蟠蛇ヶ森(朽木峠) 769.3m
 ■高知県
 ■2016年1月16日(土)快晴
 ■
地図 クリックしてね



※この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平17総使、第596号)

  川の内登山口am10:00-朽木峠(小休止)am10:30-出発am10:35
  万朶森一等三角点-am11:25-蟠蛇ヶ森山頂(大休止)am11:30
  出発pm0:45-ベンチがある展望所(小休止)pm2:00-雪割桜pm2:25
  駐車地点pm2:40-車回送-川の内登山口

  ■歩行時間 約4時間30分(大休止含む)



川の内登山口から出発

「蟠蛇森」とは蛇(へび)が蟠(とぐろ)を巻いている森と書きます。
名前の言い伝えは、その昔、山に大蛇がいて美しい乙女に化け、
住民を惑わかし恐れられていたことから、誰言うことなく歳月が流れ、
蟠蛇森と名付けるようになってきたとのことです。
そして、東側の中腹には、その大蛇が住んでいたと云われる
直径が3メートル以上もある直下に伸びた、空谷(からたに)の「蛇穴」があります。
【あそう村だよりより】

蟠蛇ヶ森を歩くのは三回目
過去二回は桑田山神社から歩いた
今回は
竜馬脱藩の道として有名な朽木峠を経由し歩く事となった
あわよくば
雪割り桜も見る事が出来ればいいなぁ〜と
車二台で欲張り縦走する事にした
土地感の無い私達だけでは心もとなかったが
高知在住の
アカリプタさんクムトマトさんのおかげで
車の配車もバッチリ
今日は、高知からアカリプタさん、クムトマトさん
香川から、え〜ちゃん、Keitannさん、ピオーネさん、そして私の6人パーティです
川の内登山口手前の広い場所に一台駐車しスタート
登山口まで歩いていると、
Oさんの車が通りかかった
後続車を見ると、
はるちゃん達まで・・・・・・・・
この季節に蟠蛇ヶ森を歩くのは私達だけだと思っていただけにビックリ!
楽しい一日になりそうです


▲川の内登山口手前の広くなった場所に駐車し出発です

■竜馬脱藩の道を歩き朽木峠へ
登山口へ入ると「脱藩の道」の案内板
そうなんです。ここから朽木峠までは竜馬脱藩の道として有名な場所
標高554メートルの朽木峠(くちのきとうげ)を境にして、
佐川町と旧葉山村を結ぶこの道は、
藩政時代から明治まで幹線道路として人々が往来していたそうです
文久2年(1862年)3月24日、高知を出立した坂本龍馬は、
翌25日の早朝小雨の降る中、この朽木峠を駆け抜け土佐藩を脱藩したとの事
そんな事を考えながら歩くとなかなか感慨深いものがあります


▲竜馬脱藩の道を通って朽木峠へ向かいます


▲脱藩の道としてよく整備されています


▲歩きやすい道が続きます


▲脱藩の道にちなんだ石碑

■朽木峠
登山口から約30分で朽木峠
峠にはベンチや展望台まで設置され至れり尽くせりです
また関所を模した門まで設置され幕末ムードたっぷり
展望台があったので登ろうと思い近くまで行くと
体重200kg以上の方はダイエット後、お越し下さい!と書かれていた
思わず苦笑い^^;
3人ずつ登ってみる事にしました
展望台からは正面にいわくつき?の鶴松森
奥に不入山が見えました。空気が澄んでいる時は石鎚も見えるようです


▲朽木峠が見えてきました
奥に展望台も見えます


▲関所・葉山藩と書かれていますが・・・・・・


▲展望台の前にこんな注意板がありました^^;


▲展望台からの風景
手前が鶴松森、奥に尖っているのが不入山

■山頂へ
竜馬脱藩の道を後にし山頂へ向かいます
ここからがこのルート一の急登
急登といっても全体的には歩きやすい道
自然林の間からのこもれびが気持ちよかった〜
石灰岩がゴロゴロと現れ出すと万朶森一等三角点
三角点を過ぎると、まるで広場のような山頂到着です
早速、展望台に登り石鎚方面を眺めましたが
思ったより積雪量は少なそう〜
霧氷登山に心が揺れていた私、少し胸をなでおろしました^^;
春を通り越して初夏のような山頂で昼食です
クムトマトさんが全員分の水を担ぎあげて下さったので
熱々のコーヒーを頂く事が出来、感謝です
ポカポカ陽気の中、まったりとしていると
はるちゃん達が来られたので記念撮影
三角点の近くに石鎚神社があるという事を教えて頂き
早速、見に行ってみました
こんな場所、教えて頂かないとわからない場所
石灰岩の岩場にひっそりと祀られていました


▲石灰岩が出てくると山頂が近い・・・・・・


▲万朶森一等三角点


▲山頂は広場になっています


▲山頂から須崎湾


▲山頂広場で大休止



▲山頂ウオッチング


▲石鎚神社
『星の落ちた跡』と昔からの言い伝えがあるそうです


▲こんな場所にあります


▲はるちゃん御一行様と記念撮影
※クムトマトさん勝手に画像を使用させて頂きましたm(__)m

■桑田山神社方面へ下山・・・・雪割り桜は?
一時間以上もまったりし、いよいよ下山です
車道を何度か横切りながら下りて行きます
狭くて歩きにくい道、苦手な道です^^;
登りよりも汗を掻き掻き、なんとかベンチがある展望所まで下りてきました
ここから眺める風景!どこかのんびりしていて大好きな風景
まるで時間が止まっているかのように錯覚する場所です
雪割り桜の場所まで下りてきましたが・・・・・・・・・・
あれっ、一輪も咲いていません^^;
今年は暖冬なので気が早い花が一輪くらい咲いているのでは?
と期待していましたが残念・・・・・・・・


▲桑田山方面に下山です


▲途中の展望所から
あまりにも天気が良すぎて霞んでいます


▲山と山の間に細長く集落があります


▲ヤブツバキが青空に映えます


▲コショウの花


▲菜の花と奥に集落


▲菜の花?カラシナ?


▲ここで小休止


▲菜の花と山々


▲今度は小夏?と集落


▲雪割桜まで下りてきましたが・・・・・^^;

■山麓を歩き駐車地点へ
先程までいた蟠蛇ヶ森を眺めながら駐車地点までのんびりと歩きます
この時間になっても雲ひとつない青空
配車した車を回収し次は花散策へGO!
今年も可憐な花を見る事が出来、大満足
朝から、夕方まで御一緒頂いた皆さん!
ありがとうございました
「竜馬脱藩の道」続きも姉いてみたいものです


▲ガードレールに吊るされた大根


▲蟠蛇ヶ森を眺めながら駐車地点まで歩きます


▲シコクバイカオウレン


▲ユキワリイチゲ