毛無山 1218.4m 金ヶ谷山 1164.2m縦走
 ■岡山県
 ■2017年11月5日(日)晴れ



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)

 毛無山登山口am9:00-八合目(小休止)am10:15-毛無山山頂am10:50
 白馬山山頂(昼食)pm0:00-出発pm0:35-俣野越-山の駅への分岐pm2:45
 金ヶ谷山pm3:05-山の駅への分岐pm3:30-林道pm3:50-金ヶ谷山登山口(山の駅)pm4:40

 ■歩行時間 約7時間30分(昼食・小休止含む)



■ブナの紅葉に間に合うかな?
三連休最終日はピーカン予報
霧氷も見たいけどまずは紅葉かな?
久しぶりに三人揃ったので毛無山〜朝鍋鷲ヶ山
縦走路のブナ林の紅葉を楽しむ事にした。
長丁場だけど歩けるかな?
日も短くなったので今回は毛無山→金ヶ谷山までとし
金ヶ谷山登山口である山の駅にKeitannさんの娘さんが迎えに来て下さる事となった
なんせこのルート、私達の足ではピストンは難しく
車が二台無いと不便なので大助かりです
朝六時にいつもの場所に集合し、まずは蒜山SAを目指します
三連休なのでいつもに比べ車も多めです
こんなピーカンなら大山もクッキリ?と思いましたが
薄らと雪化粧した大山は残念ながら霞んでいます
まぁ〜気温が高目なので仕方無いかな?
野土路トンネルを抜け毛無山登山口の案内板まで来ると「う回路」の案内板
案内板通りに進み峠を越えるといつもの道に合流した
以前はこの道がメインルートたったのかも知れません


▲野土路トンネル手前から見た大山
薄らと積雪しています

■登山口から紅葉
登山口に着くと、さすが人気の山
すでに半分位は駐車場が埋まっています
am9:00 出発
登山口の美しい紅葉に最初から進めない
すでに落葉している木もあるけどカエデは今が見頃
10人位のパーティが来られたので先に行って頂く
なんせ写真撮影が多い私達
いやがおうでも遅くなりますから^^;


▲毛無山登山口
いい感じに色づいています


▲燃えるような紅葉♪


▲この辺りはまだ青い葉が多い

■標高900m付近の紅葉が見頃♪
五合目を過ぎた付近からブナが現れはじめた
カラフルな紅葉のオンパレードになかなか進めません^^;
他の登山者さん達も同じらしく素晴らしい紅葉に見入っています
上ばかり見て歩いて滑落しないよう足元にも注意して歩かなくっちゃね
歩き始めて約一時間で水分補給
せっかくの紅葉、じっくりと楽しみたいので急ぐ必要もありません


▲標高900m位が見頃のようです


▲カラフルな葉っぱ


▲紅葉が素晴らしくなかなか進めません^^;


▲立派なブナが現れはじめました


▲落ち葉の絨毯が敷き詰められた登山道


▲青空が嬉しい〜


▲渋滞気味の登山道


▲さすが人気の山です


▲三色紅葉?

■稜線は初冬の雰囲気
さすがに九合目まで来ると落葉し、すっかり初冬の雰囲気
後、ひと月もすると霧氷の花を咲かせる事でしょう
10名ほどのパーティは九合目避難小屋で休憩されるようです
私達は休憩したばかりなので山頂を目指します
展望が開けてきましたが、田浪集落も霞んでいます
楽しみにしていた大山は・・・・・・・・・・・
残念ながら朝よりさらに霞んで薄らとしか見えません
積もっていた雪も融けたようです
山頂からクックリと大山が見える日は珍しいのかも知れません


▲九合目避難小屋
稜線の紅葉は終盤


▲眼下に田浪集落が見えますが霞んでいます


▲季節外れのシハイスミレ♪


▲毛無山山頂/田浪・三等三角点


▲楽しみにしていた大山も霞んでいます

■白馬山へ向かう
先が長いので休憩もそこそこに白馬山へ向かいます
霧氷がキレイな稜線も今日はスッキリ
春になるとカタクリが咲き乱れる道
四季を通して楽しめる、良い山ですね
丁度12時に白馬山へ着いたので、ここで昼食にします
ここも大山の絶好の展望台なのですが残念


