■御嶽(三岳・三嶽)793m
 ■兵庫県
 ■2013年5月18日(土)快晴
 ■地図 クリックしてね

   

  自宅am6:30-高松西IC-瀬戸大橋-山陽道-舞鶴若狭自動車道-丹南篠山口IC
  火打岩登山口am10:00-出発am10:20-御嶽道との合流点am10:40
  鳥居堂跡am11:00-クリンソウ自生地(大休止)am11:10
  出発am11:40-大岳寺跡am11:50-御嶽山頂(大休止)pm0:20
  出発pm0:50-クリンソウ自生地-御嶽道との合流点pm1:55-火打岩登山口pm2:15

    
  ■歩行時間 約4時間(大休止・昼食含む)



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)


篠山市のクリンソウ群生地へ

数年前からこの季節になると話題沸騰?の
兵庫県篠山市・御嶽のクリンソウの群生♪
゛今が丁度見頃゛との情報を得て早速行く事にした
アプローチは遠いが歩行時間自体は大した事が無いので
am6:30 ゆっくりと自宅を出発
本当は早起き出来ないだけです(^^ゞ
瀬戸大橋を渡り山陽道に入り舞鶴若狭道を目指す
この道はあまり走る事が無いので途中SAに寄り道しながら
のんびりとドライブを楽しむ
思いのほかスムーズに走れam9:30 登山口がある丹南篠山口IC到着
自宅からここまで休憩込み三時間
高速道路のおかげで苦痛無く移動する事が出来た
ここから登山口である火打岩までは約20分ほどで到着
篠山市教育委員会・多紀連山のクリンソウを守る会発行の
パンフレットのおかげで迷う事も無くスムーズに行く事が出来、感謝です
火打岩駐車場へ着くと数台分余裕があったので駐車
駐車中の車を見ると神戸ナンバー、京都ナンバー、福井ナンバー
さすがに四国ナンバーは私達だけのよう・・・・・・・^^;
この駐車場は地元の方のご厚意で
クリンソウ開花時のみ開放
されているとの事
ありがたい事です
準備しam10:20 出発!


▲火打岩臨時駐車場
クリンソウ開花時のみ開放されるそうです

■三岳登山口出発
臨時駐車場から300mほど引き返し民家の横から登山道へ入って行く
数分でゲートが見えてきた
ゲートを開け進む・・・・・
この山も剣山系同様、鹿が増えすぎた為、ゲートが設置されたとの事
私達が行った日も遠くで鹿の鳴き声が聞こえたので
かなり繁殖しているようだ
まず植林の中の階段を登って行く、すぐに汗ビッショリ
10分ほどで階段が途切れ自然林の道になった
ここも結構、急登〜^^;
約20分で御嶽道との合流点(尾根)に出た
ここで息を整える
ここからはほぼ平坦な尾根道が続く
よく整備され歩きやすい道
新緑を楽しみながら足取りも軽い
分岐から更に20分で鳥居堂跡が見えてきた
鳥居堂跡を過ぎても平坦な道が続くので不安になり
地図で確認したがこの道で間違い無いようだ


▲駐車場から引き返し民家の横から出発


▲鹿害の為、ゲートを開けて入ります


▲この最初の階段がキツイ^^;


▲御嶽道との分岐
ここからは平坦な道を歩く事になります


▲鳥居堂跡


▲ず〜っと、こんな楽々道が続きます

■予想以上のクリンソウ大群生♪に興奮
登山口から約1時間弱でクリンソウ群生地に着いた
目の前は一面ピンク色♪
一気にテンションがあがる私
群生しているとは聞いていたがこれほどの大群生とは〜
時間を忘れ夢中で撮影
丁度、クリンソウを守る会の方がいらしたので
色々とお聞きすると、鹿が増えた事により他の植物が減り
鹿が食べない忌避植物だった為、増えたと考えられているとの事
喜ぶべきなのか悲しむべきなのか微妙なところだ
この群生地、以前は笹に覆われほとんど立ち入る
人もいなかったそうだが今は登山道を整備し見学出来るようになっいる
絶滅危惧種の山野草といえば隠そう々とするのが
当たり前かと思っていたが、このように一般公開し保護していく
というのも発想の転換?といったところでしょうか・・・・・・・


▲クリンソウ自生地への分岐


▲クリンソウ/サクラソウ科サクラソウ属


▲丁度良い時期に行く事が出来たようです


▲花を大きくすると・・・・・・・・サクラソウの顔


▲スラ〜っと伸びた姿が美しい


▲こんなカンジで群生しています


▲五輪塔


▲群生地の様子
この日は「クリンソウを守る会」の方が
色々と説明して下さいました

■御嶽?三岳?三嶽?山頂へ向かう
クリンソウを堪能後、御嶽山頂へ向かう
途中に大岳寺跡・・・・・・・

■■■
大岳寺(みたけじ)とは、山岳仏教が盛んだった頃
丹波修験道の中心で一時は奈良県の大峰山より栄えたと言われているそうです
1482年の始めに本山の大峰から登山の催促があったにも関わらず
応じなかった為、怒った吉野の山伏ら300名によって滅亡されたとの事


まんのう町の大川山にも山寺の跡地があるが                            山岳仏教が盛んだった時代を少しだけ垣間見た気がした
大岳寺跡を過ぎると本格的?な登山道となってきた
所々、岩が露出し雨の日は滑りそうな道が続く
途中の展望岩からは兵庫県の山々が一望
土地感が無いので山名がわからないのが残念
pm0:20 御嶽山頂到着!
山頂は広く中継局・石室などがあり沢山の方が休憩されていた
私達もここで昼食・・・・・・・・
吹き上げてくる風が心地いい


▲ここから御嶽山頂へ向かいました
小屋の中にはパンフレットとアンケートが
準備されていました


▲大岳寺跡


▲だんだん山道らしくなってきました


▲御嶽793m山頂


▲一等三角点です


▲山頂付近は岩がゴロゴロ


▲展望岩からの眺め


▲岩山であるという事がわかります

■下山
のんびりと休憩後、下山する事にした
この山、多紀連山または多紀アルプスと呼ばれ
三嶽・西ヶ岳・小金ヶ岳と縦走出来るようになっている
鎖場などがあり変化に富んだ山歩きが楽しめるようだ
時間があれば縦走したいところだが今日は泣く泣く来た道を戻る
途中、どんどん登って来られる方とお会いし
口々に「クリンソウはどうでしたか?」と聞かれ
「バッチリですよ!」と答えると皆さん、笑顔で先を急がれていた
いつまでも、この大群生が残って欲しいものだ
pm2:15 登山口まで下りてきた
念願のクリンソウを丁度良い状態で見る事が出来、大満足♪
しかしこの山、御嶽・三岳・三嶽・・・・・・・
山名が多すぎてややこしい・・・・・・・・^^;


▲ヤブテマリ


▲新緑が光に透けて・・・・・いい季節です♪


▲豪雪地帯なのでしょうか・・・・・・閑静な風景


・ムラサキカタバミ         ・ユリワサビ           ・ツルキンバイ

・クルマバナ             ・モチツツジ            ・ガマズミ


▲ヤマフジ/マメ科フジ属
まさに今、見頃でした


▲ブタナ/キク科エゾコウゾリナ属
道端が黄色に染まっていました
下りて見てみると花はタンポポ♪でも背が高い
調べてみるとブタナだとわかりました
北海道・本州に分布するらしく四国では見た事が無い?


▲丹波といえば黒豆


※ Google Earthによる御嶽