■大山・三鈷峰 1516m
 ■鳥取県
 ■2013年8月4日(日)
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   自宅am3:50-高松西IC-瀬戸大橋-山陽道-岡山道-中国道
   米子道-溝口IC-駐車場am6:10-大神山神社奥宮am6:40
   登山口出発am6:50-下宝珠越(小休止)am7:25-出発am7:40-中宝珠越am8:10
   上宝珠越(小休止)am9:05-出発am9:15-分岐am9:35-三鈷峰(大休止)am9:55
   出発am10:20-分岐am10:35-ユートピア小屋am10:45-象ヶ鼻-1636mピークam11:15
   ユートピア小屋(昼食)pm0:00-出発pm0:30-上宝珠越-中宝珠越
   下宝珠越pm2:00-大神山神社奥宮pm2:30

   ■歩行時間 約7時間30分(大休止・花散策含む)



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)


今年も行きます!ユートピア

毎年この時期になると気になる場所
大山ユートピアのお花畑♪
斜面が一面ピンク色に染まると言っても過言ではない
中四国でここより素晴らしいお花畑は見た事が無い
今年も見たい!
今週末は土曜日に野暮用があるので日曜日しかない
ところが天気予報を見ると午後から雨予報では〜^^;
それならば早く出発し早く下山しよう
という事で、珍しく三時過ぎに起き四時前には自宅を出発
勝手知ったる道、スムーズに走り六時過ぎには南光河原駐車場に着いた
ところがこの時間ですでに駐車場は満車!
皆さん、考える事は同じなのかな
少し離れた場所に駐車し出発・・・・・・


▲出発時は青空ものぞいていたのですが・・・・・・

■大神山神社の石畳道
大神山神社の石畳道を歩き大神山神社奥宮を目指す
この石畳、数年前の台風で少し痛んでいるものの
相変わらず雰囲気の良い道
大神山神社奥宮が見えてきた
周りの風景にマッチし荘厳な雰囲気が何ともいえない


▲大神山神社の石畳道


▲大神山神社・奥宮


▲ノカンゾウ                    ▲ツリフネソウ


▲ソバナ

■登山道へ入って行く
am6:50 大神山神社奥宮の横から登山道へ入って行く
すぐに元谷ルートとの分岐
ヤマアジサイが咲き誇る道を進んで行くと
アスファルト道に飛び出した
アスファルト道をまたいで更に山道へ入る
ここから下宝珠越まではこのルート一の急登
四肢を使って登る事になる
この付近で雨がポツポツ・・・・・・・・
え〜っ早くも雨?せめて稜線に着くまでは持って欲しい
汗ビッショリで下宝珠越に到着
ここで小休止
谷から吹き上げてくる風が心地よい


▲登山道入口


▲このルート一、キツイ場所


▲下宝珠越


▲ヤマジノホトトギス              ▲リョウブの花

▲アクシバ                    ▲ホタルブクロ

■とうとう雨が降り始めた^^;
下宝珠越を過ぎると傾斜も幾分緩やかになり
少し歩きやすくなった
この付近はブナ林が広がるステキな森
ホツツジアクシバが目を楽しませてくれた
中宝珠越手前の展望台に立ち寄ると、
天気が悪い中なんとか三鈷峰を見る事が出来た
ここを過ぎる頃から雨足が強くなりレインを着こみ
カメラもザックにしまった
せっかく様々な花が咲いていたが雨では仕方が無い
中宝珠越を過ぎると道が険しくなり
路肩が崩れている場所有り、ロープ場有りで少々デンジャラスな道になる
雨で濡れているので余計歩きにくい


▲ブナ林が広がります


▲三鈷峰が見える展望台


▲ホソバノヤマハハコ


▲ヤマアジサイ


▲クサボタン

■上宝珠越から三鈷峰へ
am9:05 砂滑り分岐でもある上宝珠越に着いた
ここで小休止
ここまで来ると稜線まで後少し・・・・・・
相変わらず雨が降り続き、撮影どころで無い
am9:35 稜線に出た!
ここまで来ると風が強く、肌寒い
まず、三鈷峰へ向かう事にした
沿道にはシコクフウロシモツケが咲き誇り気分が高揚する
危険な岩場を慎重に通過しam9:55 三鈷峰着
勿論、何も見えず・・・・・・・


