■大座礼山 1587.5m
 ■高知県
 ■2012年4月1日(日)曇り時々晴れ
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  自宅am6:30-高松西IC-新居浜IC-県道47号線-筏津山荘
  大座礼山登山口am8:10-出発am8:20-大北川源流am9:00-ブナの大木am9:45
  山頂(小休止)am10:10-出発am10:30-大田尾越への分岐am10:40
  大田尾越登山口am11:40-車道歩き-登山口pm0:00
  筏津山荘-伊予三島IC-高松西IC-自宅

  ■歩行時間約3時間30分(小休止含む)

   

■6年振りに大座礼山へ・・・・・

ブナの大木に逢いたくなり6年振りに大座礼山へ行く事にしました
6年前は筏津山荘側からの道が通行止めの為
高知側から登山口へ向った思い出深い山です
今回は筏津山荘側から登山口へ〜
自宅から約2時間弱で登山口へ到着!
(意外と近かったのね)
登山口へ着くと高知ナンバーの車が一台駐車されていました
この季節に登るのは私達だけかと思っていましたが
どうやら先行者がいらっしゃるようです
am8:20 出発〜


▲未舗装の林道へ入り、ここから出発です

■苔が美しい〜

登山道へ入ったとたんイエローグリーンの苔が目を惹きました
こんなに苔が美しい森だったとは〜新発見!
なんだかものすごく得をした気分です
登り始めの急登もなんのその
身も心も軽く、足を進めます
何度か渡渉し40分ほどで大北川源流部が見えてきました
ここで先行されていた高知ナンバーの若者二名に追いつきました


▲苔がキレイな登山道


▲いい雰囲気〜


▲最初の渡渉点


▲何度か渡渉します

■大北川源流は香川県民の命の源

大北川!といってもピンときませんが
実は香川県民にとって、とても重要な川だったのです
大北川の水は早明浦ダムに流れ込み吉野川を通って
香川用水へ流れています
と、言う事は香川県民が毎日飲んでいる水の源流という事になります
自分達が飲んでいる水の一部がここからも流れているのかと思うと
なんだか不思議な気持ちになりました
おまけに昨夜からの冷え込みのおかげで
氷の芸術品まで見る事が出来ラッキーでした♪


▲大北川源流


▲昨夜からの冷え込みでツララが出来ていました


▲冷え込みのおかげで
こんな芸術品を見る事が出来ました


▲キラキラ光って・・・・・・


▲あまりにも雰囲気がよかったので
もう一枚♪

■マンサクの花♪

明るい森の中を進んで行きます
殺風景な早春の森で、ひときわ目をひいたのが
黄色のマンサクの花♪です
早春に一番早く花を咲かせる(まず咲く)ので
マンサク
という名前が付いたそうです
見れば見るほど不思議な形をした花
この花を見ると春が来たなぁ〜と思います


▲マンサクの花


▲見れば見るほど不思議な形をしています


▲カツラ?の大木


▲すっかり春山の雰囲気です

■井野川越からブナの大木へ

井野川越へ着きました
ここからは少し急な登り道の始まりです
息を切らせて登って行くと
自分の背丈以上もあるスズタケが現れ始めました
スズタケが現れ始めるとブナの大木までは後少し・・・・・・


▲井野川越


▲私の身長より高いスズタケが
現れ始めました

■ブナの大木

楽しみにしていたブナの大木が見えてきました
以前はブナのすぐ近くまで行く事が出来ましたが
今はロープで保護され近づく事が出来ないようになっていました
近寄れないのは残念だけどプナの保護の為なら仕方がありません
芽吹きの前なので枝ぶりがハッキリとわかり
以前より少し迫力が増したように思いました
次から次へと現れるブナの大木!
まさしくブナの森というのにふさわしい場所
この場所、ブナ好きにはたまりません♪


▲6年ぶりの再会!


▲奥のブナは折れていました


▲見上げると・・・・・・


▲ロープが設置されていないブナも
なかなかのものです


▲苔がキレイだったので・・・・・


▲残雪の登山道


▲そろそろ見納めかな?ツララに霜柱

■山頂へ〜

ブナの森を堪能後、ひと登りで山頂到着です
少し霞んでいるものの向かいに見えるのは
白のアケボノツツジシで有名な東光森山!
まだ登った事がないので、いつかは登ってみたい山です
昼食には早いので小休止のみで大田尾越へ向かいます


▲大座礼山山頂                 ▲東光森山

■6年振りの大田尾越・藪は?

以前登った時は大田尾越への分岐が分からず
鉄塔まで歩いてしまいましたが、今回は道標が設置されていました
おまけに「道悪いヨ」と書かれた張り紙まで・・・・・
至れり尽くせりです
さぁ〜気合いを入れてヤブへ突入〜
ところが一歩踏み入れてみると
赤テープ・県境杭・県境標と揃っています
おまけに踏み跡もしっかりとありました
これなら迷いようがありません
所々、背丈ほどのスズタケの中を進まないといけませんが
以前に比べると随分゛楽゛になっていました
と、いうか以前は9月に登ったので木々が茂り
余計にわかりにくかったのかも知れません


▲大田尾越分岐へ向かいます


▲大田尾越分岐
以前は無かった指導標
手書きで大田尾越(道悪いヨ)


▲こちらはかなり雪が残っていました
気温が低いので凍っていました


▲確かに道が悪いけど
ブナの大木が沢山ありました

■大田尾越に下山

約一時間ほどで大田尾越へ下りてきました
後は車道を15分ほど歩き登山口まで戻るだけです
pm0:00 登山口まで戻って来ました
6年振りの大座礼山!
ブナの大木は勿論、大北川源流に雰囲気の良い森・・・・・・
なかなか面白い山でした
また違う季節に登ってみよう〜っと!


▲大田尾越に到着!

■最後に・・・・・

大座礼山へ登ったもう一つの目的は
6年前のレポートの中のルート図を直す事
どうやら間違えて作成していたみたい^^;
今回はGPSログなので間違いありません・・・・・・・
申し訳ありませんでした
しかし今回の山歩きで思いましたが人間の記憶って
いいかげんなものですね・・・・・・・
大田尾越分岐からの下り道
思い描いていたルートと全く違ってました^^;
色々な意味で今回は少しだけステップアップした山歩きでした



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)