■高尾山(たかおやま)495.5m 大谷山507m
 ■香川県
 ■2012年6月10日(日) 晴れ
 ■
地図 クリックしてね

  自宅am6:00-高松西IC-大野原ICam6:30-豊稔池ダム-田野々集落 
  唐谷峠(自転車デポ)am7:00-田野々集落-豊稔池ダム-五郷地区
  出発am7:35-林道最終地点am8:25-登山道入口am8:45-小休止am9:20
  尾根am9:30-高尾山am10:05-高鈴木am10:30-むねんどう峠am11:25
  昼食-大谷山(小休止)pm1:20-唐谷峠pm1:50-田野々集落
  豊稔池ダム-五郷地区pm2:45
  
  ■歩行時間約6時間(昼食・小休止む)

   

■自転車を使って縦走〜

高松自動車道
を豊浜方面へ走っていると気になる山並みがある
この山並みをいつか歩いてみたい!と思っていた
出来れば自転車を使って縦走してみたい
そう思い、一カ月ほど前に下見にこの界隈を車で走ってみた
自転車を使った縦走は自転車のデポ地点や道路の状況が
重要になってくるのでどうしても下見が必須になる
後は、道無き道をどう歩くか・・・・・・・・
気温が高くならないうちに縦走しようと思いながら
色々と野暮用も有り遅くなってしまった
6月ともなると気温が高くなるのは勿論、草が茂り歩きにくくなる
おまけに害虫も気になる・・・・・・
特にマムシ^^;
この季節にこのルートはどうなん?と私は気が進まない
しかし主人は行く気満々である
いつもは私が歩きたいルートを付き合ってもらっているので
たまには主人が歩きたいルートに付き合わなくっちゃ!
という事で渋々歩く事に・・・・・・・
このルート、資料も無くネットにも登場していないルートなので
どんな道が全くわかりません・・・・・
行ってのお楽しみ?
大野原ICで下り豊稔池ダムの横を通り愛媛県との県境である唐谷峠
ここへ下山する予定なのでここへ自転車をデポ
車で五郷地区まで引き返しJA横の広場へ駐車し出発準備です


▲大野原町から見た今日歩く山並み


▲愛媛県との県境・唐谷峠
ここに自転車をデポ


▲唐谷峠から見た伊予三島のエントツ群

■いよいよスタート!

ヤブコギ覚悟で、汚れてもいい長袖・スパッツ・手袋・ストック
そして草を刈る
準備万端のハズ!
いよいよ出発〜
ところが、まず私、スパッツを忘れてきました^^;
せっかく持って来たは車に置きっぱなし
(幸いな事に必要無かったので、忘れた事に気がつきませんでした)
と、最初の出だしからこれではねぇ〜
気を取り直しam7:35 出発です
JA南側の道を山へ向かって進んで行くと大きな砂防ダム
あれっ!ここから先へは進めない
どうやらスタート地点を間違えたようです
すごすごと引き返し、今度はJA北側の道を山へ向かって進んで行きます
池の横を通り土壁の作業小屋を過ぎると道が二股に分かれていました
地図で確認すると登山道は真っ直ぐ進むようになっているので
通行止めのゲートを越え真っ直ぐに進んでみました
ところが、ここも砂防ダムで突き当り^^;
どこか横から登山道へ入れないものかと探してみましたが
道らしきものは無し・・・・・・
とりあえず通行止めのゲートまで引き返し、ここから右へ進んでみました
先ほどの砂防ダムの上部に出ましたが、この道もここで突き当り
どちらを向いても砂防ダムがあり登山道は見当たりません
ここで今回の強い味方、SONYのNav-U(GPS)の出番です
このGPS、価格が安値(25,000円前後)の割には
日本全土の地図を入れる事が出来、画面も大きいので
自分の現在地が一目でわかります
GPSによるとすぐ近くに登山道があるようです
取り付きがわからないので、まず主人に
斜面を這い上がってもらって私は待機・・・・・・
程なく登山道を発見!
草むらの中に取り付きがありました
勿論、何の目印もありません


▲ここからスタート                ▲池の横を通る


▲土壁の作業小屋      ▲ここは右へ進む
                        間違えて真っ直ぐ進んでしまいました^^;
                砂防ダムに突き当りました


▲林道最終地点
どちらを向いても砂防ダム^^;
取り付きが分からず難儀しました

■やっと登山道?へ

出発から約一時間徘徊し、やっと登山道らしき道を発見
歩かれる人はほとんどいないのか荒れています
これはコンパスで方向を定めて歩くしかないなぁ〜
と思っていたところ急斜面にロープが設置されていました
こんな場所にロープ!
ロープが設置されているという事は時々
誰かが歩かれているという事
このロープをお借りして急斜面を這い上がると
やっと歩きやすい場所に出ました
ここで小休止・・・・・・
ここから数分でどうやら尾根に出たようです
尾根に出る事が出来れば一安心です


