■朝鍋鷲ヶ山 1078m 金ヶ谷山 1164m 白馬山 1060m 毛無山 1218m
 ■岡山県
 ■2013年5月5日(日)快晴
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  坂出北ICam6:00-瀬戸大橋-山陽道-岡山道-中国道-米子道-蒜山IC
  登山口am7:40-出発am7:50-朝鍋鷲ヶ山(大休止)am8:50-出発am9:15
  金ヶ谷山(小休止)am10:20-出発am10:35-山の家分岐am10:50
  道迷い-山の家分岐(昼食)am11:50-出発pm0:10
  白馬山(カタクリ撮影)pm1:30-出発pm2:20-毛無山(小休止)pm3:15
  田浪登山口pm4:45-車回収

    
  ■歩行時間 約8時間30分(大休止・道迷い^^;・撮影含む)



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)


三年振りに花の登山道を歩く〜

2010年5月1日に朝鍋鷲ヶ山から毛無山まで歩き
ブナ林の素晴らしさと花の種類の多さに感動した
その時のルートを三年振りに歩く事にした
このルート、結構なロングコースだ
三歳、年を重ねたけど歩き通せるかなぁ〜少し不安
今回は、
Kamatamaさん、Keitannさん、そして私達夫婦の4名で歩く事になった
坂出北ICから約1時間30分で蒜山IC
朝鍋鷲ヶ山登山口
「ひるぜんベアバレースキー場」から
林道川上2号線に入り約5分ほどで到着!
三年前は通り過ぎて
三平山登山口まで行き引き返した苦い思い出がある^^;
登山口の前には2台の駐車スペースがあり
1台到着されていた
先に到着された方は
白馬山までトレランされるそうだ
歩くのも大変なのに走るなんて私には考えられない^^;
am7:50
朝鍋鷲ヶ山登山口出発〜
空は雲ひとつない青空♪無事に歩き通せますように・・・・・・・


▲蒜山SAより大山
少し霞んでいましたが見えました

■階段が続く朝鍋鷲ヶ山まで
山頂までは苦手な階段が続く
足元にはショウジョバカマユキザサなどが目を楽しませてくれる
オオイワカガミの葉っぱが沢山あったが花には早いかな?
と思っていたところ気が早い一輪が花をつけていて大喜び
一週間もすると一面ピンク色に染まりそう〜
私とKeitannさんはマイペースで登って行くが
Kamatamaさんと夫はハイペース!
先はまだまだ長いのに大丈夫なん?
汗ビッショリになり約一時間で朝鍋鷲ヶ山山頂到着!
山頂は運動会でも開催出来そうな位の広場
先に着いた二人は展望台に登り絶景を楽しんでいた
周りが木に囲まれているこの山頂には展望台が設置され
展望を楽しむ事が出来るようになっている
展望台からは360度の大展望
大山は勿論、今から向かう毛無山までクッキリだ
ここで小休止・・・・・・・・


▲am7:50 登山口出発


▲振り返ると幻想的な蒜山三座


▲朝鍋鷲ヶ山までは苦手な階段が続きます^^;


▲ブナの芽吹き・・・・・・柔らかなグリーンがなんともいえません


・ショウジョウバカマ       ・ユキザサ             ・オオイワカガミ


・エンレイソウ                  ・ミヤマカタバミ


▲am8:50 朝鍋鷲ヶ山山頂 1078m


▲手前に三平山、奥に大山

■花咲く道を金ヶ谷山へ向かう
am9:15 ニ座目の金ヶ谷山へ向け出発
毛無山まで約7Kmって〜頑張らなくっちゃ!
ここからはダイセンキスミレキクザキイチゲ
四国では見る事が出来ない花達が次々と現れ楽しく歩く事が出来る
「花があればどんなキツイ道も歩けるねぇ〜」
距離は同じなのに気の持ちようでしんどさが全然違うとは
人間ってゲンキンなものだとつくづく思う
一時間弱で金ヶ谷山到着!
休憩していると山口から来られたご夫婦が毛無山から縦走して来られた
お聞きすると朝鍋鷲ヶ山まで行きピストンされるそうだ
このルートをピストンされるとは相当健脚な方
確かにこのご夫婦、私のようなぜい肉は付いていない^^;


