■大山(おおやま)691.3m 大山寺(たいさんじ)
 ■香川県・徳島県
 ■2012年11月10日(土) 晴れのち曇り
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    自宅-高松中央IC-引田IC-川股ダムam10:00-登山口
    出発am10:30-一本松越am11:10-出発am11:20-537mピークam11:45
    大山越pm0:05-電波塔(昼食)pm0:35-出発pm1:00
    大山山頂(小休止)pm1:20-黒岩大権現pm1:35-大山寺(大休止)pm2:05
    出発pm2:35-大山越pm3:15-一本松越pm4:00-登山口pm4:30


    ■歩行時間約6時間(昼食・小休止含む)


   

香川にも大山(だいせん)?
香川にも大山(だいせん)?いやおおやまがある^^;
午前中野暮用があり遠くへは行けない
と、いう事で徳島県との県境にある
大山へ行く事にしました
引田ICで下り川股ダムへ〜
ダムの湖畔はほんのりと色づいている
来週辺り見頃なのかなぁ〜
こんなマイナーな山!登るのは私達だけかなぁ〜と思っていたところ
香川ナンバーの先客有り!
いや登山じゃあないかも・・・・・・・・
ダムから未舗装の道を更に奥へ進む
四駆だと楽勝だったかも知れないが今日は普通車
底を摺りながら10分弱
登山口へ到着です
※普通車だとダムの横へ駐車するのが賢明


▲川股ダム


▲ダムの湖畔・色付き始め・・・・・

■ 登山口はどこ?
ダムから10分弱で通行禁止のチェーンが見えてきた
手前が広くなっていたのでここに駐車
さて登山口は?
分県には「一本松越からの沢が流れている
その東側が登山口」と書かれているが
沢は???
ノコンギクの群生に吸い寄せられ、ついつい林道の奥へ進んでしまった
しばらく進んでも登山口なんて無い
すごすごと引き返し地図を確認
すると通行禁止のチェーン手前左側のヤブの中
朽ちた一本松への案内板を発見!
えっ!ここが登山口なん
ヤブに覆われ何も見えない!
藪を掻き分け踏み入るとすぐに短い木の橋があった
この橋を渡り右側の沢を渡ると明確な登山道が見えてきた
ここまでの数分がこのルートの中で一番わかりにくい箇所
とにかくヤブに覆われ沢が隠れているのだ^^;


▲ノコンギクの群生


▲通行禁止のチェーン
この左側手前が登山口


▲一本松越と書かれた案内板がありますが
ヤブに覆われ見えにくくなっています

■ 一本松越へ
対岸へ渡ると、登山道は明確になる
シダが張り出している場所はあるものの
明確な登山道が続いている
ジグザグに登って行くと沢沿の道になる
沢といってもほとんど水が流れていない枯沢
ゴロゴロとした道になると一本松越が近い
登山口から約40分で一本松越に着いた
ここは引田・大山・鉢伏山・黒谷への十字路
どの方向へも明確な登山道が延びていたので
機会があれば歩いてみようと思う
天保・・・・・・と彫られたお地蔵さまは200年近く
この峠を見守ってきたのかな
今は歩く人も少なくなり寂しそうに見えたのは私だけだろうか・・・・・・


▲要所々に案内板有り
この案内板があれば正解です


▲シダが生い茂る中を進んで行きます


▲一本松越
引田・大山・鉢伏山・黒谷への十字路


▲一本松越のお地蔵様
天保・・・・と彫られていましたが年号は読めませんでした

■ 大山越へ向かう
峠のお地蔵さまに挨拶し大山越へ向かう
ここからは阿讃山脈縦走路らしく小規模なアップダウンがあるものの
快適な登山道が続く・・・・・・
537mピークに時々、お見かけする「米」マーク
米屋さん?米谷さん?米本さん?・・・・・・が設置されたのかなぁ
12・11・9って昨日?
一日違いでお会い出来ず残念・・・・・・


▲ヤマハッカ


▲537mピーク
12.11.9って昨日登られたのでしょうか?
「米」のマーク、時々お見かけします
米屋さん?米谷さん?米本さん?・・・・・・


▲ここだけ笹原でした

■ 大山越でトレランをされている方とお会いする
アップダウンを繰り返す事、約45分でコンクリートが見えてきた
山の中にコンクリート?と思ったら車道に飛び出した
ここが大山越のようだ
ここでトレランされている方とお会いした
色々とお話しするとam10:00に川股ダムを出発し大山寺経由で
ここまで戻って来られたそうだ
私達は30分遅れで出発しやっとここまで来たのに
なんという違い^^;
年齢的には私達よりかなり大先輩のようなのに凄い体力だ
私も見習わなくては・・・・・・・
ここから電波塔までは車道歩き
嫌な車道歩きも紅葉が始まり今日ばかりは楽しく歩く事が出来た
車道を歩く事15分で電波塔が見えてきた
ここで昼食!
Docomoの電波塔だったので試しに携帯の電源を入れてみると
アンテナ全開!
さすが〜と妙な事に感心
普段は、充電の減りを防止する為、
山の中では電源を切っている私です(^^ゞ


