■手箱山 1806.2m
 ■高知県
 ■2012年7月8日(日)曇り時々晴れ
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  自宅am6:00-高松西IC-西条IC-R194-寒風山トンネル
  長沢ダム-名野川登山口am8:45-白猪谷キャンプ場am9:00
  大瀧登山口am9:10-峠(小休止)am10:30-氷室-番所跡pm0:10
  手箱山山頂(昼食)pm0:50-出発pm1:30-手箱越pm2:10
  名野川分岐pm3:00-名野川登山口pm4:15
  自転車-白猪谷キャンプ場pm4:30

  ■歩行時間約7時間(昼食・小休止含む)

   

■五年振りの大瀧からの手箱山

梅雨の晴れ間、5年前に見た風景が忘れられず
大瀧から山頂を目指す事にしました
登山口がある大瀧までは高松からは三時間強かかる場所
寒風山トンネルを抜け、石鎚公園線に入り
長沢ダムに沿ってクネクネ・・・・・・・
運転にも飽きた頃、
大瀧登山口が見えてきた
でも今日は周遊予定なのでその上の
名野川登山口へ下山予定です
5年前は
名野川へ下り大瀧まで約一時間かけて歩いたけど
今日は強い味方、
折り畳み自転車を積んできています
名野川登山口へ自転車をデポし大瀧登山口へ戻ります
白猪谷キャンプ場に車を駐車し、出発です
名野川に架かる吊り橋を渡り山道へ入って行きます
氷を運ぶ為に作られた道なのか、緩やかに高度を稼いでいきます
風が涼しくて気持ちいい〜
昨日までの雨で
渡渉が気になっていましたが
慎重に足を運びなんとかクリア!
1時間20分ほどで
までやってきました
ここで小休止・・・・・・・

▲大瀧登山口・氷室番所跡への出発点でもあります


▲吊り橋を渡って出発~


▲清流・名野川の澄み切った水


▲なだらかな道を進んで行きます


▲ヤマアジサイが涼しそう〜


▲雨の後なので橋が滑るんです^^;


▲峠・ここで小休止

■氷室を経て森林限界へ

小休止後、尾根道を進んで行きます
前回はアケボノツツジオオカメノキが目を楽しませてくれましたが
今回は一面、緑のカーテン・・・・・・
ここからは楽勝♪と思っていましたが身体が重く
少しのアップダウンも堪えます^^;
こんなんで夏の遠征、大丈夫だろうか?
不安が頭をよぎります
氷室は前回見たので今日はパスし先へ進みます
本日一番の急登に差し掛かりました
休み々^^;つづら折りに登って行きます
笹が現れはじめると、まるでジブリの世界に迷い込んだかと
錯覚するような場所に出ました
この森の主?かと思うような大木にはキノコ類やツル状の植物がビッシリ
生命の息吹がヒシヒシと伝わってきます
番所跡分岐が見えてきました
ここから名野川へ下りるルートも大好きなルート
でも渡渉があるので雨の翌日は厳しいかも知れません
ここで小休止したいところですが夫が先々進み休憩する様子はありません
仕方なく私もシブシブ進んで行きます^^;
三時間ほどでやっと森林限界・・・・・・・・視界が開けてきました


▲つづら折りの急登を登り切るとこんな森が広がっていた


▲この森の主!


▲近づくと・・・・・・・


▲Kamatamaさん風に撮ってみました(^^ゞ

■ダイナミックな風景が広がる

森林限界を抜けると視界が広がり
気分も高揚〜♪
このルート!歩く人が少ないのか笹が生い茂り、少し歩きにくかったのですが
道端には花・花・花・・・・・・・
今年お初のオトギリソウにも会え、ルンルンです♪
雄大な笹原の風景〜
この風景を見る為にこちらのルートを選択したといっても過言ではありません
ダイナミックな岩門を抜けるといよいよ山頂です


▲森林限界を抜けました・雨ケ森でしょうか・・・・・・


・オトギリソウ         ・アザミ(白)          ・バイケイソウ


▲この風景が見たくて大瀧から登りました〜


▲梅雨の晴れ間が広がります


▲笹原に感動する私


▲山頂への岩門


▲疲れが吹き飛ぶ風景


・イワキンバイ        ・テンナンショウ        ・コメツツジ

■手箱山山頂

pm0:50 登山口から約四時間!やっと山頂に到着しました^^;
この季節に手箱山へ登る方はほとんどいないだろうと思っていたところ
山頂の祠には信者さんの姿
お聞きすれは山開き法要の為、登って来られているとの事
そういえば7月1日は山開きですね
修行されている信者さんの横で昼食^^;
今日は風が心地よくいい気分です
少し曇ってはいるものの遠くの山々までキレイに見えます


▲手箱山山頂と三角点


▲山頂からの風景

■ご褒美が待っていた!

昼食後、手箱越へ向かいます
ここからの道はお山開きに合わせたのか草刈りされ快適です
途中、ヒメレンゲの絨毯が広がった場所でしばし撮影タイム
緑色の中、黄色のヒメレンゲが鮮やかです
手箱越まで下りてきました
瓶ケ森方面には雲海が滝のように流れています
こんな見事な雲海を見たのは初めてなので感動です


▲ヒメレンゲの絨毯


▲いい雰囲気です〜


▲瓶ケ森手前に雲海が広がっていました


▲梅雨の晴れ間に雲海が見えるなんて最高!


▲キリンソウ                ▲カラマツソウ

■名野川登山口へ

手箱越から名野川分岐までは何度も歩いている道
雨の翌日なので滑らないよう慎重に下りて行きます
名野川分岐が見えてきました
ここから一気に高度を下げていきます
シロヤシオやシャクナゲも終り静かな登山道を黙々と歩きます
水の音が近くなり川を渡ると登山口は目の前
pm4:15 名野川登山口まで下りてきました
前回はここから大瀧まて約一時間かけて歩きましたが
今日は自転車(^^)v
下り坂なので約10分ほどで駐車地点まで戻ってきました
やっぱり文明の利器は素晴らしい〜


▲手箱道場とドーム型の筒上山
お山開き法要の最中でした


▲名野川分岐


▲ここも滑りそうな橋^^;


▲いい雰囲気の森の中


▲名野川登山口まで戻ってきました
ここから駐車地点までマイチャリでGO〜

■最後に・・・・・

五年振りのこのルート!
辛かったけど振り返ると沢・自然林・笹原・岩場と
変化に富んだ歩きが出来、また思わぬ雲海にも出会え
梅雨の谷間に素晴らしいプレゼントをもらった気分になりました

やっぱり大瀧からの手箱山は迫力があります!

2007年5月3日・同じルートを歩いた時のレポート♪



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)