大滝(嶽)山 240.6m 日高村満喫の一日
 ■高知県
 ■2018年2月3日(土)晴れ



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)

  運動公園11:45−シークレットガーデン11:50-大嶽の覗き12:30
  山頂12:50-九頭三角点(昼食)13:05-出発13:35-山頂13:45
  山姥の洞窟13:50-出発14:15-運動公園14:55

  ■歩行時間 約3時間(昼食・洞窟巡り含む)



高知県日高村の大滝(嶽)山

徳島県・高越山を登る予定だったけど寒波の影響で天候がイマイチ
高知県だけが晴れマーク!
ならば高知へ行こう!という事になり急遽、アカリプタさんに連絡
急にお誘いして申し訳ありません・・・・・・・・
香川出発時は雨、新宮ICを過ぎると雪
本当に高知は晴れなん?と思っていたところ大豊を過ぎると青空が見え始めた
最近の天気予報の精度は凄いです
伊野ICを下りると、町中をショートカットするパイパスが開通していた
これで渋滞する町中を通らなくてもいいので、大幅な時間短縮になります
高知といえば、まずはモーニング
時間が早く、いつも行くお店が開店前だったので
別の喫茶店へ・・・・・・・・・・
パンにサラダに味噌汁、そしてデザートまで
相変わらず高知のモーニングは豪華です
お腹も満たされたところで、いよいよ散策開始
今日は高知県・日高村を満喫の予定です
以前より気になっていた山・大滝山
香川にあるのは大滝山(おおたきさん)
高知には大滝山と名前が付いた山が二座あります
今日は、日高村の大滝山(おおたきやま)へ登る事にしました
登山口である日高村総合運動公園に駐車し出発
大滝山には「山姥伝説」があり
山姥が住んでいたと言われる洞窟もあるようなので楽しみです
コンクリートの階段を登るとシークレットガーデンと書かれた展望所
東屋もあり、バラの季節には目を楽しませてくれそうです
また、宇宙へ行った「宇宙桜」も有り、ロマン漂う場所


▲ピークが大滝山


▲日高総合運動公園からスタート


▲山姥伝説の案内板があります


▲シークレットガーデン・宇宙桜もあります


▲シークレットガーデンから見た土岐山

■いよいよ山道へ
シークレットガーデンを過ぎるといよいよ山道へ入って行きます
整備が行き届いた登山道
よく見ると木の切り口が新しいので、つい最近整備されたばかりのようです
登山道脇には「登山口より○○m」の案内まであり、至れり尽くせりです
また、登山道は階段状に整備され、感動的な歩きやすさです
鉄塔44を過ぎると大岩が現れ始めました
どこからこんな大岩が転がってきたのか不思議


▲2017/12/20 まだ新しい手書きの案内板


▲御親切にこんなものまでありました


▲最初は植林の中を歩きます


▲鉄塔巡視路を歩きます
感動的な歩きやすい道


▲鉄塔44


▲大岩が現れはじめました


▲次から次へと大岩が現れます


▲まだまだ大岩

■大嶽の覗き
鉄塔45まで来ると大滝山公園という古い案内板があった
以前は公園として整備されていたようだけど
今は名残があるだけです
鉄塔の奥へ進むと展望が良い場所へ出た
手前に、清宝山、その奥に鷹羽ヶ森
そして白い雪をかぶった中津明神山方面が見えた
晴れていれば石鎚山系まで遠望出来るとの事
確かに大嶽の覗きという名前にふさわしい場所です


▲鉄塔45の奥に大嶽の覗きがあります


▲大岩の上に立つアカリプタさん


▲手前のピークが清宝山、奥に見えるのが鷹羽ヶ森


▲文政と彫られている。文政って・・・・・江戸時代末期!


▲あくまでも歩きやすい道


▲祠の跡?ちょっとした広場になっている


▲いたるところに石仏

■まずは山頂へ
登山道へ戻り山頂を目指します
山頂直下で登山道整備をされていた川瀬さんにお会いした
下山時にもう一度お会いする事にし、まずは山頂へ
古い階段を登ると石鎚神社がある山頂
山登の部屋さんのホームページによると
山頂には役行者(役小角)を祀ったお堂が建っていたとの事
石鎚神社が祀られている岩場にも鎖があったとか・・・・・・
昔の人の石鎚信仰の深さを感じずにはいられません


▲整備されていた川瀬さんにお会いした


▲まずは山頂へ向かう


▲薄らと雪


▲古い階段を登ると・・・・・・・・


▲大滝山山頂・石鎚神社が祀られています


▲岩の上に祠と鳥居があります


▲明治12年と彫られた手水石


▲こちらにも古い祠・明治19年

■九頭・四等三角点
山頂から更に奥へ進み、ちょっとしたピークに
九頭・四等三角点がありました
数名座れるスペースが有り、おまけに樹木に囲まれ風が無いので
ここで昼食にする事にしました
今日は節分!勿論、巻き寿司でしょう
南南東に向いて黙って?丸かじり!
今年の無病息災を祈りました


▲九頭・四等三角点


▲今日は節分!南南東に向いて丸かじり


▲古い石仏

■いよいよ山姥の洞窟へ
三角点を後にし山頂まで戻り、いよいよ山姥の洞窟
この山、山頂付近は岩で出来ているらしく
辺り一面、岩・岩・岩
ここで登山道整備をされている川瀬さんに再度お会いし
山への想い等、色々と話しを聞かせて頂きました。
山の整備、なかなか出来る事ではありません
川瀬さんにお会いしたおかげで、大岩を楽しむ事が出来、感謝です
登山道に点々とある大岩は山頂直下の岩が落ちて来た岩?
この岩場は近くにある猿田洞に繋がっている?
など、考えれば考えるほど想像以上に面白い山でした


▲川瀬さんが作られた手書きの案内板


▲大岩がゴロゴロ


▲へそすり岩


▲ここにも石仏


▲山姥の洞窟(胎内くぐり)
ここで迷走するといいらしいけど岩が気になって私には無理^^;

■ツツジが咲く頃再訪したい山
この山については「山登の部屋」さんが詳しくレポートされています
山姥といえば恐ろしいイメージですが、大滝山の山姥さん
美しい女性との事、五郎さんとの恋愛、成就して欲しかったです
この山にある沢山のツツジは五郎さんの心を表現したものかも知れませんね
またすぐ近くの土岐山も気になるところです


▲運動公園まで下りてきました


日高村ウオッチング



▲ユキワリイチゲ

▲ユキワリイチゲ

▲シコクバイカオウレン

▲シコクバイカオウレン

▲シコクバイカオウレン

■好きです!日高村
山歩きの後は、日高村といえば「シュガートマト」
まるで砂糖が入っているような甘さです。おいしい〜
トマトといえばオムライス♪という事で、「オムライス街道」と銘を打ち
村のあちらこちらでオムライスを食べる事が出来るようになっています
勿論、頂きましたよ(^^)v
今日は山登りに来たのか食事に来たのか〜
とにかく
山・花・食!日高村堪能の一日でした




▲高知の盛りだくさんモーニング/オムライス街道のオムライス
シュガートマトは勿論、この季節にスイカまで〜