■大高見峰(おおたかんぼう)504.1m 小高見峰467m 鞍掛山188m
 ■香川県
 ■2012年3月10日(土)曇り
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  鞍部登山口(鳥居)am11:15-ヤブコギ-鉄塔pm0:25-鉄塔ルート分岐pm0:35
  大高見峰山頂pm0:40-高見峰神社(小休止)pm0:45-出発pm1:00
  鉄塔ルート分岐-鞍部pm1:10-小高見峰山頂pm1:20-鞍部pm1:25
  鞍部登山口(鳥居)pm1:50

  ■歩行時間約2時間30分(道迷い・小休止含む)

  鞍掛神社鳥居pm4:10-見晴らし広場pm4:15-水分皇大神石碑pm4:20
  山頂pm4:30-水分皇大神石碑-見晴らし広場(大休止)pm4:45-登山口pm5:00

  ■歩行時間約50分(大休止含む)

   

■勝福寺から登山道へ入る

以前、城山〜猫山は歩いた事がありますが
猫山から先は未踏の地(ちょっと大げさ)
この城山から大高見峰へ続く山塊を
青山連峰というらしい
今日は
大高見峰と小高見峰を歩いてみる事にしました
コトデン栗熊駅近くの東馬指南交差点を南方向へ入ると勝福寺があります
勝福寺の前に
「高見峰登山道」の立派な案内板
案内板によると登山口手前に駐車場が設置されているようなので
時間短縮の為にそこまで車で行く事にしました(^^ゞ
さすが
舗装率・日本一の香川県!
途中狭い場所もありましたが、ず〜っと舗装道が続いています
途中、
「栗隈城跡」の案内板があり、そこから林道へ入って行きます
林道といっても勿論、
舗装道です
数分で
「高見峰の歴史と伝説」の案内板!
その前の駐車場に車を停め出発です


▲大高見峰から猫山に続く稜線


▲勝福寺の前から登山口を目指します/登山口手前の駐場


▲天狗伝説が残る高見峰


▲高見峰神社と書かれた鳥居が登山口
台風?の影響で所々崩れているものの快適な登山道

■高見峰神社参道へ入るが・・・・・・

高見峰神社の立派な鳥居をくぐり山へ入って行きます
台風?の爪後が残り所々崩れてはいるものの
歩きやすい広い道
神社の参道のようなので迷うような場所も無く楽勝!楽勝!
と思ったのが大間違い!
真っ直ぐ進んで行くとナント突き当りでは・・・・
登山道は???
右側は沢!左側は斜面!
斜面を攀じ上れば尾根へ出るようですが傾斜がキツくて
私には無理!
主人だけがこの斜面を登る事にし
私は引き返して正規?登山道から登る事にしました
歩いて来た道を引き返し登山道を探しましたが???
こうなったら仕方がない
私も傾斜の緩い斜面から尾根まで這い上がる事にしました


▲ここから対岸へ渡らないといけないのに
真っ直ぐ進んでしまいました^^;

■イバラ地獄に入る^^;

幸い尾根まではたいした距離はないようです
滑り落ちないように足場を探しながら登って行きます
数分で尾根が見えましたがイバラに阻止されてなかなか進めません^^;
無理やり突破し、鉄塔登山道?に合流
登山道に出た時はホッとしました
ここからはロープが設置されている急登もありましたが
全体的に快適な道!
そりゃあちゃんとした登山道ですから^^;
一部不明瞭な箇所もありましたが鉄塔から上は明確な道
鉄塔から10分弱で稜線分岐に無事に着きました!
遅れる事30分で主人と合流〜


▲鉄塔からの眺めは素晴らしい〜


▲この分岐を左に数分で大高見峰山頂

■大高見峰山頂と高見峰神社

稜線分岐を左へ進むと大高見峰山頂!
右へ進むと小高見峰を経て猫山です
まずは大高見峰へ〜
山頂は三角点が設置されているだけで展望は無し
山頂からさらに奥へ進むと高見峰神社が見えてきました
ここはちょっとした広場になっており展望もバッチリ!
桜の木が植えられているので
桜の季節には瀬戸内海を眺めながらお花見が出来る
隠れたお花見スポットなのかも知れませんね
高見峰神社には讃岐の四大天狗伝説の一つ
鷹峰の大高見坊天狗の伝説が残っており
以前は鷹峰(たかみね)と呼ばれていたのが大高見峰となったそうです


