■二ツ岳 1647.3m
 ■愛媛県
 ■2015年5月6日(水) 晴れ
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  自宅-高松西IC-川之江・三島IC-法皇トンネル-肉淵-別子登山口am7:20
  出発am7:40-稜線am8:05-峨蔵越(小休止)am9:45-鯛の頭(小休止)am10:55
  山頂(昼食)pm0:00-出発pm0:40-峨蔵越(小休止)pm2:05-別子登山口pm3:40

  ■歩行時間約8時間(小休止・昼食・花散策含む)



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)


   


二ツ岳リベンジ!

GW最終日、今日もいい天気
先日、悪天候の為、急遽予定変更し登る事が出来なかった二ツ岳へ行く事にした
二ツ岳へ行くのは二度目、前回は中ノ川登山口から登ったので
今回は別子登山口から登る事にしました
法皇トンネルを抜け肉淵集落を目指す
肉淵バス停から峨蔵林道に入ると四国の山にしては珍しく
登山口までキレイな舗装道だった
登山口手前の広くなった路肩に駐車され単独の男性が先行された
手前に駐車!とは登山口は満車?こんな早い時間なのに^^;
恐る恐る登山口がある林道終点まで行くと私達の車が゛一番乗り゛
先行された方はなぜ手前に駐車したんだろう?
am7:40 鉄の階段を登り出発〜〜
初めての道なのでワクワク♪


▲新緑の中、別子登山口より出発です!

■気持ちのよいグリーンシャワーの中を歩く
まずは植林の中の急登です
薄暗い中をジグザグに登って行きます
早くも汗ビッショリ!先が思いやられます
30分弱で稜線に出た
ここからは自然林のステキな道
おまけにほとんどアップダウンが無い水平道
数ヵ所、小さな沢を横切ります
足元には可憐な山野草、上を見るとミツバツツジ
足取りも軽く進んで行きます
途中、5人ほどのパーティと御夫婦にお会いしました
後になって、この時にお会いした御夫婦が
エントツ山さんの掲示板で時々お見かけする
吉備路の極楽とんぼさんという事がわかりました
山の世界は狭いものです
先行された単独の男性が下りて来られました
「早いですね」と声をかけると
「アケボノツツジが全く咲いていないので峨蔵越付近から引き返して来た」との事
やっぱり今年はどこの山も裏年なのかな


▲30分弱で稜線に出ました


▲吸い込まれそうなグリーンシャワー


▲マルバコンロンソウ


▲稜線が見えてきました
まだまだ遠いなぁ〜


▲タチツボスミレ


▲登山道沿にビッシリとタチツボスミレ


▲小さな沢を何度か渡ります


▲歩きやすい道が続きます


▲ニリンソウ


▲オオカメノキ


▲アケボノツツジ遠望

■峨蔵越のアケボノツツジは?
登山口から二時間強で峨蔵越に到着
9年前に歩いた時に峨蔵越のアケボノツツジが見事だったという印象が強く
ピンク色に染まった峨蔵越を期待していましたが
残念ながらほとんど花はありません^^;
訪れる時期が遅かったのか沢山の花弁が散っています
ここで小休止・・・・・・今からの登りに備えます
ストックを片づけ、いよいよ本日の核心部、岩場歩きのスタートです


▲二時間強で峨蔵越到着


▲アケボノツツジとミツバツツジの競演
奥に見えるのは赤星山


▲山頂はまだ遠い^^;


▲アルミのハシゴを慎重に登ります

■鯛の頭
峨蔵越から岩を越えハシゴを登り
やっと鯛の頭までやってきました
以前歩いた時はここまで来るのにバテバテで大休止した場所です
今日は心地良い風もあり、またゆっくりペースで歩いたのでまだ余裕です
ここを訪れるのが初めてというKeitannさんは早速、鯛の頭を登り始めました
岩場が大好きなKeitannさん、岩場を見る足が向くそうです
逆に私は岩場が苦手、ついつい腰がひけてしまいます^^;


▲鯛の頭


▲鯛の頭を登るKeitannさん

■いよいよ山頂へ
あまりにも有名な「ここから先は命がけ」の道標が見えてきました
否が応でも気持ちが引き締まり、一歩一歩確実に足を進めます
ここまで頑張ってきた御褒美でしょうか?
目の前に花付きの良いアケボノツツジが見えてきました
この日一番のアケボノツツジかも知れません
青空にピンク色が映えます
丁度12時山頂到着です
山頂は樹木に覆われ鬱蒼としているので先にある展望の良い岩場で昼食です
エビラ山へ続く稜線がど迫力で迫ってきます
ツギハギでも、いつかは歩いてみたい稜線です


▲まだ残っていました「ここから先は命がけ」の道標


▲ロープもあります


▲ヒカゲツツジが咲いていました


▲一番花付きがよかったアケボノツツジ


▲もう一枚


▲慎重に慎重に登り切ると


▲二ツ岳山頂


▲エビラ山へ続く稜線


▲山頂の見晴らしの良い岩場からの風景

■慎重に下山
40分ほど展望を楽しみ、いよいよ下山です
こういう岩場が連続する下りは
登るより下りる方がより一層の注意が必要です
慎重に、慎重に下りて行きます
三日前に登った赤星へ続く稜線が何ともいえず素晴らしく
思わず見とれてしまいました
鯛の頭を通過し四国の槍ヶ岳を過ぎると、やっと峨蔵越まで戻ってきました
ここまで下りてくると一安心
ここでしまっていたストックを出します
後はほぼ水平道を歩き植林をやり過ごすと登山口着です
この時に残っていた岡山ナンバ−の車が
吉備路の極楽とんぼさんの車だったとは不思議なご縁を感じました


▲下りはより一層、注意しながら歩きます


▲枝ぶりの良い、アケボノツツジと青空


▲アケボノツツジにはやっぱり青空が似合います


▲赤星へ続く稜線
いつかは歩いてみたい・・・・・・


▲鯛の頭付近まで下りてきました


▲二ツ岳の槍?


▲岩場を慎重に下ります


▲なんとか峨蔵越まで戻ってきました


▲ひときわピンクが濃いミツバツツジ


▲登山口まで戻ってきました


▲川の淵に咲くキシツツジ

■贅沢なGWも終了〜
今年のGWは五日間のうち三日も山三昧でした
それも三日間共、川之江伊予三島で下りたとは前代未聞
忘れられない充実したGWになりました
久しぶりの二ツ岳!変化に富んだいい山でした
紅葉の季節も楽しみです

二ツ岳に咲いていた花達♪


・ツクバネソウ   ・ホウチャクソウ   ・サイコクサバノオ   ・ヤマエンゴサク

・エンレイソウ     ・ワチガイソウ   ・ミヤマカタバミ     ・シコクナベワリ

・上記以外に、コチャルメルソウ、マイヅルソウ、ミヤマハコベ、シロバナネコノメソウ
コヨウラクツツジ、クロフネサイシン他