女体山(にょたいざん)774m矢筈山(やはずやま)788m
香川県
■2005年5月28日(土)晴れ



自宅am10:30-R193-大窪寺駐車場am11:20-登山口am11:30-展望所am11:50-車道pm12:25
女体山山頂pm12:35昼食-出発pm1:10-矢筈山登山口pm1:20-矢筈山山頂pm1:40-
矢筈山登山口pm2:00-車道歩き遍路道入口pm2:10-大窪寺pm2:45-R193-自宅




四国霊場88ケ所、結願(けちがん)の寺大窪寺の裏にそびえる女体山(にょたいざん)へ登る事にした。




「女体山」...名前の由来を調べてみると、昔、不義をして京を追放された
公家の娘が志度の浦で身の不幸を嘆いていた。通りかかった庄屋が
同情し、家に連れて帰り一生の面倒を見た。彼女は恩義に報いる為、
死後もこの地方の為に尽くすといって亡くなった。庄屋は彼女を近くの
青木池に葬り、小さな祠を建てた。以来、雨の少ないときに祠に
集まって念じると必ず雨が降ったと伝えられている。
しかし青木池の周辺で不浄の物が漂着するなどしたため、
村人が矢筈山の東の峰に移して祀った。
女体神社を祀ったため、以来この山を女体山と呼ぶようになった。
                             
里山に遊ぶより




▲登山道入り口   ▲階段を登って行く

大窪寺の西側にある奥の院と書かれた表示に沿って進む...
階段になっているが結構、急登だ!汗が吹き出てくる。
いたるところに結願(けちがん)の札...
ツツジの時期もほぼ終ったのか沢山の花びらが足元に落ちている。
ドウダンツツジだけはまだ元気一杯!


 
▲ガンピ                       ▲モチツツジ?                  ▲ナツハゼ

▲コツクバネウツギ              ▲ガンピ                  ▲カイナンサラサドウダン

20分程で展望の良い休憩所に到着...
氷らせてきたスポ−ツドリンクで喉を潤す。
大滝山方面..白く霞んでいて眺めはイマイチ...
先に休んでいた女性の方と少し雑談..
小休止後、先へ進む..新緑が気持ち良い。
一時間弱で車道へ飛び出た!車道を渡り、山頂へ向かう



               ▲最初の休憩所            ▲気持ちよい新緑中を歩く       ▲車道を渡れば女体山山頂への道

山頂手前に、見事なコガクウツギ♪あたり一面花の香り〜
清楚な白い花は心を和ませてくれる...
山頂の休憩所が見えて来た。



▲コガクウツギ             ▲山頂休憩所

大きな岩の横を通り進むと見事な展望!
瀬戸内海まで見る事が出来る...
休憩所に戻り昼食(*^_^*)
一人で静かに食べていると鳥の鳴き声...3,4種類?
かなり近くで鳴いているが姿を見つける事が出来ない...^^;



▲女体山山頂

昼食後、矢筈山へ行こうかどうか悩んだ(今日は単独の為)あげく、やっぱり行く!事にした。
この好奇心!誰にも止められない(笑)



                      ▲アカシデ                     ▲矢筈山への案内板                              

矢筈山の表示に沿って進むと鳥居さんが見えてきた。
くぐると、またまた車道...
車道を渡った所が登山口だ。
早速、山頂を目指す...短いが、いきなり急登!木につかまりながら登る...
尾根道へ出た...ホッ(*^_^*)

▲矢筈山登山口前の鳥居                      ▲矢筈山登山口               ▲写真ではわからないが急登

尾根道を進むと見晴らしの良い岩場に着いた。
360度の展望♪...すっかりお気に入りの場所になってしまった。
岩場を降り、もう一頑張りで矢筈山山頂!
ナント一等三角点...
山頂は木々が茂っており展望は無し...



▲矢筈山山頂手前の岩場から見た景色

▲矢筈山山頂

山頂を後にし岩場へ戻り休憩...
吹き上げてくる風が心地良い...
急登を今度は、滑りながら降り(笑)登山口へ..
ナント登り20分下り10分!
手軽で良い山....岩場は注意!
車道を引き返し女体山山頂手前から遍路道へ入る



                 ▲ヤブウツギ                    ▲ニガナ?              ▲車道より遍路道へ入る                                                      

30分程で大窪寺到着!
結願の寺..という事もあり沢山の杖が奉納されていた。
人それぞれの願い事はかなったのだろうか?



▲参拝客の絶える事が無い大窪寺