▲草を掻き分け入ると石垣がありました
以前は生活圏内だったのでしょうか・・・・・・
▲急斜面にロープ!
このルートを歩かれている方もいらっしゃるようで一安心


▲うっそうとしたヤブを抜けると尾根に出たようです
▲今回のたくましい味方!SONYのnav-uで尾根に出た事を確認

■高尾山山頂へ

樹林帯を抜けると広い防火帯へ出ました
目の前に高尾山が丸く横たわっています
草が茂った防火帯を進みam10:05 やっと高尾山山頂に到着しました
出発から2時間30分!
長い長い道のりでした
山頂で休憩したいところですが、日陰が無く暑くて休憩する気になりません
先は長いので休憩無しで進む事にしました


▲目の前に見えるのが高尾山


▲高尾山・三角点と山頂

■高鈴木の龍王社を見逃す

高尾山山頂を過ぎ高鈴木を目指します
高鈴木手前で道が二股に分かれていたので
左方向へ進みました
高鈴木だと思われるピークからは急降下です
下山後調べてみると、高鈴木には龍王社があったようなのですが
見逃してしまったようです^^;
分岐から右へ進むと見る事が出来たのでょうか・・・・・


▲高鈴木を過ぎると急降下

■むねんどう峠へ・・・・・

むねんどう峠までは草が生い茂った防火帯を進む事になります
途中、不鮮明な箇所もありましたがなんとかむねんどう峠に着いたようです
むねんどう峠に祀られているお地蔵様
縦走中は先へ進む事ばかり考えていたのかお地蔵様に気がつかず
下山後、引き返しして見に来ました
するとお地蔵様の周辺は草に覆われ
こりゃあわからんわ!状態
お地蔵様がかわいそう〜
むねんどう峠を過ぎるとアスファルト道を歩く事になります
ここで丁度、お昼なので木陰で昼食!
暑くて飲み物ばかり欲しく食欲はイマイチ
冷たいものがおいしい季節になりましたね


▲猪達のヌタ場?


▲広い防火帯もすっかり萱に覆われて


▲むねんどう峠のお地蔵様
おじぞう様もヤブに覆われて
見つけにくくなっていました


▲眼下に田野々集落


▲ノイバラ                       ▲アザミ

▲ツルアリドウシ               ▲オカトラノオ

■大谷山へ

昼食後、しばらくはアスファルト道歩きです
この付近は私有地?なのか農作物を栽培されており
通行には注意が必要な箇所でした
再度、登山道へ入り炎天下の下、小刻みなアップダウンを繰り返し
pm1:20 ヨレヨレで大谷山山頂到着!
ここからは素晴らしい風景が・・・・・・・と書かれていましたが
木々が生い茂り、伊吹島と三豊平野が木々の間から見えただけでした
ここで座り込んで大休止!
後は、唐谷峠まで下りるだけです


▲広い防火帯を登ると〜


▲大谷山507m山頂


▲奥に伊吹島や三豊の町並が
ぼんやりと見えました


▲正面に金見山方面


▲大谷山展望台へ続く快適な道

■自転車で颯爽に登山口へ・・・・・・

向かい側の金見山を眺めながら唐谷峠まで下りて来ました
ここからデポした自転車で五郷地区まで戻るだけです
五郷地区までの車道はほとんど下り坂なので
ペタルを踏む事無く楽々です〜
途中の自動販売機で冷えた飲み物で喉をうるおし
(生き返った〜)
日本最古石積式 マルチプルアーチダムである豊稔池ダム
眺めながらの車道は快適そのもの♪
pm2:45 駐車地点まで戻って来ました
5時間かけ進んだ道をわずか40分ほどで戻る
自転車という文明の利器は素晴らしい〜


▲唐谷峠にある大谷山登山口へ下りてきました
今から自転車で五郷地区まで戻ります


▲豊稔池
水面に映った緑が素晴らしい〜
紅葉の季節は絶景かもしれませんね


▲コマツナギ
丁度見頃でした〜


▲豊稔池ダム
ゆる抜きを一週間後に控え満水です


▲日本最古の石積式 マルチプルアーチダム

■最後に・・・・・

何箇所か不鮮明な場所はあったものの
なんとか予定通りのルートを歩く事が出来、満足です
ただこのルート!途中、私有地?があるうえこの季節は
草が生い茂り歩きにくく炎天下の下を歩く事になりますので
あまりお勧め出来ません・・・・・・・・
GPSがあるとはいえ予期しない事が多々あります
やはり自分の足で歩いてみない事にはわかりませんね
たまにはこんな歩きも有り!かなぁ〜
勿論、このルート!
道標・赤テープは殆どありません!



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)