石墨山 1456m 法師山 1310m 白猪山 1201.1m
 ■愛媛県
 ■2016年7月2日(土)晴れ
 ■
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※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)


  唐岬ノ滝入口am8:15-割石峠am9:00-急登入口(小休止)am9:40-出発am9:55
  肩am10:15-石墨山山頂(昼食)am11:00-出発am11:35-肩pm0:15
  法師山(小休止)pm0:45-出発pm0:55-白猪山-白猪峠(小休止)pm1:45
  白猪谷分岐pm2:35-唐岬ノ滝入口
pm3:35

  ■歩行時間 約7時間(昼食・小休止含む)



ササユリ山行第二弾!

花の端境期、さてどこへ行こう?
先週は泉山のササユリを楽しんだ
そういえば
石墨山もササユリが咲く山
二週連続でササユリを見るのもいいなぁ〜
と、いう事で
石墨山に決定!
八年前に登った時は冬だったので、この季節の石墨山、楽しみです
川内ICで下りR11、桜三里方面へ、すぐにR494へ右折
ところがR494へ入ると
「黒森峠から奥は路肩崩壊の為通行止め」の案内板
ここ最近雨が多かったので崩れたのかな
幸い、石墨山登山口は黒森峠の手前、セーフ!
薄暗いクネクネ道を登って行く
途中、ロードバイクを楽しまれている方を数名追い抜く
最近のロードバイクブームは凄く、峠の道を走ると
必ず、と言っていい位、ロードバイクを楽しまれている方にお会いする位だ
そういえば、むらくもさんも夫も、ロードバイクにハマっている^^;
唐岬ノ滝入口に到着
ここから先は通行止めの案内板が有り進む事が出来ないので
唐岬ノ滝入口に駐車し出発準備
ササユリの季節なのに私達の車のみ
ちょっと寂しいかな^^;
自転車がデポされているので縦走かな?
am8:15 私達も出発
歩き始めてすぐに涼しそうな色の
ヤマアジサイ
そして
ギンバイソウの群生
まだ蕾なので来週辺り見頃かも・・・・・・・・


▲R494(下音田)から見た法師山・石墨山
尖っているのが法師山


▲唐岬ノ滝入口から奥は
路肩崩壊の為、通行止め


▲ここから出発〜


▲ギンリョウソウ大群生〜でも蕾^^;


▲涼しげな色のヤマアジサイ

■割石が眼下に?
眼下に割石峠の名前の由来ともなった割石が見えてきた
???以前、歩いた時は確か登山道脇にあったような〜
するとKeitannさんが「下に道らしきものが見える」と言うので
よく見ると、確かに道があります
そういえば、ず〜っとこんなに広い道だっけ?
と、思いながら歩いていました
なるほど新たに林道が出来、以前とは違う道を歩いていたようです
東温高校の山小屋がある三差路に着いた
まっすぐ進むと黒森峠
私達はグルっと方向を変えて山頂方面へ進む


▲こんな広い道だったっけ?


▲割石峠の名前の由来となった割石
旧登山道が下に見えます


▲立派な木を過ぎると・・・・・・・


▲東温高校の山小屋
今は使われてないのかな?


▲三差路から山頂へ向かいます

■ササユリ現る!
登山道脇にササユリが現れ始めた
痛んでいるササユリもあるけど初々しいササユリもある
大喜びで撮影にも力が入ります^^;
ここで最後尾を歩いていた私、マー君の子供?を発見
やはりウワサ通りマー君が多い山のようだ。注意!注意!
急登手前で小休止し、いよいよ急登に取り着く


▲アキアカネ


▲初々しいササユリ


▲もう一枚♪


▲葉っぱに光が当たって・・・・・・


▲急登を頑張ります

■快適な尾根歩き
約20分でと呼ばれる場所に出た
思いのほか展望が良く、三人で大喜び
おまけに吹きぬける風が心地よい事
実は、急遽、日曜日に登る予定だったのを土曜日に変更したのでした
変更して大正解!青空も広がっています
ここからは快適な尾根歩き
ブナ林を楽しみながら山頂手前の大岩
ここはマー君のマイホームと聞いているので慎重に進みます^^;
この岩場を越えると、ひと登りで山頂です


▲肩に出ました


▲ヒヨドリバナ


▲石鎚方面がバッチリ見えます


▲気持ちの良い笹原


▲タンナサワフタギ


▲ブナ林通過


▲大岩が見えてきました


▲ノリウツギ


▲大岩の上に立つお二人


▲イワキンバイ


▲もう一枚イワキンバイ

■石鎚方面!バッチリ
コースタイムの倍近く掛かり山頂到着
楽しみにしていた石鎚方面もバッチリ!
中津明神山も見えました
少し早いがここで昼食♪
山頂は20度、虫も居なく快適
山頂でのんびりとしていると、今日初めて登山者とお会いした
南側から登って来られたとの事、草刈りされてなくて大変だったそうだ
雑談後、山頂を後にしまで戻る事に・・・・・・
この辺りから数名の登山者とすれ違いましたが
思っていた以上に少なく意外でした


