小檜曽山(こびそやま)1524.7m 土佐矢筈山 1606.5m
 ■高知県
 ■2015年8月15日(土)晴れ
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   大豊IC-京柱峠am7:30-出発am7:45-原生林分岐am8:30
   モミ千本am9:00-小檜曽山分岐am9:15-小檜曽山(大休止)am9:30
   出発am10:15-小檜曽山分岐-ニセ小檜曽山am10:25
   見晴らしの良い岩場(小休止)am10:55-出発-am11:15
   土佐矢筈山(昼食)am11:45-出発pm0:30-小檜曽山分岐pm1:30
   モミ千本pm1:50-登山口pm2:50


      ■歩行時間 約7時間(小休止・昼食・たっぷり散策含む)




※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)



今季初!涼しい空気

お盆の最終日に、吉備路の極楽トンボさん、ワンワンさん
Keitannさん、ピオーネさん、私の5人で
小檜曽山から土佐矢筈山へ
行く事にした
ピオーネさんより、峠の茶屋の「しし肉うどん」がおいしいとお聞きし
今日の目的は山登り&しし肉うどん!に決定
大豊ICを下り、京柱峠へ・・・・・・
以前訪れた時は東祖谷から京柱峠へ行ったので大豊側から行くのは初めて
R32からヨサク街道と呼ばれているR439へ入る
かなり標高が高い場所まで民家があり、のどかな風景が広がっている
眺めはいいけど買い物に行くのはちょっと大変かも〜
などと、余計な事を考える
am7:30 京柱峠到着!
車から降りると・・・・・・・涼しい〜
これには皆で大喜び♪
先週、「涼」を求めて四国カルストへ行ったがまたまだ暑く
秋はもう少し先かな?と思っていたところなのでビックリ
一週間でこんなにも違うものなのかな?
やっぱりお盆を過ぎると涼しくなるというのは本当だなと思った


▲京柱峠/標高1133m
空気が涼しくて気持ちが良い

■原生林ルートを歩く
林道を少し奥へ進むと「小檜曽山登山口」と書かれた登山口
しばらく進むと草が生い茂った広場に出た
ここは以前は牧場だったとの事
前回、訪れた時は草が生い茂りどこが登山道なのかわからず難儀した場所
今日は草が少なく、踏み後が見えたのでスムーズに歩く事が出来た
牧場跡を過ぎると急登の始まり^^;
でも涼しい風のおかげでさほど暑さを感じず登る事が出来、ラッキー♪
途中、一か所展望が開けた場所があり
奥に見えているのは
阿佐尻山と牧場跡地だと吉備路の極楽トンボさんより教えて頂いた
吉備路の極楽トンボさんとワンワンさんは四国の山もかなり登られているそうで
四国に住んでいる私達よりかなり詳しく
岡山の方に教えて頂くとは・・・・・・・・^^;
急登を登り切ると
「原生林経由登山道」の案内板
天気が良いうちに
原生林を歩きたかったので原生林方面へ進む
下草が無くなりかなりスッキリとした森になっていたが
相変わらずいい雰囲気の森
木々の間から差し込むこもれびが清々しい


小檜曽山登山口
手前に紛らわしい案内板がありますが林道を奥へ進んだ場所が登山口


▲植林の中の急登を登ります


▲途中で唯一展望が開けている場所
奥に見えているのは阿佐尻山と牧場跡地


▲気持ちの良い原生林の森


▲ブナの大木


▲アオハダの実


▲ナナカマドも心なし色が薄くなってきているような・・・・・・

■モミ千本を経て稜線へ
心地よい原生林を抜けると小さなが見えてきた
ここが原生林ルートと尾根ルートとの分岐
ここからは「モミ千本」と呼ばれるモミ林が続く
平坦で歩きやすい道・・・・・・・・・この辺りも気持ちの良い場所
目の前が開け稜線に飛び出た
ここからは快適な稜線散歩♪


