船窪のオンツツジと高越山(こうつざん)1133m
 ■徳島県
 
2005年5月14日(土)晴れ



自宅-R193-脇町-山川町-R192-県道248号線-徳島県立少年自然の家
つつじ園駐車場-船窪ツツジ園-立石峠-高越寺-高越山山頂
立石峠(昼食)-船窪ツツジ園-駐車場





船窪のオンツツジがそろそろ見頃を迎えている頃..と思い高越山へ行く事にした。
そろそろ満開の時期だが冬の寒さの影響で今年の植物は少々遅れ気味...
また「まだ咲き始めです...」情報を出さないといけないかなぁ?と思いつつ
県道248号線を徳島県立少年自然の家を目指す...
途中、ふいご温泉入り口につつじ公園の開花予報「満開!」と出ていた。
やった!!今回は「まだ」情報を出さなくても良さそう(^^♪
くねくね道を走りAM9時「船窪つつじ公園」駐車場到着!
広い駐車場に、まだ車数台...なぜか香川Noが多い(私達もだけど..)
車を停め公園まで歩く...道の両側は春の花が咲き誇っている♪
なんかピンク色が見えてきた〜
公園到着!!





おお〜っ想像以上に広〜い!圧巻!!
こりゃ国の天然記念物!というのも納得

霊峰高越山(標高1133m)から奥野々山(標高1159m)に通ずる峰筋の船底形の窪地に
当たるので、古来船窪という。かつては、その面積10haに及ぶ全域に天然のツツジが群生していた。
1963年(昭和38年)6月、県から「船窪ツヅシの自然群生地」の名で天然記念物に指定され1985年
(昭60年)10月26日には「船窪のオンツツジ群落」として国指定の天然記念物となる。
「位置」徳島県吉野川市山川町奥野井387-1(通称 船窪)
「標高」1060m
「面積」東西約500m 南北60m 約3ha
○オンツツジ(落葉低木) 
 船窪のオンツツジ群落は約1200株のツツジ類が群生している。その中でオンツツジが約80%を
 占めている。中には樹齢300年を越えるもの高さ約6mに及ぶものもあり1株から20数本の主幹を
 持つ巨大なオンツヅシも多く1株で6畳の広さをおおうのも船窪の特徴で、これに匹敵する群落は
 西日本中どこにも見当たらない。また学術上貴重で国の因縁記念物に指定されその保存を図って
 いる。
 葉芽と花が同時に開くため緑の若葉とピンクや赤い花のコントラストがすばらしい!
 葉は5〜8cmの卵円形、枝先に3個輪生状につく。5月中、下旬に枝先に朱赤色の花が2,3個咲く。
 おしべは、10個...
 花言葉..赤系ツツジ「恋の喜び」白系ツツジ「初恋」
 和名の雄(オン)ツツジはその樹形が男性的という事に由来
                                吉野川市・商工観光課・教育委員会資料より











オンツツジを堪能後、立石峠へ向かう...
展望台?からは真っ赤に染まったツツジ園を望む事が出来る...
霞んでいて残念^^;






立石峠を後にし高越山へ...
キレイに整備されたコンクリ−ト道を進む。
「これより霊域...」と書かれた大きな門が見えてきた。
門をくぐり参道へ入る...新緑が美しい道を進む..高越寺まで20分と書かれてある。





高越寺到着!
境内には、シャクナゲや紅白のドウダンツツジが咲き誇り、まさしく「花の寺」!
といった感じ...
境内から吉野川が流れる山川町内を一望できる。






▲ドウダンツツジ                  ▲ベニドウダン

参拝後、神社の階段を登り山頂へ向かう...
立派な杉林..樹齢何年位だろう?
山頂到着!
山頂には弘法大師の像...思ったより小柄...
記念撮影後、元来た道を引き返そうとしたら山頂で食事をされていた方が
「銅像の裏手から戻れますよ!」と教えて頂いた。





教えて頂いた道を進むと、もう一ヶ所神社が見えてきた!
「金剛蔵王大権現」と書かれている...
二つ目の神社を過ぎ雑木林の間を歩いて行くと、最初通った大きな門の横へ出てきた。
立石峠へ戻り昼食♪
昼食後、ツツジ公園の横を通り駐車場へ戻る...
車の数が増え、ほぼ満車状態!!
朝、早く来て正解だったようです(^_^)v
今回はツツジを見る事がメインだった為、プチ山歩きになってしまいました...
次回は、表参道から登らなくっちゃ!!


 


周辺に咲いていた草花

  
・ツボスミレ                 ・トキワハゼ            ・ミヤコハコベ? 
  
・ヤマエンゴサク              ・ネコノメソウ              ・フウロケマン
  
・タチツボスミレ?           ・タニギキョウ                 ・カキドオシ