水谷往来(旭川ダム)とセツブンソウ
 ■岡山県
 ■2017年2月26日(日)晴れ



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)



旭川ダムから出発
ワンワンさんより、セツブンソウが見頃ですよ!
との連絡、じゃあどこか歩いてからセツブンソウを見に行きましょうか!
と、いう事になった
行き先はお任せしま〜す!とお願いしていたところ
「水谷往来」へ行きましょうとの連絡
「水谷往来」って何?と思い調べてみると
旭川ダムが出来るまでは、河川交通で栄えた水谷集落へ行く道だそうだ
ダムの完成により集落は水没し、今は歩く人もいなくなったとか
ダムといえば悲しい歴史を背負った場所が多い
am6:00 にえ〜ちゃん、ピオーネさんと坂出北IC近くのいつもの場所に集合
え〜ちゃんの車で岡山・総社のワンワンさん宅へ
坂出北ICから約40分、近いものです
車を置かせて頂き
極楽トンボさんの運転で出発、今日はfujiwaraさんも御一緒して下さり
賑やかに出発〜
今朝は気温が低く道中は霜が降り見ているだけで寒々しい
am8:00 旭川ダム着、車から降りると「寒い!」
岡山が寒いのか今日が寒いのか
いずれにせよ、ここのところの暖かさで、すっかり気が緩んでいた私は
フリースしか持ってこなかった・・・・・・失敗
でも歩き始めると暖かくなるハズなので我慢・我慢


▲旭川ダム
真名子第二トンネルから先は路面崩壊の為、通行止め

■いよいよ古道へ
ダムを渡り、いよいよ古道に入る
以前は整備されていたようだが
今は歩く人も少なくなったのかゴロゴロ道で歩きにくい
底の厚い靴で歩かないと足の裏が痛くなりそう
湿気か多い場所なので斜面にはビッシリと
苔がキレイな場所と聞いていたがまさにその通りだった
いったい何種類の苔が生息しているのか、見たこともない苔もあった
苔が美しい場所といえば「屋久島」を思い出すけど
ここの苔も素晴らしい
苔ファンにはたまらない場所だと思う


▲旭川ダムから出発です


▲苔が美しい道・種類も豊富です


▲こんな雰囲気の場所が沢山ありました


▲石積みが残っています


▲これも苔?


▲以前は整備されていたようですが
現在は歩かれる人も少なく道は荒れていました

■神秘的な場所に・・・・・
しばらく進むと見た事が無い風景に出くわした
辺り一面、緑の藻のようなものに覆われ、
まるで別の世界に迷い込んだかと思うような錯覚を覚えた
大勢だからいいけど、一人だと怖いかも・・・・・・・
帰宅後、調べてみるとサルオガセと呼ばれる地衣類
漢字で書くと「猿尾枷」霧藻とも呼ばれている
サルオガセがこんなに群生している場所も珍しいのでは?


▲こんな場所を歩きます


▲苔ファンにはたまらない場所


▲幻想的な風景になってきました


▲サルオガセが沢山・・・・・・


サルオガセサルオガセ属の地衣類
漢字で書くと「猿尾枷」霧藻とも呼ばれている


▲別の世界に迷い込んだような錯覚を覚えました


▲いい雰囲気・・・・・・・・


▲みかんの皮が落ちている・・・・・・・
と、思ったらニクアツベニサラタケでした
自然のものとは思えない位、カラフル


▲所々、道が崩壊しています

■地蔵滝
お地蔵様が見えて来た
お地蔵様の奥に今日の終点!地蔵滝
ワンワンさんは以前、滝の上部まで行かれたとか・・・・・・
手つかずの自然が残る水谷往来
この場所を、そっとしておきたいと思わずにはいられません


▲ひっそりとお地蔵様


▲地蔵滝


▲ユキワノイチゲ
気温が低いので開いていません


▲なんとか開いていた一輪


▲ニクアツベニサラタケと苔


▲初々しいフキノトウ


▲まだまだ冬の景色・旭川ダム湖




▲備中松山城
運が良ければ雲海に浮かぶ城が見えるそうです


▲セツブンソウ


▲満開です


▲光を浴びて・・・・・・


▲所狭しと咲いていました



▲夫婦岩・吹屋ふるさと村
  
・セリバオウレン        ・ユキワリソウ         ・国調三角点