■雷鳥沢キャンプ場を出発

寒さで寝たような寝てないような夜がやっと明けると
今日は雲ひとつ無い晴天
朝食は後で食べる事にし、とにかく出発
雷鳥荘までの長い階段がしんどい
ミクリガ池まで来ると、池の表面が鏡のようになっていて
逆さ立山がクッキリ
もう少し光が欲しいところだけど、しょうが無い^^;
立山玉殿の湧水を汲み室堂山荘近くのベンチで朝食
まだ陽射しが届かず肌寒いのでお湯を注ぐだけのリゾットがおいしい〜


▲雷鳥沢キャンプ場の夜明け


▲谷間にあるので、なかなか朝日が出ません


▲ミクリガ池の逆さ室堂山荘


▲逆さ立山


▲地獄谷と奥大日岳

▲ここで水を汲んで行きます


▲室堂山荘の横に玉殿岩屋

■室堂山方面へ
朝食後、室堂山方面へ登って行く
しばらく登ると、やっと陽射しが当たり始め暖かくなった
登山道脇にはドライフラワーになったヨツバシオガマチングルマ、ウサギギク
夏の間はお花畑だったようだ
浄土山登山口を過ぎ展望台方面へ進む
展望台からは五色ヶ原から薬師岳へ続く稜線
奥には槍ヶ岳や笠ヶ岳までクッキリ
素晴らしい絶景に思わず顔がゆるみます


▲タテヤマアザミが咲く道を登って行きます


▲奥に見えているのが室堂山?


▲ヨツバシオガマにチングルマ
夏はお花畑だったようです


▲至る所に親切な案内板


▲振り返ると室堂平


▲浄土山登山口奥の展望台


▲眼下に五色ヶ原奥に薬師岳
更に奥に笠ヶ岳や槍ヶ岳


▲奥に日本海


▲霜柱が出来ていました

■浄土山へ
展望台から引き返し、いよいよ浄土山へ登る
浄土山へはゴロゴロの岩場の登り
気温は低いものの汗ビッショリになった
登り切ると台地状になっており、軍人霊碑があった
でも山頂表示は無く、いったいどこが山頂?
ケルンがあった場所?
奥へ進むと富山大学立山研究所と書かれた建物が見えてきた
建物の奥にはひと際険しそうな龍王岳
龍王岳の横を通り薬師岳への縦走路が続いている
ここからの風景も大絶景!


▲浄土山登山口


▲こんな岩場を登って行きます
この登りキツかった〜


▲浄土山の軍人霊碑


▲軍人霊碑を振り返ると
奥に剱岳が見えています


▲浄土山山頂はケルンの付近?


▲富山大学立山研究所
奥に見えているのが龍王岳


▲龍王岳を回り込んで五色ヶ原へ続く道


▲五色ヶ原が目の前に見えます


▲浄土山から見た雄山

■一ノ越から雄山へ
一ノ越まで下りると大勢の登山者が休憩中です
ここで食料を追加し小休止
槍ヶ岳になんと富士山まで見える
こんなに展望が良い日は珍しいんだろうなぁ〜
室堂平側も大絶景!草紅葉が美しい
小休止後、雄山へ向け出発
ここを登るのは二度目、前回は雪山だった
ガラガラの岩を登って行くが大渋滞でなかなか進めない
仕方が無いので登山道以外?の道を登って行く
足場がしっかりしているので、どこからでも登れそう
一時間弱で雄山へ到着!
社務所前も人・人・人で大混雑
雄山神社も大行列なので今回はパスして大汝山へ向かう事にした


▲一ノ越まで一旦下ります


▲ミクリガ池が見えます


▲一ノ越山荘の横に出ました


▲一ノ越山荘前で寛ぐ人々


▲一ノ越山荘前から見た富士山


▲雄山へ向けて出発


▲人・人・人でなかなか進みません^^;


▲山頂が近くなりました


▲振り返ると浄土山


▲雄山山頂/立山・一等三角点


▲雄山神社も行列


▲社務所前

■立山最高峰・大汝山
雪の時はとてもじゃないけど進めそうに無い縦走路だったけど
雪が無ければなんでもない道
いったん下りて、また登り返す
ここから先はグッと登山者が減るのかな?
と思っていたが思った以上に縦走されている方が多い
特に韓国からの登山者が多く、思わずここは韓国?と、思うほどだ
韓国には3000m級の山が無いので日本の山は人気のようだ
雄山から20分ほどで大汝山へ着いた
大汝山の山頂は岩の上にあり山頂写真を写すのも順番待ち
ここまで来ると黒部ダムが眼下に見えた
山頂写真を撮影後、大汝休憩所前の広場で昼食
ここは目の前に剱岳が見え、大勢の方が休憩されていた


