


二ヶ所目堤山へ向かう...
コトデン羽床駅近くに車を止め山へ向かって歩く...
十瓶山より急勾配そうだなぁ...早くも弱気になる私
途中、菜の花や紫の花(名前がわかりません..)が迎えてくれる。





登山口まで来ると地元の小学生が作った案内板があった。
「頂上にはサクラが3本あります...」等、親切に書かれてある。
とてもわかりやすい...ありがとう(*^_^*)
竹林の中を進む...

  

しばらく行くと、「堤山神社」と書かれている鳥居がある。
鳥居をくぐり、キレイに草刈された快適な道を歩く♪
こちらは巻き道になっており歩きやすい...
20分弱で山頂到着!
山頂のお堂には天神神社・剣神社。石鎚神社が祭られている。

   

少し早いが昼食にする。
イオンも休憩....晴れ間が出てきた。
周囲を木々で囲まれているので寒くない...

 

今日、登った中で唯一三角点を発見!
  

昼食後下山...10分!












▲爺神山(高瀬冨士)


本日、三ヶ所目...
高瀬町まで車を走らす。途中、讃岐冨士さんkyoさんが登られていた飯野山の横を通る。
JR高瀬駅の後ろに、ざっくりと削られている爺神山が見えた。
かっては「高瀬冨士」と呼ばれるほど美しい姿をしていたようだが
昭和35年頃から砕石が始まり今の形になったようだ。
登山口のある大師堂まで来ると、ミニ八十八ヶ所の案内板があった。
どうやら山を一周できるようだ。

   

私達は山頂へ向かう事にする。
ここもまた、キレイに草が刈られ歩きやすい道だ...
本当に今日は三ヶ所、すべて快適な道...
山頂直前に烽火台の後

  

数十m位の尾根道?を歩くと展望の良い広場に出た!
登山口から約20分...

 

     
▲詫間港方面           ▲善通寺五岳山方面                   ▲大麻山方面

 
 ▲砕石場後               ▲山頂広場?

本日登った中では唯一展望が開けており360度望む事ができた。
しかし山頂確認出来ず...^^;
大休止後下山...
なぜか、大師堂のまわりは黄色い花の群生♪
この季節にこんなに花を見る事が出来幸せな一日...
後、自宅から一番近い六ッ目山が残ってしまった。
近いうち歩いてみよう...

  
▲ノゲシ(蘭ちゃんに教えて頂きました。)                                                         



どの山もキレイに整備されており地元の方々の里山への思いが伝わってきた。
高い山とは、また違った楽しみが有り少しずつ歩いて行こうと思った。
参考書籍「里山に遊ぶ」さぬきの里山88話