▲石墨山山頂/石墨山二等三角点/山頂は20度でした。涼しい〜


▲山頂から石鎚方面


▲ズームすると・・・・・・・


▲すっかり夏の空


▲踊るブナ


▲複雑な樹形


▲しつこく石鎚方面


▲ガマズミ

■法師山へ向かう
まで戻り、天候も良いので法師山まで行く事にした
ヒヨドリバナササユリが咲く登山道を快適に進む
30分ほどで法師山
山頂には古い石碑、別名・法師権現と呼ばれているので権現様?
少し休憩し、分岐まで引き返し白猪山を目指す
足場が悪い箇所を慎重に通過すると次は激下り
この付近は風が通らない為かブヨが多く
森林香を点けていても耳を刺された
恐るべしブヨ(>_<)


▲伊予灘まで見えました
思いのほか展望が良く、うれしい誤算


▲登山道脇にはササユリ


▲着生植物


▲図根点(ずこてん)           ▲ここから法師山へ向かいます

▲法師山山頂 古い祠がありました

▲登山道の横に林道が走っていました  ▲歩いて来た山並みを振り返る


▲色白美人のササユリ

■いつのまにか白猪峠
激下りを下り切ると、今は使われなくなった?林道と並行して進む
黙々と歩き、気がついたら白猪峠の案内板
あれっ!白猪山は?
山頂に気付かず通り過ぎたようだ
三角点ハンターの私なのに、何をボーッとしていたのか^^;
小休止後、白猪登山口方面へ進む


▲白猪峠/お地蔵様が祀られていました

▲白猪登山口方面へ→唐岬ノ滝方面へ
ここから先が少し不鮮明な箇所でした

■不鮮明な道を歩き唐岬ノ滝入口に戻る
白猪峠から30分ほど下ると「唐岬ノ滝分岐」
ここから先が本日最大の難所?です
林道が出来、道がわかりにくくなっているとか・・・・・・
まぁGPSもあるので、なんとかなるでしょ
歩く人も少ないのか草は伸び放題、ちょっとした藪
GPSで方向を確認しながら進む
小さな沢を渡り尾根方面へ登り返すと、石がゴロゴロの沢に出た
この沢を渡り左方向へ・・・・・・・・
ここからは林道歩きです
広い林道を尾根に向かって登って行く
風が通らないので汗ビッショリ
登り切ったところを左方向に進み、すぐに右へ方向転換
ここからは林道の下り
ここまで来ると一安心
のんびりと林道を下ると唐岬ノ滝入口に着いた


▲赤テープに沿って小さな沢を渡ります


▲藪を抜けるとこんな場所に出ました。ここも渡渉


▲ピンクのヤマアジサイ


▲アサギマダラ
仲良くしているところを邪魔してごめんね


▲後はのんびりと林道歩き


▲ハナイカダ


▲ここに出ました

■皿ヶ嶺から縦走してきた青年に出会う
駐車地点まで戻り
冷たいアイスコーヒー(Keitannさんいつもありがとうございます)で一息ついていると
自転車をデポされていた青年が戻って来られた
どこから歩いたのかお聞きすると
ナント皿ヶ嶺から縦走されたとの事!(全長20Km)
唐岬ノ滝入口に自転車をデポし皿ヶ嶺へ車で移動
そして今から自転車で皿ヶ嶺まで戻るそうだ
これには思わず三人で「え〜〜っ!!」
うらやましい体力&脚力、分けて欲しい
ピオーネさんのおかげで、思いがけず周回コースを歩く事が出来、感謝
川内といえばさくらの湯で汗を流し、さっぱりしたところで帰宅
下界は35度近くあったそうだけど山の上は吹きぬける風が心地良く天国でした
夏場はやっぱり高山に限ります

石墨山に咲いていた花達♪


・キクガラクサ         ・オウギカズラ          ・オカトラノオ

・モミジガサ        ・ササユリの実         ・ウツボグサ

・ミミブサタケ         ・ヤマトウバナ         ・アカショウマ

・トチバニンジン         ・ミゾホオヅキ         ・クモキリソウ

・キツリフネ         ・ギンレイカ         ・ダイコンソウ

・ミズタビラコ・サワギク・ウリノキの花・コナスビ・ヨツバムグラ・ヤマボウシ・ミヤマシグレ他