▲大高見峰山頂


▲高見峰神社


▲神社内な祭られている天狗様


▲神社前から望む次に登る予定の鞍掛山


▲瀬戸大橋が見えていますが霞んでいて残念^^;


▲木々の間から飯野山

■小高見峰へ

大高見峰を後にし稜線を鞍部まで一旦下り
登り返すと小高見峰山頂です
山頂といっても展望も何も無し山頂表示板が無いと
どこが山頂かわからないような場所でした


▲小高見峰山頂

■鞍部から下山

先ほど通過した鞍部まで戻り、ここから下山です
急勾配を滑らないように下りて行きます
途中、「金掘場跡」と書かれた朽ちた案内板がありましたが
私達は「金堀場跡」を見つける事が出来ませんでした
後日、童夢さんにより「金掘場跡」確認されています^^;
沢沿いの道を歩き渡渉すると登る時に歩いた登山道と合流
結局、山頂方向へばかり意識が集中し
どこかで「沢を渡る」という選択肢が欠けていたようです
ただ渡渉箇所には何の目印も無いので
登る時点で発見出来たかどうかはわかりません^^;
思いのほか時間がかかり駐車地点まで戻ってきました
なめたらいかん香川の里山!
この青山連峰には複数の登山路があるようなので
また違うルートを歩いてみようと思います


▲大高見峰と小高見峰の鞍部から下山
本当はここへ登って来る予定でした^^;


▲金掘場跡の案内板がありましたが
発見出来ませんでした^^;


▲登山口まで戻って来ました

■鞍掛山へ〜

大高見峰から下山後、栗隈城跡・福成寺
そして香川屋でうどんを食べ(おいしいですよ〜)
いよいよ鞍掛山へ〜
この山はR32を走っていると優雅な吊尾根が見え
是非、登りたい!と思っていた山です


▲優雅な吊尾根の鞍掛山

■鞍掛神社鳥居から出発

R32から県道17号線へ入り「山火事防止/高松西消防署」と書かれた
標識より池の横の墓地へ入って行きます
広くなっている場所に駐車し墓地の東側にある鞍掛神社鳥居から出発です


▲県道17号線沿の山火事防止/高松市西消防署という表示板から
墓地へ向かって入ります


▲鞍掛神社と書かれた鳥居からスタートです

■水分皇大神(みくまりすめおおかみ)の石碑へ

わずか15分ほどでりゅうごんさんが祭られた見晴らしの良い広場に出ました
ここからは十瓶山をはじめ鷲ノ山・火ノ山
奥は勝賀山・猪の尻山と高松地区の名だたる山を望む事が出来ます
ちょっとしたベンチ?も設置されのんびりと展望を楽しむのに良い場所です
ここから更に先へ進むと水分皇大神と彫られた
分水嶺(雨水が異なる方向に流れる境界の事)の碑が見えてきました
ここを過ぎるといよいよ吊尾根歩きです


▲数分で見晴らしの良い広場


▲十瓶山方面がよく見えます


▲水分皇大神(みくまりすめおおかみ)の石碑

■吊尾根から山頂へ

吊尾根からは今日登った大高見峰高鉢山方面を
眺めながら気持ちよく歩き少し登り返すと
鞍掛山山頂到着です
登山口からわずか20分弱!
ここは天気の良い日に展望を楽しみながら
優雅に昼食♪な〜んていいのでは?と思える山でした


▲吊尾根からり眺め


▲大久保大権現?の石碑


▲鞍掛山山頂

■里山歩きもいいなぁ〜

里山へ登ると、その地域の歴史的背景や
生活と密着し大事にされていた事がよくわかりました
今日は盛り沢山!
大高見峰→小高見峰→栗隈城跡→福成寺→香川屋でうどん→鞍掛山
という充実した一日になりました
私が住んでいる香川県には高い山はほとんどありませんが
生活と密着していた里山は沢山ありますので
少しずつ歩いてみようと思います





※スマートホンで取ったログ!
大高見峰・確かに徘徊しましたが、このログちょっとひどい〜^^;
鞍掛山・だいたいこんなものでしょう〜

※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)