不入山(いらずやま)1336.1m
高知県
2007年8月19日(日)晴れのち雷雨


    自宅am6:30-高松西IC-須崎東IC-R197-道の駅布施ヶ坂am9:00
   源流の碑am10:00-出発am10:15-四万十川源流am10:35-ウラ林道分岐am11:00
   幽谷コ−スとの分岐am11:40-槙尾根-太郎坊pm12:35-山頂(昼食)pm12:50
   出発pm1:30-ウラ林道との分岐pm2:00-四万十源流pm2:25-登山口pm2:35

   ■歩行時間約4時間30分(休憩含む)

   

あまりにも暑いので四万十川源流の山!不入山(いらずやま)へ行く事にする。
須崎東ICで下りR197を梼原方面へ向かう....
新荘川沿いのこの道、いつ走っても、のどかでいいなぁ〜お気に入りの道の一つ♪
途中道の駅布施ヶ坂で休憩!おいしそうなあめご寿司が売られてた。
コンビニで弁当を買った事を激しく後悔^^;
休憩後先へ進む....道の駅布施ヶ坂を過ぎ二つ目のトンネルを出て右折
ここからは四万十川源流の案内板が導いてくれる。
ふと、崖の上を見ると.....もしや〜これってあの有名な
タキユリ(カノコユリ)じゃあ〜〜まだ咲いててくれてラッキ−♪
途中で源流の碑方面へ曲がる....(真っすぐ行くと不入山林道入口)
未舗装の道を走る事10分弱で源流の碑が見えて来た!
香川Noの先人有り!
源流の碑の前の広場に車を停めしばらく周囲を散策.....
森の中のうえに傍らに水場があるので涼しい〜
下界の暑さがウソのよう〜


▲道の駅布施ヶ坂                      ▲これぞウワサのタキユリ(カノコユリ)ですよね♪


▲本当に鹿の子模様してますね♪♪♪


▲源流の碑                        ▲源流の碑の横の水場


・ゲンノショウコ             ・ヌスビトハギ                ・サワオトギリ

am10:15源流に向かって出発!
数回、水の中をサブザブ渡り約20分で源流地点へ到着!
源流!といっても水の流れが一箇所じゃあないのでどこが源流なのかなぁ?
まぁあまり深く考えない事にしよう(笑)


▲さぁ出発〜                            ▲気持ちのよい自然林の中を歩きます


▲約20分で四万十川源流地点

源流点を後にし、さらに奥へ進む....
この山は藩政時代に御留山(おとめやま)といい土佐藩が伐採を禁止していた山!
なので自然林の宝庫だ!苔むした雰囲気が涼しさを誘う....
ウラ林道への分岐到着!
右(ウラ林道方面)へ行くと林道登山口との道に合流!
左へ行くと山頂だ!
せっかくなのでウラ林道を歩き山頂を目指す事にした。
数箇所、崩壊している場所があるが歩くのには支障が無い。
途中、展望が開け沢山の風車が見えた!これは〜?
四国カルストの風車にしては数が多いし〜^^;
せっかく登った道をどんどん下りて行く!!
分岐から約40分で林道コ−スとの合流点でもある
幽谷コ−ス槙尾根コ−スの分岐へ到着!
どちらを歩こうか〜と思ったが槙尾根コ−スと書かれた下側に
小さくオススメ!と書かれていたので槙尾根コ−スを歩く事にした。
素直な私(笑)


▲沢に沿って登って行きます....だんだん水が無くなってきました


▲ウラ林道分岐!ウラ林道を歩きます          ▲見晴らしの良い場所からは風の里公園の風車♪


・マツカゼソウ             ・コナスビ                ・ヤマズオウ

急登を登って行く....汗が吹き出る!
そりゃそうだ90mも下りたんだものまた登らなくっちゃ!
木の根有り、岩場有りでなかなか変化に富んだコ−スだ。
少し石立山のコ−スに似ているような....
キツい場所にはロ−プが掛けられてあるので安心して歩く事が出来る。


▲不入山林道登山口との合流点                ▲キツい場所にはロ−プ有り


▲こんな所を這い上がります                      ▲ブナが見えてきました!


▲岩場の急登を頑張ります                      ▲シコクママコナ

汗ビッショリで幽谷コ−スとの合流点へ出た。
ここを過ぎると見晴らしも良くなり少し気分が和らぐ....
岩をよじ登ると檜の大木!太郎坊が見えてきた。
樹齢何年いや何百年位だろう〜
太古の昔を想像しながらしばらく感慨にふける.....
ここから10分程で不入山山頂到着!
小さな祠が祭られている生憎のガスで展望は無し^^;
と、その時ガスの切れ間から異様な光景が見えた!
砕石が進む鳥形山1459mだ!
大量の良質な石灰岩が眠っているのでセメント用原料をはじめ
鉄鋼用やコンクリート骨材として利用されているとの事....
なにかやりきりない気がするのは私だけだろうか....
木陰で昼食にする。
昼食後、遠くからカミナリの音が聞こえてきたので
早めに下山する事にする。


▲太郎坊(檜の大木)


▲まだまだこんな道が続きます                    ▲やっと山頂到着


▲ガスの切れ間から見た異様な光景!鳥形山              ▲源流の碑へ向かって下山

直接、源流点へ向かって下山〜
ロ−プがかけてある急登を慎重に下りると背丈ほどのスズタケの道!
でもキレイに刈られていたので歩くのには問題無し!
(登山道整備!ありがとうございます)
ヒメシャラやブナの自然林の中を歩く。
これだけ自然林が多いという事は紅葉の時期が楽しみ♪という事じゃあ?
30分程でウラ林道との分岐点まで下りて来た!
ここからは源流点経由で登山口まで下りるのみ...
途中の源流で顔を洗う!冷たい水がとても気持ちいい〜
やっぱり夏場は水場があるコ−スに限りますね(^^♪
相変らず遠くでゴロゴロ〜
さっぱりしたところで登山口まで早足で下りる。
pm2:35どうにか雷雨にあわず登山口まで下りて来た!
源流の碑広場には県外Noの車が数台駐車中〜
(源流、目当ての観光客!)
やっぱり最後の清流!四万十川という言葉はインパクトが強い!という事でしょうね。
源流の碑を後にし元来た道を引き返す。
道の駅布施ヶ坂へ着くと同時に激しい雷雨!セ−フ!!
のんびりとアイスを食べながら雷雨が過ぎるのを待つ。
高知県の山.....土佐藩の勢力が強かった為?なのか
原生林が残っている山が多いように思う....
山歩きから少し歴史が見えてきた!
これだから山歩きは止められない..


▲見事なペア〜ヒメシャラ        ▲スズタケの中を歩きます(刈られているので平気です)



登り→赤  下り→青(GPS操作ミスの為、概念図です!)

※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)