▲大汝山へ向かいます


▲岩場が続きます


▲縦走路も賑わっています


▲黒部ダムが見えてきました


▲大汝山 3015m 立山最高峰
山頂が狭いので写真撮影も順番


▲大汝休憩所


▲針ノ木岳方面・後立山の山々

■岩のてっぺんが富士ノ折立山頂
大汝山から程なく富士ノ折立
富士ノ折立山頂は岩山のてっぺんにあるのでザックを置いて岩を登る
ここも足場がしっかりしているので問題無し
雄山・大汝山・富士ノ折立!三座を総称して立山と呼ぶらしい
これでやっと立山登頂となった


▲奥に剱岳が見えています


▲富士ノ折立へ向かいます


▲こんな岩場のてっぺんが山頂


▲富士ノ折立山頂 2999m

■真砂岳へ向かう
富士ノ折立を過ぎると荒々しい道も終り
真砂岳までは快適な道
途中、雷鳥沢へ下りる道もあるが、せっかくの好天
これは登らない手は無い
真砂岳山頂で写真を写していたら韓国の方がシャッターを押して下さった
カムサハムニダ♪


▲富士ノ折立を過ぎると歩きやすい道になります


▲内蔵助山荘が見えています


▲初めての道標


▲真砂岳への縦走路


▲真砂岳 2861m /イワギキョウ

■いよいよラスト、別山へ
真砂岳を過ぎると、いよいよラスト別山
夫は別山北峰2880mまで足を延ばすというので先に行ってもらった
この登りが疲れた足にはキツい^^;
休み休み登って行く
岩のオブジェが美しく独特な雰囲気
pm2:20 やっと別山山頂に着いた
夫はすでに北峰を往復し戻っていた
山頂は祠がありちょっとした広場になっていた
ここから見えるという硯ヶ池は気がつかなかったのか見ていない^^;
山頂広場から目の前に剱岳が見えるけど
残念ながらガスが掛かり全貌は見せてくれなかった
ここまで晴天だったから良しとしないとね
別山まで来られた方の大半は剱岳へ行かれる方
やはりここまで来ると剱岳へ登りたくなるのでしょう〜


▲別山への急登


▲もう少しで山頂


▲別山 2874m


▲別山北峰 2880m


▲別山北峰から剱御前小屋
アップダウンがあるのがわかります


▲別山北峰から別山山頂


▲別山北峰への稜線


▲眼下に剱沢キャンプ場と剱沢小屋

■剱御前小屋で大休止
別山から二つほど小ピークを越えると
剱御前小屋がやっと眼下に見えてきた
別山のすぐ近くだと思っていたけど以外と距離があった
剱御前小屋着
昨日は満室だったようだけど今日は余裕があるようだ
ここからもガスが無ければ剱岳が目の前に見えるハズだけど残念
以前、剱岳へ登った時ここで飲んだ冷たいジュースがおいしかった事
今日は肌寒いのでホットココアで一息


▲剱御前小屋が見えてきました


▲剱御前小屋


▲剱岳に雲が掛かってきました

■雷鳥沢は紅葉真っ盛り
のんびりと休憩し雷鳥沢を下山です
ガラガラの道を滑らないように進みます
樹林帯へ入ると紅葉真っ盛り♪
ついつい足が止まります
一時間ほどで浄土川まで下りてきました
橋を渡ると目の前に雷鳥沢キャンプ場
昨日に比べるとテントの数はかなり減ったけど
それでもカラフルなテントの花
今夜もここでテント泊、今夜は眠れるかな?


▲雷鳥沢キャンプ場へ向かって下山


▲紅葉を楽しみながら・・・・・・


▲色とりどりの紅葉


▲紅葉の帯


▲ナナカマドの紅葉と立山


▲ナナカマドと山々の紅葉


▲浄土沢の橋まで戻ってきました
奥に見えているのは浄土山


▲浄土川と紅葉

素晴らしい天候の下、室堂を後にする