▲上宝珠越


▲三鈷峰とユートピア小屋の分岐


▲まずは三鈷峰へ向かいます


▲今にも崩れそうな山肌


▲三鈷峰山頂1516m

■ガスが晴れてきた
山頂で粘っていると
雨が止み、ガスがスーッと引き弓ヶ浜が見え始めた
おまけにまで見えてきた
これには大感激!
時間を忘れて、ついつい何枚も写真を写してしまった
眼下には今、登って来た道も見え始めた
三鈷峰平成12年10月の鳥取県西部地震でかなり崩壊していて
「この先危険」の注意板まで設置されている
それでも登ってしまうほど
山頂からの展望は素晴らしい〜


▲しばらく待っているとガズがひき弓ヶ浜が見えてきました
虹も見えましたよ〜


▲こんな危なそうな場所を歩きます

■いよいよユートピアへ向かう
例年であれば証拠写真のみを写し
さっさと山頂を後にするのだが今年はなんと30分!も
展望を楽しんでしまった
さぁ〜雨が上がっているうちにお花畑へ行かなくっちゃ
分岐まで戻りユートピア小屋方面へ進む
ここからは見事なお花畑が続く
オオバギボウシは終盤、クガイソウも見頃を過ぎたかな
シモツケソウはこれからが見頃という状態
シコクフウロキュウシュウコゴメグサも初々しい姿を見せてくれた
幸いにも風も穏やかになったのでゆっくりと楽しむ事が出来、ラッキー
ここで昼食・・・・・・と思ったが、降らないうちに1636mピークまで行く事にした
1636mピークから先は崩壊が激しく私レベルでは進む事が出来ない^^;
道中、これでもかというほど続くお花畑になかなか足が進まない
ユートピア小屋に宿泊しじっくりと見てみたいものだ
1636mピーク付近で重装備のパーティを見かけた
弥山まで縦走するのかな?


▲ガスがひいた瞬間にユートピア小屋


▲奥にクガイソウ・手前にシモツケソウ


▲クガイソウ群生


▲シモツケソウが丁度見頃でした


▲シコク?フウロも見頃


▲ダイセンオトギリも群生


▲キュウシュウコゴメグサ


▲ホソバノヤマハハコ


▲ダイセンオダマキ


▲クロバナヒキオコシ


▲コオニユリ                  ▲ダイモンジソウ

▲ミヤマシシウド                   ▲オオバギボウシ


▲重装備で剣ヶ峰方面へ進まれていました


▲シモツケソウもう一枚

■雨の中、下山
結局、早出したのにもかかわらず
稜線で三時間近くも要してしまいpm0:30下山開始
とうとう雨が本降りになってきたのでレインを着こみカメラをしまう
後は、ひたすら下りるのみ
この雨では砂滑りを下りる気にもならず
登って来た道を引き返す事にした
途中、ロープがある岩場で50名ほどのパーティが
登って来られるのに遭遇し融合待ち
この悪天候の中、今から登るのはどうかと思うが
ツアー登山だと仕方が無いのかな?
中宝珠越を過ぎたあたりで一旦、雨があがりレインを脱いだ
下宝珠越からの下りは、登りがキツかった分
やっぱりキツイ^^;段差が膝に堪える
ここを下るのがイヤで今まで砂滑りを下っていたようなものだ
大神山神社奥宮まで後少しというところで雷雨になった
今までタラタラと歩いていたのだが急にスピードアップ
pm2:30 大神山神社奥宮まで下りて来た
ここまで下りると一安心


▲北壁もガスの中


▲勝間ケルン

■もの凄い雷雨
小降りのうちにと石畳の道を歩いていると
大降りになってきた、またレインを着こみ雨の中を足早に進む
足早といっても石畳の道、滑りそうで走る事が出来ず
もどかしい・・・・・・・・
雨が激しくなる前に大山寺参道入口の茶店に飛び込みセーフ
ここで雨宿りする事にした
ますます雷雨が激しくなり稲光にバケツをひっくり返したような雨
今頃、稜線にいるのではないかと思う50名ほどのパーティや
重装備で弥山方面へ進まれたパーティ大丈夫なのかな?
この雷雨の中、怖いだろうなぁ〜
やはり山は早立ちが基本!とつくづく思った
でもせっかく早立ちしても稜線で三時間はまずかったなと反省
大山・三鈷峰!毎年登りたい山!
しかし大山・ユートピアとはピッタリの名前を付けたものだ

 8月2日流れ星さんの大山・三鈷峰