■セトゲイが終わり静かな伊吹島へ
ここ数年、冬場は島歩きを楽しんでいる
高松沖の島も塩飽諸島も歩き、残りは「いりこ」で有名な「伊吹島」
観音寺発am7:50の船に乗るのでam7:30に観音寺港集合という事になった
観音寺港へ行くのは初めてなので余裕を持って自宅を出発すると
集合時間の30分前に着いてしまった^^;
たっぷりと時間があるので観音寺港の周りをウロウロ
ここはちゃんとキップ売り場もあるし休憩所もある
以前、塩飽諸島へ行った時はキップ売り場無し
船賃はおつりが無いように丁度の金額を払うように言われた^^;
それに比べるとかなり近代的?な港
お二人と合流しam7:50の船に乗り込んだ
この船に乗ったのは島の方以外はほとんど釣り人で
島歩き予定者はどうやら私達だけのよう・・・・・・
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▲早く着き過ぎたので観音寺港をウロウロ

▲今から乗る伊吹島行きの船が来ました
■初上陸!伊吹島
約25分で伊吹島・真浦港へ着いた
観音寺港沖約10km、燧灘のほぼ中央に浮かぶ周囲5,400m、
面積1050平方mの香川県最西端の小さな島 港へ着くとおびただしいバイクの数
どうやら坂道ばかりのこの島ではバイクが重要な交通手段のようだ
皆さん、ノーヘルで次々と走って行かれた ここ真浦港は今まで上陸した島とは全く違い活気に満ち溢れている
私達もスタート!
伊吹いりこ直売所の前を通り、まずは金田一春彦先生の歌碑へ
ここ伊吹島は日本で唯一、平安時代のアクセントを残す貴重な島だとか・・・
平安時代のアクセントって優雅なイメージがあるけど
どんなアクセントなんだろう? |

▲伊吹島・真浦港へ着きました

▲「伊吹いりこ直売所」の前から出発〜
日曜日は閉まっていました^^;

▲朝日に輝く真浦港

▲国語学者・金田一春彦先生の歌碑
伊吹島は日本で唯一、平安時代のアクセントを残す貴重な島だそうです

▲ノイバラの実
■11月なのに暑い
緩やかな坂道を登って行くとヒヨドリバナの群生地が見えてきた
群生地の側には「伊吹島アサギマダラ飛来地」と書かれた看板
島をあげてアサギマダラの保護につとめているようだ
さらに進むと「大きなイス」と書かれた案内板
興味本位で矢印の方向へ進むとどんどん海に向かって下りているでは〜
せっかくここまで来たのにもったいないと思いつつ下りると
セトゲイの作品のひとつかな?本当に大きなイスがありました
このイスに座ると何が見えるのだろう?遥か未来が見えるのかな
どんどん下ったので汗ビッショリで登り返す
本当に11月?とにかく暑い |

▲ヒヨドリバナの群生地だと思ったら「アサギマダラの飛来地」でした

▲ピオーネさんが小人に・・・・・・
いえいえイスが大きいんです^^;

▲タンキリマメの実

▲マサキの実
■三角点GET!
いよいよ本日の最大の目的?
伊吹島三角点へ向かいます
鉄砲石方面へ進むと鉄砲石の奥に二等三角点伊吹島があった
121.5m ここが伊吹島の最高地点のようです
何はともあれ三角点GET! |

▲鉄砲石と伊吹島二等三角点
ここが島の最高地点
■滝宮神社
鉄砲石から少し引き返すと滝宮神社
案内板を見みると「滝宮神社周辺は溶岩が沢山露出している」と書かれていた
と、いう事は海底火山が噴火しこの島が出来た!と、いう事でしょうか
確かに神社の周りには溶岩らしきものが点在していました
こんな風景を見ると自然のエネルギーを感じずにはいられません
滝宮神社を過ぎ、波切不動尊へ向かっていると
途中、眺めの良い場所がありました
おまけにベンチまで設置されています
これは「おやつタイム」にピッタリの場所
迷わずここで休憩です
目の前にはススキと桜並木、春来たらさぞキレイだろうなぁ〜
奥には来週歩く予定の庄内半島が見えています
ここでしばらくまったり〜 |

▲滝宮神社

▲滝宮神社周辺は溶岩が沢山露出していた
海底火山の溶岩の島

▲桜並木とススキ
奥には庄内半島

▲カタツムリと今日の「おやつ」
■波切不動尊へ
お腹も心も満たされ波切不動尊へ向かって下りていきます
お地蔵様が見守る参道沿いにはツワブキが咲き乱れ、まるでお花畑のようです
春には桜のトンネルとなり「桜まつり」が開かれるとか・・・・・
10分ほど下ると、波打ち際に手厚く祀られていました
漁船が漁に向かう時、必ず不動尊の下で停船して
大漁を願ってから出航するのだそうです |

▲波切不動尊への参道

▲波切不動尊
断崖に祀られたお不動さん

▲ツワブキのお花畑

▲ツワブキとヤマハッカ

▲タツナミソウ ▲ナガバノタチツボスミレ
■伊吹産院跡「出部屋」
波切不動尊を後に、いよいよ集落へ入って行きます
島歩きの楽しみは古い町並みを見る事
瓦や塀、作られた頃を想像し見ているだけで楽しくなります
伊吹産院跡という石柱が見えて来ました
ここは 昭和45年頃まで出産を終えた母子が共同で暮らす「出部屋」と
呼ばれる共同産室があった場所・・・・
激しい労働から解放する事により母子の健康を考えた昔の人の知恵との事
現在もこういう場所があれば「乳児虐待」という惨事は
起こらないのかも知れないと、思う私です
本当に子育ては大変・・・・・・・ |

▲眼下に北浦港

▲伊吹産院跡
昭和45年頃まで出産を終えた母子が共同で暮らす「出部屋」と
呼ばれる共同産室があった場所・・・・さぞ心強かった事でしょう

▲面白い屋根

▲ハゼの紅葉と穏やかな海

▲伊吹八幡神社
島民の氏神さま

▲泉蔵院
観音寺の塔頭(たっちゅう)の一つ泉蔵坊がはじまりだと言われています

▲漁師町らしい飾り付け

▲どこを歩いても坂ばかりの道

▲面白い壁
■迷路のような道を通り真浦港へ
民族資料館・伊吹八幡神社・泉蔵院など見所満載の伊吹島ですが
三差路が多くまるで迷路のよう・・・・・
道がわからなくなり何度地元の方に聞いた事か^^;
島の人達は嫌な顔一つせず丁寧に教えて下さいました
島の人達との会話も島歩きの楽しみ♪
海辺で昼食を食べpm1:30の船で伊吹島を後にしました
島歩き!やっぱり楽しい〜 |

▲真浦港まで戻ってきました

▲のどかな風景

▲伊吹島といえば「いりこ」
 
   
▲伊吹島ウオッチング
・ハートのベンチ・親切な道標・古い看板・ネコちゃん・商店・古民家CaffeM
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