鷹丸山 387m 金剛院  野良里でランチ 福成寺の寒桜♪
 ■香川県
 ■2017年1月14日(土)曇り時々晴れ



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)

   鷹丸山登山口am9:50-高丸山山頂(大休止)am10:45-出発am11:15
  金剛院・猫山分岐am11:30-金剛院側登山口am11:40-車道歩き-金剛院am11:55
  車道歩き-三角点散策-野良里(昼食)pm0:50-出発pm2:20-鷹丸山登山口pm2:50

  ■歩行時間 約5時間(昼食・車道歩き含む)



干支の山!第一弾「鷹丸山」へ
週末は今季一番の寒波がやって来る予報
こんな時は手軽登れる里山が一番!と、いう事で
今、話題?の
干支の山「鷹丸山」へ行く事にした
「鷹丸山」へは以前、さぬき里山忘年登山の時に猫山から縦走した事がある
今日は、西側から登る事にした
am9:00に
綾歌森林公園に集合しピオーネさんの車で登山口へ・・・・・・
私は西側から登るのは初めてなのでどんな道なのか楽しみ〜
一度、R438へ出てゆっくり南下、登山口である
天神社はR438から見えるそうだ
案内板も何も無いので山麓にある神社を見落とさないように
ゆっくりと車を走らす・・・・・・・
数分で
天神社の鳥居が目についた
鳥居を目指して畦道を入って行く
この付近の田はきれいに区画整理されているので、
どこからでも行く事が出来そうだ
鳥居の横の邪魔にならない場所に車を停め出発〜


▲ここが登山口
R438から見えます!

■天神社から登山道へ
コンクリートで出来た階段を登り詰めると「天神社」
「天神社」には金丸城を里城とした小亀氏を祀った「小亀神社」もあるようだが
見忘れてしまった。後日、見に行こうと思う
天神社の横から登山道へ入る
いきなりの急登が続くが気温が低いので汗が出ない
汗っかきの私にとってはラッキーだ
図根三角点?まで登ると傾斜が緩くなった


▲天神社


▲神社の横から出発〜


▲最初は急登・・・・・・・・


▲図根三角点?図という文字が見える

■金丸城址
緩やかに進んで行くと、広場のような場所に出た
もしかすると山城跡かな?と思い帰宅後調べてみると
やっぱり「金丸城」と呼ばれた「山城跡」だった
築城年代は定かではないが小亀城太郎によって築かれたと云われている
小亀氏は鎌倉時代からの在地領主。
長尾の地頭として貞治元年・正平17年(1362年)大谷川城主大谷川左近大夫光兼と
連係し、讃岐南朝方の中院源小将を擁して金丸城に籠もったが、
細川頼之の大軍によって攻められ、中院源少将は自刃、小亀氏もこれに殉じたそうだ
ここにお城があったのかと想像するだけで不思議な気持ちになる


▲金丸城址の名残?


▲テイカカズラの種


▲至る所に赤テープがあります


▲猫山が見えてきました


▲山頂直下かな?と思いましたがニセピークでした^^;


▲県境の山々が見えています


▲こちらは七宝連山、奥には燧灘が見えています


▲山頂直下の大岩
「仲良岩」と勝手に命名

■鷹丸山山頂で「ぜんざい」を食べる
赤テープに導かれ山頂着
登山口から一時間弱だった
山頂は二回目だというのに、前回は雨が降っていた為か
全く記憶に残っていない^^;
以前は木々に覆われ、鬱蒼とした場所だったようだが
木々が伐採され、ベンチまで設置されていた
わずか一時間弱の登りだったがここで小休止
幸い、猫山が風を遮ってくれ、この場所は風が当たらない
いつもなら、ここでコーヒーと言いたいところですが
今日は、Keitannさんが「ぜんざい」を作って来て下さいました
甘〜い「ぜんざい」のおかげで心も身体もポカポカになりました
寒い時にはピッタリ!
Keitannさん、ありがとうございました


▲鷹丸山山頂
薄らと雪が残っていました



▲高丸山四等三角点/今日はコーヒーじゃなくぜんざい♪/キティさんの山頂表示


▲木々の間から善通寺五岳山と天霧山


▲ソヨゴとヤブツバキ

■下山ルートは未定
小休止後、さてこれからどうしょうか?という話になり
これだけでは歩き足りない?ので森林公園に車もある事だし
猫山経由で下山しようか?という話しになった
猫山に向かって歩いていると木々の間から
棚田が広がるのどかな風景が見えた
どんな場所か気になります
猫山・鷹丸山・金剛院への分岐が見えてきた
私は金剛院を見た事が無いので二人にお願いし急遽予定を変更
金剛院側へ下りる事にした
こういう時、個人山行は融通が効きますね


▲木々の間から見えた風景が美しい〜


▲笹を刈って下さっていました
茂っていたら難所だったと思います


▲山桜の古木


▲猫山へ行く予定でしたが、この案内板を見て
急遽、金剛院へ行く事にしました


▲竹とヒノキが混ざった道を進むと猪の罠


▲アッという間に車道に飛び出しました。猫山・鷹丸山登山口と書かれています
ここから鷹丸山へ登るのが一番近道?

