■駒ノ尾山 1280.7m 鍋ヶ谷山 1253m 船木山 1334m
   ちくさ高原のクリンソウ♪
 ■兵庫県
 ■2015年5月30日(土) 曇りのち雨
 ■
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  自宅-坂出北ICam6:00-瀬戸大橋-山陽自動道-播磨新宮IC
  県道28号線-道の駅ちくさ-兵庫県側登山口(ちくさ高原手前)am9:15
  出発am9:30-大海里谷峠(大休止)am10:30-出発am11:00
  駒ノ尾山山頂(昼食)am11:30-出発am11:50-鍋ヶ谷山pm0:20
  船木山(小休止)pm1:00-出発pm1:10-鍋ヶ谷山pm1:30-駒ノ尾山との分岐pm1:55
  大海里谷峠pm2:10-登山口pm2:55

  ■歩行時間 約5時間30分(昼食・大休止含む)




※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)




※駒ノ尾山周辺の広域地図


クリンソウが見頃のちくさ高原へ・・その前にひと登り

2さんや、吉備路の極楽とんぼさんより
ちくさ高原のクリンソウが見頃との情報を頂いた
クリンソウといえば二年前に御嶽へ見に行って以来です
クリンソウの群生は四国では見る事が出来ないのでワクワク♪
と、その前にせっかく兵庫県まで行くのなら山も登らなくっちゃ!
という事で
駒ノ尾山へ登る事にしました
駒ノ尾山には
サラサドウダンも咲くそうなのでそちらも楽しみです
am6:00に
坂出北IC近くのいつもの集合場所に集合し
今日も、
Keitannさんピオーネさんと三人で出発です
瀬戸大橋を渡り山陽道へ、兵庫県へ入り
播磨道方向へ
終点である
播磨新宮ICで下り、播磨科学公園都市の横を走ります
ここはまるで
近未来都市のような風景が広がり圧倒されました
近未来都市?を抜け突き当りを左折し
佐用町
中国自動車道の下を走り県道72号線沿いにある、
道の駅ちくさで休憩です
産直野菜をGETし、
ちくさ高原方面へ進みます
県道72号線は
千種川に沿って走り、いい雰囲気の場所
なっちゃんがもう少し大きくなったらぜひ、連れて来たい場所でした
県道72号線からちくさ高原方面へ左折すると
駒ノ尾山登山口の案内板
横には駐車場も完備され至れり尽くせりです
車を降りふと横の車を見ると
愛媛ナンバー!
おまけに見た事がある車です
四国からここまで来るのは私達位かな?と思っていたのでビックリ
山友の
ストーンリバーさんの車でした
連絡してみると
トンちゃん御夫婦も一緒との事
道中、どこかで出会いそうです
ワクワクしながら出発!


▲ここから出発です

■大海里峠へ
まずは植林の中の道を緩やかに登って行きます
林床にはフタリシズカがビッシリ
上を見るとヤマボウシの花にトチノキの花
樹木の花が最盛期のようです
雰囲気の良い自然林を過ぎると大海里(何て読むのかな?)峠に出ました
ここで小休止しているとストーンリバーさん達が山頂から下りて来られ、
プチオフ会です
まさか兵庫県の山で四国の山友とお会いするとは・・・・・・
こんな事ってあるのですね


▲まずは植林の中を進んで行きます


▲これ全部、フタリシズカです


▲ヤマボウシ


▲トチノキの花


▲フタリシズカ群生


▲アズキナシ


▲ギンリョウソウのちょっとした群生


▲自然林に変わってきました



▲大海里谷峠

■駒ノ尾山山頂へ
一足先にクリンソウを見に行かれるストーンリバーさん達と分かれ山頂を目指します
今までの緩やかな道からうって変わり、どこまでも続く階段に^^;
息を切らせながら登って行くとサラサドウダンの木
サラサドウダンも裏年なのか花はチラホラ
でも、今年も出会えただけでうれしい〜
展望が開けると避難小屋が見えてきた
避難小屋を過ぎると山頂到着!
広い山頂には沢山の石が置かれ休憩には丁度良いベンチ
近くにストーンサークルがあるようなので、その関係かな?
少し霞んでいるものの那岐山氷ノ山が見え360度の展望
ここで昼食・・・・・・・日陰が無いので曇りで丁度よかった^^;