▲毛無山まで約7kmって〜


▲ダイセンキスミレ


▲キクザキイチゲ


 ▲シハイスミレ群生〜


▲タチツボスミレ


▲明るいブナ林を歩きます


▲金ヶ谷山山頂が見えてきました


▲am10:20 金ヶ山山頂1164m と三角点


・オオカメノキ      ・ブルーのキクザキイチゲ      ・トキワイカリソウ


・コミヤマカタバミ群生           ・キクザキイチゲ群生


▲縦走されている方々

■やってしまった^^;
ここまでまずまずのペースで歩く事が出来たので
油断していたのか、山の駅分岐で大きな間違い
縦走路を進まなければいけないのに
なぜか山の駅方面へ進んでしまった
どんどん下りて行くのでおかしいなぁ〜と思っていると
林道まで下りてしまい登り返すハメになってしまったのです
山の駅分岐まで登り返しあらためて登山道を見ると
広い尾根道が山の駅方面へ延びていて
何の疑いも無く進んでしまったようです
正しくは右方向に方向転換
二度目だという気の緩みから分岐をよく確認せずに
進んだ事により一時間のロス
こんな単純なミスをするとは、まだまだあまちゃんですねぇ〜^^;
丁度お昼時分だったので軽く昼食


▲山の駅分岐
ここで何気なく山の駅方面へ進んでしまいました^^;


▲柔らかな色合いが何ともいえません・・・・・・


▲ここでもブナの芽吹き
グリーンに青空♪


▲ウスギヨウラク

■気を取り直し白馬山へ
昼食後、気を取り直し白馬山へ向かう
ここから白馬山までがこのルート一番の頑張りどころ
気温も上昇し、なかなか足が進みません
せっかく登ったのにまた下り?という道を繰り返し
やっと左手に土用ダムが見えてきた
土用ダムが見えて来ると、このルートのやっと半分
白馬山まで後少し・・・・・・・
小刻みなアップダウンが続きバテ気味になっていたところ
第一カタクリ発見!元気を取り戻した
急登を登り切ると白馬山到着!
先に到着されていたKamatamaさんはすでに撮影モード真っ最中〜


▲スラっと伸びたブナ林
私も見習いたい^^;


▲第一カタクリ発見♪
丁度見頃のようです


▲芽吹き前のブナの後ろに土用ダム

■カタクリ大撮影会♪
今日は天気も良く気温も高目なのでカタクリにとっては好条件
日射しをたっぷり浴びたカタクリが精いっぱい反り返っています
時期的にも丁度見頃らしく生き生きとした花を見る事が出来ラッキー♪
私も夢中でシャッターを押した


▲カタクリ群生〜


▲下から覗きこんでみます


▲たっぷり日射しを浴びてうれしそう〜


▲pm1:30 白馬山山頂1060mとブナの群生

■いよいよ四座目、毛無山へ
大撮影会も終了しいよいよ四座目、毛無山へ向かう
一般的には毛無山から白馬山へ向かい白馬山から
毛無山登山口へ下りる人が多い中
私達のように白馬山から毛無山へ向かう人は、ほとんどいない
カタクリロードを歩く事約1時間!
四座目、毛無山到着!
さすがにこの時間、山頂は誰もいなく私達4人の貸し切り状態だ
今日、歩いて来た山並みを眺め、
あそこから歩いて来たのだと思い充実感に浸る
この時間になっても雲ひとつない青空
大山山頂にも雲ひとつ無い
こんな日は珍しいなぁ〜


▲多くの登山者さん達が歩かれていました


▲眼下に毛無山への登山口である田浪集落


▲本日4座目 毛無山山頂 1218m pm3:15


▲歩いてきた山々〜
人間の足って素晴らしい

■毛無山登山口へ下山
大展望を満喫しいよいよ下山
眼下には芽吹き前のブナ林が広がっている
後、一、二週間もすれば緑色に染まるのだと思うと
なんだかワクワクする真っ黄色に染まった紅葉の時期もいいなぁ〜
冬の霧氷もキレイだし・・・・・・・
毛無山は一年を通して楽しめる山なのだという事を再認識
雪の時はシリセードを楽しんだ道をジグザグに下りて行く
pm4:45 毛無山登山口まで下りてきた
少しハプニングはあったもののどうにか歩き通す事が出来
達成感がいっぱいだ!
仲間と天候に恵まれ素晴らしい一日になった
同行頂いた皆さん!ありがとうございました


▲毛無山登山口へ下山です
眼下に見える茶色全てブナ林


▲九合目避難小屋


・キンシベボタンネコノメソウ    ・ミヤマキケマン        ・キンキエンゴサク


▲ハウチワカエデ


▲毛無山登山口まで戻ってきました pm4:45

■車を回収〜
このルート!ここで気になるのが車の回収
前回はタクシーを利用したが
今回は岡山在住のKeitannさんの娘さんご夫婦が
送迎して下さり助かりました。
ありがとうございました
これは娘さんご夫婦からKeitannさんへの母の日のプレゼントらしく
山好きにはたまらないプレゼントですね
(実際には他のプレゼントももらったそうですが・・・・・)
車を回収し、後は四国へ向けて帰るだけです
途中、北房JCT付近で渋滞したものの後はスムーズに
走る事が出来、3時間弱で自宅到着
GW後半も心に残る山旅となった

2010年5月1日の朝鍋鷲ヶ山から毛無山レポート♪