▲白馬山へ向かいます


▲賑わう白馬山山頂

■ブナ・ブナ・ブナの縦走路
昼食後、いよいよ金ヶ谷山への縦走路に踏み入ります
白馬山までは多くの登山者が歩かれていましたが
ここから先はほとんど誰も歩いていません
この日、縦走路でお会いしたのは金ヶ谷山方面から
歩いて来られた単独の男性一名のみです
配車が必要なので個人で歩くのには難しいルートなのでしょうね
何度かアップダウンを繰り返しながら標高を下げて行くと
光り輝くブナが見えてきました
太陽の具合も丁度良く、またまた長い撮影タイムとなってしまいました
しかしこの稜線、こんなにブナがあったっけ?
と、思うほどブナ・ブナ・ブナです
私が写した写真、ヤマケイ「秋山」に使ってくれないかなぁ〜
などと冗談を言いながら進みます
それほど素晴らしい風景だったんです


▲白馬山を後に金ヶ谷山へ向かいます


▲シックな色合いもステキ♪


▲光り輝くブナの黄葉


▲青空に黄葉が映えます


▲紅葉の下を歩かれるお二人


▲眼下に土用ダムが見えて来ました
こちらもいい具合に紅葉しています


▲ヤマケイ「秋山」にピッタリ?


▲笠杖山?

■金ヶ谷山山頂
山の駅と金ヶ谷山の分岐まで来ました
時間も時間だし金ヶ谷山頂はどうする?という話になりましたが
ここから山頂までは近そうなので分岐にザックをデポし行く事にしました
急な階段を登り切ると金ヶ谷山山頂
山頂といっても展望も無く、通過点のような場所
以前、登った時に三角点があったハズなのに見当たりません
よぉ〜く探すと「標杭」(三角点の横に立っている白い棒)から少し離れた場所で発見
「標杭」が少し動かされたのかな?
さぁ〜金ヶ谷山の山頂も踏んだし後は下りるのみ


▲やっと金ヶ谷山が近づいてきました


▲金ヶ谷山への階段


▲金ヶ谷山/蛇喰山・二等三角点

■長い林道歩き
ザックをデポした分岐まで戻り山の駅方面へ下りて行きます
実はこの道、4年前に朝鍋鷲ヶ山から毛無山へ縦走した時に
間違えて下りた道
その時は、登り返し元の道へ合流したのでした^^;
分岐から下る事20分ほどで林道が見えてきました
ここからは長〜い林道歩き
私にとっては初めての道となります
お二人によると春は植物好きにはたまらない道だとか・・・・・・・
今は、花も無く黙々と歩くだけです
所々、林道がかなり崩壊しとても車では入れそうにありません
以前は四駆であれば通行出来そうな道だったそうです
連続した台風の為、崩壊したのかも知れませんね


▲山の駅へ向かって下山


▲ナンゴクミネカエデ?の紅葉


▲ここからは長〜い林道歩き


▲自然の芸術


▲マユミの実


▲金ヶ谷山登山口
ここで標高630m夏は涼しいだろうなぁ〜

■無事に縦走終了
山の駅へ下りるとKeitannさんの娘さんが待っていてくれました
ここから車に乗せて頂き毛無山登山口まで戻ります
毛無山登山口まで戻ると私の車が一台ポツンと残っています
そうですよねこんなに遅く下山される方はいませんよね^^;
Keitannさんの娘さんのおかげで無事に縦走する事が出来感謝です
しかしこの縦走路、こんなにブナが多かったとは・・・・・・・
新緑の季節に歩くのも良さそうですね
約一カ月振りの本格的な山歩きでしたが、どうにか完歩出来よかったです
Keitannさん、ピオーネさん、ありがとうー

2010年5月1日 朝鍋鷲ヶ山→毛無山縦走 

2013年5月5日 朝鍋鷲ヶ山→毛無山縦走