▲ここから長い階段が延々と続きます


▲サラサドウダン


▲山頂手前の避難小屋


▲駒ノ尾山山頂と大茅二等三角点


▲山頂には石が沢山置かれていました


▲ちくさ高原スキー場の奥に見えているのが氷ノ山

■中国自然歩道を歩き船木山まで
せっかくここまで来たのだからと
とりあえず後山を目指す事にしました
多少のアップダウンはありますが良く整備された歩きやすい道
駒ノ尾山山頂ではほとんど登山者にお会いしなかったのに
縦走路は沢山の方が歩かれています
どうやら縦走される方が多いようです
鍋ヶ谷山を越えると粟倉四等三角点
次のピークが船木山1334mでした
目の前には日名倉山、晴れていれば瀬戸内海まで見えるそうです
ここから後山まで30分となっていますが時間切れ
後山はまた次の機会に登る事にし
クリンソウを見に行きたいので引き返す事にしました


▲後山まで行けるかな?


▲後山への分岐です


▲ネマガリダケの中の縦走路を進みます
手入れが行き届いた歩きやすい道でした


▲あのピークではないですよね^^;


▲鍋ヶ谷山は通過点といった感じの場所


▲粟倉四等三角点


▲サワフタギ


▲ホウノキの花


▲ブナの実がたわわについていました


▲ここも階段^^;


▲鈴なりのサラサドウダン


▲船木山山頂
目の前に見えているのが日名倉山


▲縦走される方が多かったです

■来た道を戻り下山・・・・またまたビックリ
ちょうど雨がポツポツと降り始めたので急いで下山
幸いレインを着るほどではありません
下山していると倉吉から来られたグループの方に声をかけて頂きました
ナント、今年、伯州山山頂でお会いしたグループでした
また再会するなんて、やっぱり山の世界は狭いですね
pm3:00 登山口まで戻ってきました
さぁ〜ちくさ高原に移動してクリンソウ見学です


▲元来た道を引き返します


▲大海里峠で伯州山でお会いした
倉吉からのパーティに再会しました


▲千種川の源流?付近


▲タニウツギ・四国には咲きません

■ちくさ高原のクリンソウ
登山口からクリンソウ群生地までは車でほんの数分でした
時間も時間なので帰る方が多く群生地のすぐ近くに駐車する事が出来ました
群生地入口では丁度フジの花が見頃
四国ではGW頃が見頃だったので三週間遅れといったところです
今年は二度もフジの花を楽しむ事が出来ラッキー♪
ピンク色のクリンソウがパッと目に飛び込んできました
群生は一か所では無く至る所に群生があります
調べてみると国内最大級、40万株にもおよぶそうです
「暑さに弱く」「寒さに強い」という特性を持つ植物なので
夏でも涼しいちくさ高原は最良の生息地だという事です


▲フジの花が見頃でした


▲クリンソウの群生


▲圧巻の風景です


▲規模がわかりますか?


▲もう一枚♪

■寄り道しながら帰路につく
瀬戸大橋のおかげで石鎚へ行くのと変わらない時間で
ここまで来る事が出来、山にも登れクリンソウも楽しむ事が出来ました
駒ノ尾山はバリエーションルートを楽しめる山なので
岡山側からも登ってみたいと思いました
皆さんの情報のおかげで旬の花を見る事が出来
山友、ネット友のありがたさを感じた一日になりました
帰路、SAでお茶して帰ったのは言うまでもありません^^;