▲原生林ルートとの分岐


▲モミ千本


▲稜線に出ました

■まずは小檜曽山へ
まずは小檜曽山
稜線に出ると以前訪れた時と比べると風景が一変していてビックリ
木々が立ち枯れ動物の匂いがキツい
しばらく来ないうちにこんなに鹿害が広がっているとは
一瞬言葉を失った
美しかった笹原が元に戻るにはいったい何年かかるんだろう^^;
登山口から二時間で
小檜曽山山頂
土佐矢筈山へ続く稜線はかろうじて笹原が残っていてホッとした
小檜曽山山頂の奥に展望が良さそうな場所が見えた
(多分、鹿害で見通しがよくなったのかな)ので
ザックをデポし進んでみた
ここまで来ると360度の大展望
時間はたっぷりあるので山座同定を楽しむ
ここから
笹越経由明賀集落へ下りる事が出来るそうだ
笹越へ下りるルートも機会があれば歩いてみたいルートだ


▲鹿害?すっかり風景が変わっていてビックリしました^^;


▲まずは小檜曽山へ


小檜曽山山頂
素晴らしい展望に感動される皆さん


▲土佐矢筈山へ続く稜線
奥に綱付森


▲梶ヶ森方面


▲土佐矢筈山へ続く稜線


▲中津山・国見山方面

■小檜曽山を後にし稜線散歩
たっぷりと展望を楽しんだ後、土佐矢筈山へ向かう
今日、ここを訪れているのは私達だけかと思っていたところ
単独の男性と三人の男性パーティとお会いした
皆さん、この素晴らしい風景に感動されていた
鹿害は目を見張るものがあるが笹原の中を歩くのは気持ちが良い
涼しい風が吹き抜け、どこまでも歩けそうな気分
途中、展望の良い岩場で小休止
土佐矢筈山まで行かずここで昼寝するのもいいなぁ〜とふと思った^^;


▲ニセ小檜曽山へ向かいます


ニセ小檜曽山
もっといい名前が付けられないものでしょうか^^;
前小檜曽とか中小檜曽とか・・・・・・


▲気持ちの良い稜線歩き


▲奥に見える樹林帯を登ると土佐矢筈山


▲ここで休憩〜


▲寝転がって写したシコクフウロ^^;


▲テンニンソウ

■土佐矢筈山で昼食
am11:45 土佐矢筈山到着
目の前には剣山・次郎笈・三嶺・天狗塚
そして昨年登った綱付森、なんて贅沢な風景
山頂から少し下った場所で昼食にした
いつものごとく皆さんから沢山のデザートが回って来て至福の時間
いつもありがとうございます・・・・・・・・


▲土佐矢筈山が見えてきました


土佐矢筈山山頂


▲三嶺・天狗塚・牛の背


歩いて来た稜線

■京柱峠へ向かって下山
昼食後、歩いて来た道を引き返す
午後から崩れるかな?と思っていた天気もどうにか持ちそうだ
展望を楽しみながらのんびりと歩く
pm2:50 登山口まで下りてきた
いよいよお待ちかねの「しし肉うどん」
まだ茶屋は開いているかな?


▲下山です


▲色付きはじめたマユミの実


▲ナナカマトも色付き始めていました


▲苔が美しかったので・・・・・・・

■峠の茶屋で「しし肉うどん」
下山すると、まだ茶屋が開いていたので
お待ちかねの「しし肉うどん」を食べる事にした
中に入ると、おじさんが一人で切り盛りされていた
ライダーさんがツーリングでよく訪れるのか
店内はライダーさん達の寄せ書きがビッシリと貼られています
私達登山者にとってもそうですがライダーさん達にとって
ここは聖地?
おじさんが作った「しし肉うどん」思ったより柔らかくおいしく頂きました


▲峠茶屋京柱峠
店内はライダーさん達の寄せ書きが沢山貼られていました


▲しし肉うどん@800-
柔らかくておいしかった〜

■秋を感じた一日
うだるような暑さが続いていたが
この夏、初めて心地よく歩く事が出来、近づく秋を感じた一日だった
吉備路の極楽トンボさん、ワンワンさん、Keitannさん、ピオーネさん
のおかげで楽しい一日になった
やっぱり大勢で歩くと楽しい
同行頂いた皆さん!ありがとうございました
やっぱり山歩きとおいしい物はセットですねっ