■金剛院へ
分岐からわずか10分で車道が見えてきた
入口には「猫山・鷹丸山登山口」の案内板
ここから「鷹丸山」へ登ると最短ルート?なのかな
車道を金剛院目指して歩く
しばらく歩くと下山時に見えていたのどかな風景が見えてきた
棚田と里山の風景!
香川にもこんな場所があったんだと一人で感激
金剛院に着いた
金剛院の入り口には鎌倉時代に建立されたという
石造十三重塔が周囲の風景とマッチしていた
金剛院は平安末期から室町時代にかけ修験道の霊域として
日本全国から多くの山伏さんが訪れたお寺との事
そんな歴史深いお寺が残っているとは、まさに香川の秘境かも知れない


▲棚田の後ろに見えるのが竜王山464.1m


▲金剛院の石造十三重塔


▲金剛院の説明板


▲なんとも素朴な金剛院
梅の花が咲き始めていました


▲ロウバイ・いい香り〜


▲雪が舞う中、梅の花がひと際鮮やかでした


▲のどかな風景が広がっています


▲雪が降ってきました

■カフェ野良里でランチ
金剛院を後にしカフェ野良里へ向かう
私はこの付近の土地感が全く無いのでお二人に付いて行く
大柞池を過ぎるとKeitannさんより
野良里の裏に三角点があるので見に行こうという提案が出た
三角点ハンターの私としては異存はありません
早速GPS頼りに三角点を探す
竹林の中やちょっとした藪の中を探す事10分弱
ありました!ナント、ガソリンスタンドの裏手で発見
法事ノ元・四等三角点
この場所ってガソリンスタンドの敷地を通らないと行けない場所なのでは?
ガソリンスタンドを通り抜けさせて頂き、やっと野良里に着いた
野良里を訪れるのは数回目だけど、何度来ても
丁寧に作られた料理プラスお店の雰囲気
何度でも訪れたくなる、いわゆる居心地の良い店です


▲道中から見た大高見峰


▲大柞池から見た鷹丸山と猫山


▲法事ノ元・四等三角点はこのガソリンスタンドのすぐ裏にありました^^;


▲カフェ野良里


▲ツルウメモドギやナンテンなどで飾られた入口


▲野良里の窓から見えるのは鷹丸山


▲黒豆・数の子・なます・・・・・・・お節ランチでした
おいしい〜

■「四国のみち」をのんびりと歩き駐車地点まで戻る
デザートまでしっかりと食べ野良里を後にした
後は、山麓を歩いて駐車地点まで戻るだけだ
冷たい風の中、区画整理された田畑を眺めながらのんびりと歩く
一人で歩くには過酷な環境も三人でなら楽しく歩く事が出来た
野良里から約30分で駐車地点まで戻って来た
今日は、鷹丸山をぐるっと半周
山麓歩きもいいものです


▲四国のみちを歩いて駐車地点まで戻ります


▲菜の花を見るとなんだか心が暖かくなります


▲手入れされた田んぼの奥には大川山


▲駐車地点が見えてきました

■福成寺の寒桜を見に寄り道
皆さんと別れてから、福成寺に寄り道
寒桜には早いかなぁ〜と思っていたところ、
すでに終わっている花もありましたが蕾も沢山有り丁度、見頃でした
風が強いのでメジロちゃんには会えないかと思っていましたが
少しだけ姿を見せてくれ、うれしかったです
写真を写しているとピオーネさんが来られてビックリ!
どうやら考える事は同じのようでした^^;


▲福成寺の「さぬき寒桜」


▲風が強い日でしたがメジロちゃん、姿を見せてくれました


▲写真を見ると暖かそうですが・・・・・・
この日は強風が吹き、冷たい一日でした


▲なかなか上手く写せません^^;


▲丸々したメジロちゃん


▲もうしばらく楽しめそうです

■盛りだくさんのゆるゆる女子山行
寒波到来の中、山有り、歴史有り、ランチ有りと女子ならではの
盛りだくさんの一日になりました
たまにはこんなゆるゆる山行もいいですね
病みつきになったらどうしよう^^;
さて干支の山、第二弾はどこへいきましょうかね
Keitannさん、ピオーネさん