御在所山 1079.1m
 ■高知県
 ■2018年3月3日(土)晴れのち曇り



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)



  境内の広場13:20-夫婦松13:40-展望所13:45-尻見坂13:50-山頂(小休止)14:25
  山頂14:50-尻見坂-展望所-夫婦松-境内の広場15:35

 ■歩行時間 約2時間(小休止含む)




10年振りの御在所山

午前中の散策を終え、午後から御在所山
時間も時間なので林道を走り、境内の広場から出発する事にしました。
10年前に訪れた時は未舗装でしたが今は舗装され走りやすくなっていました
ここで標高約750m、山頂が1080mなのでわずか300m位の登りです
13:20 韮生山祗神社に向けて出発〜
登山といっても今日は参拝?
いきなり古い石段を登って行きます
足場が悪いうえに結構、急登です石段の両端には立派な杉の巨木
見事な巨木なのですが、この季節、花粉症の私にはつらいものがあります^^;
薬は飲んでいましたが、鼻水とクシャミの連続
あえて杉林の中に飛び込んで行くので自業自得ですね


▲車窓から御在所山
特徴がある形なのですぐにわかります


▲境内の広場から出発
ここまで林道が延びています


▲石灯篭の上に鷹
南海地震で破損したそうです


▲石段が続きます

■夫婦松が折れていた
夫婦松と書かれた場所まで来ました
ところが夫婦の片方の松が折れています
長い年月で朽ち果てたのか台風で折れたのか
見るも無残な姿になっていました
長い間、参拝者や登山者を見守ってきた主のような松なので、さびしい限りです
夫婦松を過ぎると水場
10年前には流れてなかったようですが今回は、ちゃんと流れていました
水場の横にペットポトルが置かれていましたが
これは山頂の神社まで水を運ぶ時に使用されているのでしょうか・・・・・・
展望所まで来ました
展望所とありますが木々が生い茂り展望は、ほとんどありません
一番、年月を感じた場所です


▲夫婦松だったのですが・・・・・・・


▲破損していました


▲水場


▲以前は展望所でしたが今は木が茂り
展望はほとんどありません

■いよいよ尻見坂
展望所を過ぎると、いよいよ尻見坂です
10年も経つと、ほとんど登山道の様子は覚えていませんが
ここだけは鮮明に覚えています
名前の通り、前の人のお尻を見ながら登る急こう配
息を切らせながら休み休み登ります
登りきった場所には入山安全祈願所
勿論、参拝します


▲いよいよ尻見坂を登ります


▲ロープも掛けられています


▲入山安全祈願所で参拝

■最後の急登
入山安全祈願所を過ぎ、一登りすると束の間の足に優しい道
こんな道が続くとうれしいのですが、そういう訳にもいきませんよね^^;
また鷹が乗った石灯篭が見えてきました
ここから最後の長い長い急登です
なるべく上を見ないようにして黙々と登って行きます
石仏群を過ぎるとラストスパート
もうすぐ韮生山祗神社です


▲束の間の緩やかな道


▲この石灯篭にも鷹?


▲こちらは頭が破損しています


▲四国十八番霊場寫所?


▲石仏群


▲急登を登ります


▲やっと最後の石段

■韮生山祗神社
境内の広場から一時間弱で韮生山祗神社へ着きました************************************************
普通神社は南北方向に. 建てられるが、
御在所山.の山頂にある韮生山祇神社は
東北方向に見える高板山の方向を向いて建.立され
大山祇命. ・安徳天皇・ 清盛の弟平. 教盛が祀られている。
本殿の扉には天皇家の. 紋章である十六花弁菊と. 五三の桐が施されている。
このため、この神社は安徳天皇陵墓を拝む場所として
建てられたのではないかといわれている。
御在所山には、頂上に安徳天皇陵墓が.あるという伝説も残っており、
安徳天皇.のお付きといわれる147人の塚がある
また御在所山はもともと御宰相山と呼ばれており、
この御宰相はこの山に葬られたといわれる
門脇宰相(平教盛)からきているといわれているそうだ
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安徳天皇とは・・・・・かなり格式高い神社のようですね
本殿の扉、よく見ればよかったと後悔しています


▲韮生山祗神社


▲愛嬌がある狛犬

■山頂からの素晴らしい展望
韮生山祗神社の裏に回り込むと五在所山・三等三角点
その先に剣山系方面の大展望が広がっていました
今日、御一緒したクムトマトさんは2月13日に御在所山へ登られたそうですが
この時は展望が無かったとの事、今日は展望を楽しむ事が出来て良かったです
ここから眺める天狗塚や三嶺
ここのところの暖かさで雪が一気に融けたのでしょうか
緑の部分が多く真っ白な山々を見る事は出来ませんでした


▲御在所山山頂/五在所山・三等三角点


▲山頂からの展望
今年は雪が少ないです

■パワースポット?
韮生山祗神社の事を調べていると・・・・・・
宝暦年間に岩室山利仙院という者が奥院へ社を上げて
五在所大権現とよび、諸人禁制の場所には注連縄を引回して
そこを百四十七社権現として祀り、以来一般人も潔斎すれば
山頂に詣でることができるようになったという。
御在所山に安置されている韮生山祇神社は参拝客も少なく、
人にあまり知られていないパワースポットとの事
石で作られた鳥居は樹齢200年以上の杉に囲まれています。
人の手があまり入っていない韮生山祇神社は自然のエネルギーに囲まれ、
まるで天狗の住まう場所のように感じてくることだろう
ご利益は、開運招福・パワーチャージ・癒やし等々・・・・・・・・と書かれていた
これは何かいい事があるのかな?
ちょっと期待してしまいます
10年振りの御在所山!再度訪れる事が出来て良かったです

この日見た花達



▲菜の花・ホトケノザ・オオイヌノフグリ
春らしい風景〜


▲シロバナタンポポ


▲コセリバオウレン
終盤でしたがなんとか見る事が出来ました


▲コセリバオウレン






・南国の道の駅のからくり時計/香美市・リトルガーデンのモーニングと庭に咲く花

今回もモーニング・花散策・山登りと盛りだくさんの一日でした。
そろそろ、ゆるゆる登山からシャキッと登山に気持ちを切り替えないといけませんね^^;
お付き合い頂いた皆さん!ありがとうございました