▲大山越
ここから先はDOCOMO専用道路の為、通行禁止になっていました
道路沿の紅葉がキレイでした・・・・・


▲ヤクシソウ              ▲リュウノウギク


▲桐の葉の紅葉


▲無線中継局

■ 大山山頂へ
昼食後、山頂を目指して再度、山の中へ入って行く
ここから大山山頂まで何カ所か分岐があったが
右へ右へと進んで行く
左へ進むとどこへ行くのかなぁ?
約20分で電波塔が見えてきた
大山691.3m到着!
まずは一等三角点にタッチ、
そして四国にニ基しかない天測点を見に行く
天測点とは天文測量を実施するために設けられた基準点
三角測量で求められた位置座標を規正するために設置されたとの事
現在は機器類の軽量化により設置される事はなくなったそうです


▲ここから山道へ入って行きます


▲電波塔が見えてきました


▲大山山頂                      ▲天測点

▲モチツツジ狂い咲き            ▲マユミの実・今年はよく出会います


▲四国にはニ基しかない天測点

■ 大山寺へ向かう
山頂を後にし大山寺(たいさんじ)へ向かう
山頂から林道を下ると黒岩大権現が見えてきた
夢届く・願い叶うと書かれていたので
黒岩大権現に寄り健康を祈願した
下からここまでコンクリート道が続いているので
車で来ると山頂への最短ルートのようだ
黒岩大権現への参拝口手前から山道へ入って行く
コンクリート道を下りても大山寺へ着くが
やっぱり山の中を歩かないと・・・・・・・ねっ
急登を下って行く、途中こけて膝を強打
しばらく痕が残りそう〜^^;
眼下に黄色に色付いたイチョウが見えてきた


▲黒岩大権現・古い石段が歴史を感じます


▲ここから大山寺へ下りて行きます

■ 四国霊場八十八カ所番外霊場四国別格・大山寺
pm2:05 大山寺到着
すぐに境内の大イチョウが目についた
樹齢800年ともいわれている大イチョウ!来週辺り見頃かな
大山寺は弘法大師が唐から持ち帰った千手観音像や、
屋島の源平合戦のとき、陸路をたどった義経主従の遺物などが保存されている
開運招福の寺、縁結びの寺として有名だそうだ
また毎年1月第3日曜日には、当寺名物の
力餅大会が開かれる事でも有名である
ここで大休止・・・・・・・
紅葉を眺めながらのコーヒータイムは格別だ


▲四国霊場八十八カ所番外霊場四国別格・大山寺


▲イチョウの紅葉が見事でした〜


▲人物が入ると大きさがわかるでしょう?


▲約400年の歴史がある「力餅」      ▲龍と紅葉が見事だったので・・・・・

▲紅葉が見事でした・・・・・


▲お寺には紅葉が似合います


▲紅葉ウオッチング


▲大山寺・阿吽の仁王像

■ 大山寺を後にする・・・・・
大山寺を後にし四国のみち経由で大山越へ戻る
(四国のみち・山神社方面は通行止め)
道中、一か所のみ展望が開けた場所があったが
残念ながら立入禁止・・・・・・
大山越まで単調な舗装道を登り返しpm3:15 大山越着
ここまでの約40分は辛かったなぁ〜
大山越から朝通った道を歩きpm4:30 登山口着
辺りはすっかり薄暗くなっていた^^;
歩行時間約6時間・・・・・・・標高差895m
香川の山にしては歩き応えのある道だった


▲大山寺の大杉


▲このルート唯一の展望
吉野川が見えます


▲「四国のみち」を通って大山越まで戻ります

■ 最後に・・・・
このルート!
歩き始めは少々わかりにくい道だったが
一歩入れば明確な登山道が続いていた
配車が可能であれば大山寺に一台配車しておくと
便利かも知れません・・・・・・・
大山寺大イチョウをはじめ紅葉が素晴らしく
大山寺とセットで紅葉の時期がお勧め
ただ、このルート、展望が無いのが残念・・・・・・・
やっぱり展望は欲しい





※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)