平家ノ森 530m シキベシ四等三角点 コセリバオウレン
 ■高知県
 ■2017年2月18日(土)晴れ



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)

   明石橋am10:00-民家(大休止)am10:35-山頂への分岐am11:30
   平家の森山頂am11:45-出発pm0:05-熊押集落pm0:35
   シキベシ三角点pm1:00-石柱がある広場(昼食)pm1:10
   出発pm1:40-明石橋pm3:00

   ■歩行時間 約5時間(大休止・散策含む)



マイナー?平家ノ森へ
尖った山容で以前から気になっていた山「平家ノ森」
ガイドブックにも載っていないうえホームページでもヒットしない
その山へピオーネさんとKeitannさんが登った事があるというので案内をお願いした
大野原のいつもの場所で待ち合わせピオーネさんの車で高知へ〜
南国ICで下り、さぁ〜R195というところですが、まずは道の駅「風良里」でトイレ休憩
ふと
「モーニングバイキング」という文字が目についた
おまけに開店5分前、せっかくなので寄って行こうかと話がまとまり
腹ごしらえしていく事となった(食べる話はすぐにまとまります)
本当はすでにパンを食べていた私、本日二回目の朝食です^^;
「風良里」のバイキングは野菜を中心としたバイキング
評判通りおいしかったです
お腹も満たされたところで、やっと出発〜
R195といえば、道の駅「美良布」
またまた寄り道し今度は昼食&おやつを購入
寄り道が多く、なかなか目的地に着きません^^;
永瀬ダムに掛かる大栃橋を渡り、 やっとR195沿いの登山口に着きました
ここはトイレが完備され立派な駐車場がある
「永瀬ダム湖公園」
ここから眺める永瀬ダムや大栃橋は絶景です
明石橋を渡り、いよいよ山へ入って行きます


▲尖った山容、気になりますね〜


▲R195沿いのキレイなトイレがある駐車場に駐車し「明石橋」から出発です


▲「明石橋」から見た「大栃橋」と大比山

■苔が美しい〜
明石橋を渡り右折
斜面には数種類の屋久島の苔も素晴らしかったが
ここの苔も美しい・・・・・・苔ファン?にはたまらない場所のような気がします
手入れが行き届いた植林の中を進む
傾斜も緩く膝に優しい山、お二人によると
以前、訪れた時はバイクに乗った地元の方にお会いし道案内して頂いたとか
この道はいわゆるバイク道と呼ばれる道だそうだ
道は分岐が多く、初めて訪れると、どっちへ進んだらいいのかわからず
いわゆる迷路のような道
私は登った事があるお二人に付いて行くだけなので楽なものです
スミマセン、何もかも任せっきりで^^;


▲シダがキレイな森でした


▲手入れが行き届いた桧の植林


▲今にも落ちそうな橋
念の為に一人ずつ渡りました^^;


▲見事な石垣の横を通ります

■天王集落の民家で大休止
30分ほど登ると、つい最近まで人が住んでいたと思われる民家に着いた
軒下をお借りし大休止!目の前にはかっこいい御在所山の姿
ここの住人は毎日、御在所山を眺めながら生活していたのかな?
ここだけ時間が止まったような空間でした


▲つい最近まで住んでいたと思われる民家
軒下で休憩させて頂きました

■本日の核心部へ
大休止後、本日の核心部へ・・・・・・
いよいよ急登の始まりです
目の前に大岩が見えてきました
ロープが設置された大岩を越え
急斜面をジグザグに登って行きます
足元には落ち葉が積もり滑りそうです
やっと勾配が緩くなったと一安心したのも束の間
今度は、崩れた石段を登って行きます
ここも、また急登です^^;
奥に鳥居が見えてきました
鳥居をくぐると、須賀神社に到着です
御神体は数年前に里に下されたとの事
この急登を登り参拝していたと思うと地元の方の
信仰心の強さを感じずにはいられません


▲山頂直下の岩場
この岩場を越えて行きます


▲足場が悪い急な階段
奥に鳥居が見えています


▲立派な狛犬が迎えてくれました


▲石で築かれた須賀神社

■平家ノ森
須賀神社から更に奥へ進むとがあり
キティさんの山頂表示板があった
ハートマークまで書かれ、ますますプレートを作られた方が気になります
木々の間から永瀬ダム方面が見えるがイマイチの展望
一か所でもいいので展望が良い場所があればなぁ〜と思った
須賀神社から少し下に下りた場所に大岩があり
そこからは展望が広がっているという事で
恐る恐る、大岩にまたがり展望を眺めた
どこの集落が見えているのか幽玄な風景


▲平家の森山頂 530m


▲山頂のすぐ下にある大岩


▲大岩からの風景

■熊押(くもす)集落跡へ向かう
小休止後、熊押集落跡へ向かう
今までの急登は何だったん?という位、歩きやすい道が続く
所々、集落の跡かな?と思うような石積みや広場があった
山頂から30分ほどで、五右衛門風呂が転がった作業小屋が見えてきた
ここが熊押集落跡かな?
近くには奉産宮三教八幡宮と書かれた祠があり
真新しいしめ飾りが付けられていた
この祠は、時々参拝されていようだ


▲熊押集落へ向かいます


▲熊押集落の跡
五右衛門風呂が転がっています


▲奉産宮三教八幡宮と書かれた祠には
真新しいしめ飾りが祀られていました

■シキベシ三角点へ
せっかくここまで来たのでシキベシ三角点まで足を延ばす事にした
途中、立派な石柱があったので寄り道してみると中は広場になっていた
近くに狛犬お地蔵様があったので神社かお寺の跡のようだ
その先の四差路を右折すると広場の中に、ひっそりとシキベシ三角点があった
さらに先に、大平山があるけれど今日はここまで
石柱の広場まで引き返し昼食!
朝食も沢山食べたけど昼食もしっかりと食べます
道の駅「美良布」で買った田舎寿司がおいしい〜オススメの一品です


▲立派な石柱が見えてきました


▲石柱をくぐると広場になっていました
近くには狛犬 神社だったのでしょうか?


▲四差路を右へ入ると、シキベシ四等三角点


▲高知といえば田舎寿司
優しい味とゆずの香り・・・・・おいしい〜

■山頂をトラバースし下山
熊押集落跡から下りる道もあるようだけど
なんせか弱い女性トリオ
ここは無難に山頂をトラバースし元来た道を引き返す事にしました
登る時は膝に優しい道で、うれしい〜と思っていましたが
膝に優しい道はなかなか標高が下がりません^^;
pm3:00 やっと明石橋まで戻ってきました


▲峠?に巨木がありました


▲峠?


▲ヤブツバキがキレイに咲いていました


▲竹林の中にも祠


▲明石橋まで戻ってきました

■歴史深い山
山の中にいくつもの集落跡
そしてが沢山、残っているという事は、
昔の人の信仰心の厚さを物語っているようです
賑わっていた頃の集落は、どんな日々を送っていたのか見てみたいものです
やっと念願の山に登る事が出来たうえ
コセリバオウレンも見頃の時期に訪れる事が出来
満足の一日となりました
ピオーネさん、Keitannさん、ありがとうございました


▲R195から見た綱付森と右側は白髪山?


▲コセリバオウレン


▲苔の上にひっそりと咲いていました


▲こちらは群生


▲暗いうえに小さいので写しにくい^^;